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ライカカメラ、APS-Cサイズセンサ搭載レンズ交換式カメラ「ライカT」、交換レンズ2機種も

ニュース

2014/04/25 16:58

 ライカカメラは、ライブビュー方式のレンズ交換式デジタルカメラ「ライカT」と対応交換レンズ「ライカ バリオ・エルマーT f3.5-5.6/18-56mm ASPH.」「ライカ ズミクロンT f2/23mm ASPH.」を、5月26日に発売する。

ライカT

ライカT

 APS-Cサイズで有効画素数1630万画素のCMOSセンサを搭載したレンズ交換式デジタルカメラ。新開発の画像処理エンジンと撮像素子の搭載によって、あらゆる状況で高画質の撮影を実現。撮影が難しい光の状況でも、高コントラストで自然な色再現で、ディテールまで緻密に描き出す。

 主な操作はタッチパネルで行い、その他の操作部も使いやすい場所に配置したことで、撮影に集中できる。よく使う機能をアクセスしやすいよう並び替えることができる「マイカメラメニュー」で、使い勝手を高めた。大型の液晶モニタは明るくクリアな表示で、撮影時の構図や再生時の画質を細かくチェックできる。

 ライカのカメラシステムとして、初めて無線LAN機能を搭載。撮影した静止画や動画をスマートフォンやタブレット端末、PCなどにワイヤレスで転送し、メールやSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)で共有できる。専用のiOS対応アプリ「Leica app」を使えば、スマートフォン/タブレット端末と無線LANで接続して、スマートフォンなどの画面を見ながらリモート撮影ができる。シャッタースピードや絞り値の設定にも対応する。

 デザインは、ライカの伝統的なデザインを再解釈し、時代に左右されないスタイルと流線型のフォルムをベースに、ムダをそぎ落としたシャープなラインとスムーズな表面で構成。ボディはアルミニウムの塊からの削り出しで、その他のパーツも最高の素材を用いて精緻な加工技術で製造している。

 レンズマウントは「ライカTバヨネットマウント」方式を採用。対応メディアはSDXC/SDHC/SD/MMCで、16GBの内蔵メモリを備える。また、Adobe Photoshop Lightroom(Windows版/Mac版)が付属する。サイズは幅134×高さ69×奥行き33mmで、重さは約384g。価格は23万7600円。

「ライカ ズミクロンT f2/23mm ASPH.」(左)と「ライカ バリオ・エルマーT f3.5-5.6/18-56mm ASPH.」

「ライカ ズミクロンT f2/23mm ASPH.」(左)と「ライカ バリオ・エルマーT f3.5-5.6/18-56mm ASPH.」

 「ライカ バリオ・エルマーT f3.5-5.6/18-56mm ASPH.」は、焦点距離が18~56m(35mmフィルム換算で約27~84mm相当)の標準ズームレンズ。ワイドな風景写真からドキュメンタリー写真、ポートレートまで、ジャンルを問わず対応する。サイズは最大径63×長さ60mmで、重さは約256g。価格は21万600円。

 「ライカ ズミクロンT f2/23mm ASPH.」は、焦点距離が23mm(35mmフィルム換算で約35mm相当)の大口径標準レンズ。ライカの代名詞といえる焦点距離で、ルポルタージュに適している。サイズは最大径63×長さ37mmで、重さは約154g。価格は24万3000円。