ニコン、ニコンFXフォーマット対応デジタル一眼レフカメラ「ニコン D750」、チルト液晶と無線LANを採用
ニコンは、ニコンFXフォーマット(35mmフルサイズ)モデルとして初めてチルト式液晶モニタと無線LAN機能を搭載したデジタル一眼レフカメラ「ニコン D750」を、9月25日から順次発売する。
有効画素数2432万画素のニコンFXフォーマットCMOSセンサを搭載したデジタル一眼レフカメラ。幅広いダイナミックレンジや滑らかな階調表現、ノイズの少ないすぐれた高感度性能を備えたCMOSセンサと、新たなアルゴリズムを採用し、高い鮮鋭感を保ちながら暗部の黒浮き、静止画の色ノイズ、動画のランダムノイズを効果的に低減する画像処理エンジン「EXPEED 4」との組み合わせによって、高品位な画質を実現した。
常用感度はISO100~12800で、暗い場所でも美しい写真を残すことができる。特に、高感度時のクリアな画質は上位機「D810」を上回る。また、動画撮影時にもすぐれた高感度性能を発揮する。
91KピクセルRGBセンサによって撮影シーンを分析し、自動制御機能の精度を高めることで、AF(オートフォーカス)の正確な被写体追尾や、ハイライト部を考慮した露出制御、高精度なホワイトバランスなどを実現する「アドバンストシーン認識システム」を備える。さらに、撮像素子で得た情報を利用して、動画撮影を含むライブビュー時の露出とAFの制御精度などを向上する。
このほか、画面内の最も明るい領域を自動検出して露出を制御する「ハイライト重点測光」や、被写体を的確に捉える高密度51点AFシステム、視野率約100%の光学ファインダーを搭載。最高で毎秒約6.5コマ、最大100コマの高速連続撮影に対応する。
動画撮影機能は、動画ライブビューや動画撮影時に絞り設定を滑らかに調整できる「パワー絞り」や、外部HDMIレコーダーへの非圧縮映像出力と、1080/60pのフルHDでのカメラ内メモリカードへの同時記録、「風切り音低減」と「録音帯域」の設定など、高度な機能を備える。
外装が骨格を兼ねることで内部構造を堅固に守るモノコック構造を、ニコンFXフォーマットモデルで初めて採用。撮像ユニットなど、重要な機構を実装する前ボディと前面のカバーには炭素繊維複合素材を、背面カバーと上面カバーにはマグネシウム合金を採用し、軽量ながら高い強度・剛性を確保した。
電子部品を実装する統合基板と撮像ユニットは、ほぼ同一面に配置。駆動系ユニット配置の最適化などによって、大幅に薄型化し、深く持ちやすいグリップでホールド性を高めた。また、本体各所に効果的なシーリングを施すことで、「D810」と同等の高い防じん・防滴性能を実現している。
背面には、ニコンFXフォーマットモデル初のチルト式液晶モニタを搭載。上向き最大約90°から、下向き最大約75°の範囲で調整できる。独自の3軸ヒンジ構造によって、上向き展開時には徐々に手前にせり出すようにしているので、約90°まで動かしても接眼部にさえぎられてモニタが見えにくくなることはない。下向き展開時はモニタ部がスイングバックするので、三脚に取りつけたままでもスムーズに展開する。
無線LAN機能はIEEE802.11b/gに準拠し、スマートフォン/タブレット端末などの機器との双方向ワイヤレス通信ができ、撮影データの転送やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを利用した共有にも対応する。また、スマートデバイスのディスプレイをライブビュー画面として使えるので、自分撮りや記念撮影、遠隔撮影など、さまざまな撮影ができる。
対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、UHS-Iメディアにも対応する。メモリカードスロットは2基で、メモリカードの順次記録、同時記録、RAW+JPEG分割記録、カード間コピーができる。サイズは幅140.5×高さ113.0×奥行き78.0mmで、ボディ単体の重さは約840g。
ボディ単体の価格はオープンで、税別の実勢価格は23万円前後の見込み。「AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR」が付属する「D750 24-85 VR レンズキット」の価格はオープンで、税別の実勢価格は28万5000円前後の見込み。9月25日に発売する。発売日は9月25日。
「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」が付属する「D750 24-120 VR レンズキット」の価格はオープンで、税別の実勢価格は30万8000円前後の見込み。10月中旬に発売する。
