• ホーム
  • ライフスタイル
  • ソニー、7.1chスピーカー構成のサウンドバー「HT-ST5」、視聴スタイルに合わせたサラウンドモード切替に対応

ソニー、7.1chスピーカー構成のサウンドバー「HT-ST5」、視聴スタイルに合わせたサラウンドモード切替に対応

ニュース

2014/09/08 20:37

 ソニーは、7.1chのスピーカー構成で、映画のリアルな臨場感を手軽に再現できるサウンドバー「HT-ST5」を、10月31日に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は7万4000円前後の見込み。

HT-ST5

HT-ST5

 テレビの前にバースピーカー部を置き、好みの場所にワイヤレスサブウーファーを設置するだけで、迫力あるサラウンド音声を楽しむことができるホームシアターシステム。

 サラウンドモードは、「SURROUND 1(ワイドモード)」と「SURROUND 2(フォーカスモード)」の2種類を搭載。家族とソファでくつろいで視聴するときは広範囲で音の広がりを楽しめる「SURROUND 1」と、一人で集中して視聴するときは、特定位置で後方からの飛び交い音の再現性を高め、包みこむようなサラウンドを実現する「SURROUND 2」を使い分けることができる。 

「SURROUND 1(ワイドモード)」、「SURROUND 2(フォーカスモード)」のイメージ

「SURROUND 1(ワイドモード)」(左)、「SURROUND 2(フォーカスモード)」のイメージ

 バースピーカー部の大口径60mmスピーカーユニット×7基で、幅広い音域の広がりをより豊かに表現。振動板には、軽量で高い強度の発泡マイカを採用し、音の立ち上がりの鋭く再現する。複数のスピーカーを近接して配置することによって、より豊かな音の迫力や広がりを生み出す。

 前方のスピーカーだけで仮想的にサラウンドの広がりを再現する「S-Force PROフロントサラウンド」技術に、複数のスピーカーで広範囲に音を制御する波面制御技術を採用することで、7基のスピーカーからの音の干渉を利用し、左右の耳それぞれに届ける音を際立たせて、映画の音の定位感をより広範囲で再現する。

 このほか、7.1chスピーカーを独立駆動するデジタルアンプ「S-Master」が、チャンネル間の音の干渉や濁りを抑え、高純度の再生を実現。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとの連携によって、映画のセリフや音楽、効果音をより高品位に再現するようチューニングを施した。さらに、ソニー・コンピュータエンタテインメントとの連携で、ゲーム時のサラウンド効果をよりリアルに再現する。

 実用最大出力は、フロントが40W+40W、センター/サラウンドが40W×5、サブウーファーが100W。インターフェースは、HDMI入力×3、光デジタル入力×2、アナログ音声入力×1、HDMI出力×1を搭載し、テレビやBD(ブルーレイディスク)レコーダーなど、さまざまな機器との接続や、テレビリモコンによる連動操作に対応する。また、Bluetoothによるワイヤレス音楽再生に対応し、NFC(近距離無線通信)対応スマートフォンとワンタッチでペアリングや再生ができる。