高性能SIMフリースマートフォン「Ascend P7」 上級ユーザーも大満足!
ファーウェイ・ジャパンは、9月5日、SIMフリースマートフォンの第二弾「Ascend P7」を発売した。ファーウェイの「Pシリーズ」といえば、スタイリッシュなデザインが特徴で、「Ascend P7」は欧州で権威のある「EISAアワード 2014-2015」の「ヨーロピアン・コンシューマー・スマートフォン」大賞を受賞した。さらに、5月のグローバル販売からすでに200万台を出荷している。注目の「Ascend P7」がどのような進化を遂げたのか。いち早く確かめた。
前モデル「Ascend P6」のデザインを踏襲した「Ascend P7」。違いは液晶のサイズだ。「Ascend P6」が4.7インチだったのに対し、「Ascend P7」は5.0インチと大型化した。ところが手に取ってみると、それほど大型化した感じがしない。「Ascend P7」は、画面横のフレーム幅がわずか2.97mmと極細の狭額縁フレームを採用。前面のうちディスプレイが占める割合は72.16%と高く、ほぼディスプレイ、といった印象を受ける。
解像度はフルHD解像度(1080×1920ドット)で、写真や動画を非常に精細に表示する。色鮮やかさも際立っている。YouTubeの動画を視聴したところ、映像は非常にクリアで、迫力満点で楽しめた。ディスプレイと背面パネルには、タフ性能に定評のある米コーニングのゴリラガラス3を採用し、キズがつきにくい。背面もゴリラガラス3を採用し、その下の7層構造が光の反射で美しい波紋模様を浮かび上がらせる。
基本スペックをチェックしよう。サイズは幅68.8×高さ139.8×厚さ6.5mmで、重さは約124g。5インチの大型液晶を搭載しているのに、手のひらに収まるコンパクトサイズだ。
CPUには、クアッドコア動作のHisilicon Kirin 910Tを採用。1.8GHz駆動で、パフォーマンスも十分だ。2GBのメモリ(RAM)、16GBのストレージ(ROM)を内蔵し、microSDカードは32GBまで装着できる。バッテリ容量は2500mAh。Androidのバージョンは最新の4.4.2 KitKatだ。
ディスプレイや本体重量などとあわせて、いまやスマートフォンを選ぶときの決め手の一つになるカメラ機能。「Ascend P7」は、メインカメラ、サブカメラともハイスペックだ。
メインカメラに、ソニー製の1300万画素の裏面照射型CMOSセンサ、独立したISP(Image Signal Processor)、ハードウェアHDR(ハイダイナミックレンジ合成)を搭載。F2.0の明るい5枚非球面レンズで、夜景や暗い室内でも美しく撮影できる。
スタンバイ状態から約1.2秒で撮影する「ウルトラスナップショット」を備える。スタンバイ状態のままでのボリュームボタンの「-」ボタンをダブルクリックするとカメラが起動し、シャッターを切る。決定的な瞬間を逃すことがない。
動く被写体を撮るには「ベストショット」が便利だ。メニューからベストショットを選択しシャッターを切ると連続で10コマの連写ができる。さらに10枚のなかからよい画像を自動で選んで表示してくれる。子どもやペットを撮るときや、動きの速い被写体を撮るときにぜひ活用したい。
サブカメラは、35mm換算で約30mm相当の、広角80°の800万画素カメラを搭載する。セルフタイマーモードで、シャッターボタンをタップした後、視線や表情をつくることができた。セルフタイマーでカウントダウンをしている間は右上部にプレビュー画面が表示される。このプレビュー画面を見ていると視線が安定するほか、カメラ目線の写真を撮影できる。
サブカメラの機能で便利なのが、パノラマ撮影ができる「パノラマセルフィ」モードだ。最初の一枚を撮った後に、画面の指示に沿って左、右とカメラを動かすことで自動的に合成し、自然なパノラマ写真を撮ることができる。大人数で集合写真を撮ったり、旅行先などの観光スポットを背景にした写真を撮ったりと、活躍する機会は多そうだ。
このほか、メインカメラ、サブカメラとも10秒の音声を一緒に記録する音声写真機能や、音声でシャッターを切る機能など搭載。カメラ機能を重視する人が十分満足できる性能を備える。
「Ascend P7」の魅力は、高性能CPUに代表されるハイスペックと上質なデザイン、そして豊富なカメラ機能だけではない。SIMフリー端末なので、MVNO(仮想移動体通信事業者)の格安プランと組み合わせれば、データ通信専用SIMで月額1000円程度、音声通話つきSIMでも月額2000円程度から利用できるのだ。「Ascend P7」はメインで使うスマートフォンとして、大活躍することは間違いなしだ。(デジタル家電ライター/コヤマタカヒロ)
ファーウェイの「Ascend P7」
狭額縁で液晶の大型化と本体の小型化を実現