ニコン D750(AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR装着時)
有効画素数2432万画素のニコンFXフォーマットCMOSセンサを搭載したデジタル一眼レフカメラ。幅広いダイナミックレンジや滑らかな階調表現、ノイズの少ないすぐれた高感度性能を備えたCMOSセンサと、新たなアルゴリズムを採用し、高い鮮鋭感を保ちながら暗部の黒浮き、静止画の色ノイズ、動画のランダムノイズを効果的に低減する画像処理エンジン「EXPEED 4」との組み合わせによって、高品位な画質を実現した。
常用感度はISO100~12800で、暗い場所でも美しい写真を残すことができる。特に、高感度時のクリアな画質は上位機「D810」を上回る。また、動画撮影時にもすぐれた高感度性能を発揮する。
91KピクセルRGBセンサによって撮影シーンを分析し、自動制御機能の精度を高めることで、AF(オートフォーカス)の正確な被写体追尾や、ハイライト部を考慮した露出制御、高精度なホワイトバランスなどを実現する「アドバンストシーン認識システム」を備える。さらに、撮像素子で得た情報を利用して、動画撮影を含むライブビュー時の露出とAFの制御精度などを向上する。
このほか、画面内の最も明るい領域を自動検出して露出を制御する「ハイライト重点測光」や、被写体を的確に捉える高密度51点AFシステム、視野率約100%の光学ファインダーを搭載。最高で毎秒約6.5コマ、最大100コマの高速連続撮影に対応する。
動画撮影機能は、動画ライブビューや動画撮影時に絞り設定を滑らかに調整できる「パワー絞り」や、外部HDMIレコーダーへの非圧縮映像出力と、1080/60pのフルHDでのカメラ内メモリカードへの同時記録、「風切り音低減」と「録音帯域」の設定など、高度な機能を備える。
外装が骨格を兼ねることで内部構造を堅固に守るモノコック構造を、ニコンFXフォーマットモデルで初めて採用。撮像ユニットなど、重要な機構を実装する前ボディと前面のカバーには炭素繊維複合素材を、背面カバーと上面カバーにはマグネシウム合金を採用し、軽量ながら高い強度・剛性を確保した。
電子部品を実装する統合基板と撮像ユニットは、ほぼ同一面に配置。駆動系ユニット配置の最適化などによって、大幅に薄型化し、深く持ちやすいグリップでホールド性を高めた。また、本体各所に効果的なシーリングを施すことで、「D810」と同等の高い防じん・防滴性能を実現している。
背面には、ニコンFXフォーマットモデル初のチルト式液晶モニタを搭載。上向き最大約90°から、下向き最大約75°の範囲で調整できる。独自の3軸ヒンジ構造によって、上向き展開時には徐々に手前にせり出すようにしているので、約90°まで動かしても接眼部にさえぎられてモニタが見えにくくなることはない。下向き展開時はモニタ部がスイングバックするので、三脚に取りつけたままでもスムーズに展開する。
無線LAN機能はIEEE802.11b/gに準拠し、スマートフォン/タブレット端末などの機器との双方向ワイヤレス通信ができ、撮影データの転送やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを利用した共有にも対応する。また、スマートデバイスのディスプレイをライブビュー画面として使えるので、自分撮りや記念撮影、遠隔撮影など、さまざまな撮影ができる。
対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、UHS-Iメディアにも対応する。メモリカードスロットは2基で、メモリカードの順次記録、同時記録、RAW+JPEG分割記録、カード間コピーができる。サイズは幅140.5×高さ113.0×奥行き78.0mmで、ボディ単体の重さは約840g。
ボディ単体の価格はオープンで、税別の実勢価格は23万円前後の見込み。「AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR」が付属する「D750 24-85 VR レンズキット」の価格はオープンで、税別の実勢価格は28万5000円前後の見込み。9月25日に発売する。発売日は9月25日。
「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」が付属する「D750 24-120 VR レンズキット」の価格はオープンで、税別の実勢価格は30万8000円前後の見込み。10月中旬に発売する。