前モデル「Ascend P6」のデザインを踏襲した「Ascend P7」。違いは液晶のサイズだ。「Ascend P6」が4.7インチだったのに対し、「Ascend P7」は5.0インチと大型化した。ところが手に取ってみると、それほど大型化した感じがしない。「Ascend P7」は、画面横のフレーム幅がわずか2.97mmと極細の狭額縁フレームを採用。前面のうちディスプレイが占める割合は72.16%と高く、ほぼディスプレイ、といった印象を受ける。
狭額縁のボディデザインで前面一杯に写真が表示できる
解像度はフルHD解像度(1080×1920ドット)で、写真や動画を非常に精細に表示する。色鮮やかさも際立っている。YouTubeの動画を視聴したところ、映像は非常にクリアで、迫力満点で楽しめた。ディスプレイと背面パネルには、タフ性能に定評のある米コーニングのゴリラガラス3を採用し、キズがつきにくい。背面もゴリラガラス3を採用し、その下の7層構造が光の反射で美しい波紋模様を浮かび上がらせる。
バックパネルは光の反射で美しい波紋模様が浮かび上がる
基本スペックをチェックしよう。サイズは幅68.8×高さ139.8×厚さ6.5mmで、重さは約124g。5インチの大型液晶を搭載しているのに、手のひらに収まるコンパクトサイズだ。
本体右側に電源ボタン、ボリュームボタン、スロットなどを配置。microUSB端子は本体底面だ
CPUには、クアッドコア動作のHisilicon Kirin 910Tを採用。1.8GHz駆動で、パフォーマンスも十分だ。2GBのメモリ(RAM)、16GBのストレージ(ROM)を内蔵し、microSDカードは32GBまで装着できる。バッテリ容量は2500mAh。Androidのバージョンは最新の4.4.2 KitKatだ。
撮りたいときにすぐ取れるメインカメラ サブカメラでパノラマ撮影も
ディスプレイや本体重量などとあわせて、いまやスマートフォンを選ぶときの決め手の一つになるカメラ機能。「Ascend P7」は、メインカメラ、サブカメラともハイスペックだ。
背面カメラにはソニー製の1300万画素裏面照射型CMOSセンサを搭載する
メインカメラに、ソニー製の1300万画素の裏面照射型CMOSセンサ、独立したISP(Image Signal Processor)、ハードウェアHDR(ハイダイナミックレンジ合成)を搭載。F2.0の明るい5枚非球面レンズで、夜景や暗い室内でも美しく撮影できる。
メインカメラで東京駅を撮影。明るい環境だったが白飛びも少なめだ
花の鮮やかな色も再現する
スタンバイ状態から約1.2秒で撮影する「ウルトラスナップショット」を備える。スタンバイ状態のままでのボリュームボタンの「-」ボタンをダブルクリックするとカメラが起動し、シャッターを切る。決定的な瞬間を逃すことがない。
動く被写体を撮るには「ベストショット」が便利だ。メニューからベストショットを選択しシャッターを切ると連続で10コマの連写ができる。さらに10枚のなかからよい画像を自動で選んで表示してくれる。子どもやペットを撮るときや、動きの速い被写体を撮るときにぜひ活用したい。
サブカメラは、35mm換算で約30mm相当の、広角80°の800万画素カメラを搭載する。セルフタイマーモードで、シャッターボタンをタップした後、視線や表情をつくることができた。セルフタイマーでカウントダウンをしている間は右上部にプレビュー画面が表示される。このプレビュー画面を見ていると視線が安定するほか、カメラ目線の写真を撮影できる。
シャッターを押すとセルフタイマーとなり、視線をカメラに向けることができる
サブカメラの機能で便利なのが、パノラマ撮影ができる「パノラマセルフィ」モードだ。最初の一枚を撮った後に、画面の指示に沿って左、右とカメラを動かすことで自動的に合成し、自然なパノラマ写真を撮ることができる。大人数で集合写真を撮ったり、旅行先などの観光スポットを背景にした写真を撮ったりと、活躍する機会は多そうだ。
「パノラマセルフィ」モードなら自撮りをしながら背景もしっかり入る
このほか、メインカメラ、サブカメラとも10秒の音声を一緒に記録する音声写真機能や、音声でシャッターを切る機能など搭載。カメラ機能を重視する人が十分満足できる性能を備える。
SIMフリーならではの手軽さ×高性能スマートフォン
「Ascend P7」の魅力は、高性能CPUに代表されるハイスペックと上質なデザイン、そして豊富なカメラ機能だけではない。SIMフリー端末なので、MVNO(仮想移動体通信事業者)の格安プランと組み合わせれば、データ通信専用SIMで月額1000円程度、音声通話つきSIMでも月額2000円程度から利用できるのだ。「Ascend P7」はメインで使うスマートフォンとして、大活躍することは間違いなしだ。(デジタル家電ライター/コヤマタカヒロ)