パイオニア、クラブミュージック向けハイエンドヘッドホン「Superior Club Sound」シリーズ4機種
パイオニアは、4月15日、クラブミュージック向けハイエンドヘッドホンの新ブランド「Superior Club Sound」から、ヘッドホン2機種とイヤホン2機種を発表した。発売日は4月下旬。
「Superior Club Sound」シリーズは、パイオニアがDJ用ヘッドホンで培ってきた技術やノウハウを生かして、ビートや低音の効いたクラブミュージック向けにチューニングしたヘッドホンの新ブランド。音質だけでなく、素材や細部のデザインにもこだわり、先進的な外観と心地よい装着感を実現した。
発表会で、プロSV事業部の百足敏治CSV部長は、「ヘッドホン市場は全世界で継続して伸びている。2013年度は1.9億台を出荷した。日本市場では、1万円以上の高価格帯の構成比が増している」と現在の市場を解説。「プレミアム商品群を導入し、中長期的に売上げ100億円を目指す」と方針を語った。
新ブランドを立ち上げた理由については、「クラブミュージックファンは世界中で拡大し、大規模なフェスティバルが各地で開催されている。パイオニアのヘッドホンはトップDJから高い支持を獲得しているので、その強みを生かしてユーザーに最適なヘッドホンを提供する」と説明。また、2014年9月にお台場で開催される世界最大級の野外フェス「ULTRA MUSIC FESTIVAL in Japan」では、オフィシャルヘッドホンとしてイベントを支援することを明かした。
最上位モデルの密閉型ダイナミックヘッドホン「SE-MX9」は、DJ用ヘッドホン「HDJ-2000」をベースに、クラブミュージックの再生に最適な大口径50mmスピーカーユニットを搭載。低域感度と広帯域再生が向上した新開発の振動板によって、ビート再生の迫力が増幅する。ハウジング部に、遮音性能を高めるチャンバーを設置したので、屋外でも快適にリスニングできる。
ハンバー部とハウジング部はアルミ合金を、またイヤーパッドにはレザータイプの素材を採用。シンプルで高品位のデザインで、装着感にすぐれる。また、新開発のD-shapeコードは、よじれにくく、からみにくいだけでなく、導体断面積を増やすことで音声信号の伝達抵抗を低減し、よりクリアな音質で再生する。iPod/iPhone/iPadに対応するマイクつきリモートコントローラで、ハンズフリー通話に対応する。
カラーはブライトシルバーとインディゴブラック、ブライトカーパーの三色で、実売価格は3万5000円前後の見込み。
中級モデルにラインアップした密閉型ダイナミックヘッドホン「SE-MX7」は、新開発の「ADVANCED BASS LEVEL CONTROL」を搭載。ハウジング部のジョブダイヤルで、低音のレベルを調整することができる。口径40mmデュアルスピーカーユニットは、迫力ある低域とクリアな中音域を両立する。
ヘッドバンドには耐久性が高い樹脂を採用し、ラバー風のデザインに仕上げた。イヤーパッドは肌触りのいいレザータイプ。カラーはマットホワイトとマットブラック、マットブルー、マットオレンジの4色で、実売価格は2万円前後の見込み。
フラッグシップモデルのイヤホン「SE-CX9/8」は、低周波数振動が発生する新開発の「BASS EXCITER」を搭載。低音域をよりダイレクトに体感できる。ラバークッションつきのセルフフィットホルダーと耳穴の角度に最適化したイヤーダイレクトマウント構造が、心地よい装着感と高い遮音性を実現。からみにくく、取り回しのいいD-shapeコードを採用する。
バランスド・アーマチュアスピーカーユニットを搭載した「SE-CX9」は、広帯域で微細なニュアンスをクリアに表現。ハウジング部にアルミ合金を採用した上品なデザインに仕上げた。実売価格は3万円前後の見込み。
メタル調仕上げの「SE-CX8」は、高性能のダイナミック型ユニットを搭載。「BASS EXCITER」が生み出す重低音に加え、中高音域でも高音質のサウンドを再生する。カラーは、ブライトシルバーとインディゴブラック、ブライトカーパーの3色で、実売価格は2万円前後の見込み。
発表会にゲストとして登場したオリンピック・フェンシングの銀メダリスト・太田雄貴さんは、実はクラブミュージックの大ファン。「試合前にはヘッドホンでお気に入りの曲を聴いて気持ちを高めている」と、アスリートならではの音楽とのつき合い方を語った。新製品については、「ハイスペックモデルはゴツゴツしたデザインの印象があるけど、『SE-MX9』はシンプルでスタイリッシュ。これなら外でもファッション感覚で装着できる。青が好きなので、個人的にはカラーバリエーションが豊富な『SE-MX7』が気になる」と興味津々だった。
「Superior Club Sound」のヘッドホンを装着する太田雄貴さん(左)と百足敏治部長
「Superior Club Sound」シリーズは、パイオニアがDJ用ヘッドホンで培ってきた技術やノウハウを生かして、ビートや低音の効いたクラブミュージック向けにチューニングしたヘッドホンの新ブランド。音質だけでなく、素材や細部のデザインにもこだわり、先進的な外観と心地よい装着感を実現した。
発表会で、プロSV事業部の百足敏治CSV部長は、「ヘッドホン市場は全世界で継続して伸びている。2013年度は1.9億台を出荷した。日本市場では、1万円以上の高価格帯の構成比が増している」と現在の市場を解説。「プレミアム商品群を導入し、中長期的に売上げ100億円を目指す」と方針を語った。
「Superior Club Sound」立ち上げの経緯を語る百足敏治部長
新ブランドを立ち上げた理由については、「クラブミュージックファンは世界中で拡大し、大規模なフェスティバルが各地で開催されている。パイオニアのヘッドホンはトップDJから高い支持を獲得しているので、その強みを生かしてユーザーに最適なヘッドホンを提供する」と説明。また、2014年9月にお台場で開催される世界最大級の野外フェス「ULTRA MUSIC FESTIVAL in Japan」では、オフィシャルヘッドホンとしてイベントを支援することを明かした。
SE-MX9
最上位モデルの密閉型ダイナミックヘッドホン「SE-MX9」は、DJ用ヘッドホン「HDJ-2000」をベースに、クラブミュージックの再生に最適な大口径50mmスピーカーユニットを搭載。低域感度と広帯域再生が向上した新開発の振動板によって、ビート再生の迫力が増幅する。ハウジング部に、遮音性能を高めるチャンバーを設置したので、屋外でも快適にリスニングできる。
ハンバー部とハウジング部はアルミ合金を、またイヤーパッドにはレザータイプの素材を採用。シンプルで高品位のデザインで、装着感にすぐれる。また、新開発のD-shapeコードは、よじれにくく、からみにくいだけでなく、導体断面積を増やすことで音声信号の伝達抵抗を低減し、よりクリアな音質で再生する。iPod/iPhone/iPadに対応するマイクつきリモートコントローラで、ハンズフリー通話に対応する。
カラーはブライトシルバーとインディゴブラック、ブライトカーパーの三色で、実売価格は3万5000円前後の見込み。
SE-MX7
中級モデルにラインアップした密閉型ダイナミックヘッドホン「SE-MX7」は、新開発の「ADVANCED BASS LEVEL CONTROL」を搭載。ハウジング部のジョブダイヤルで、低音のレベルを調整することができる。口径40mmデュアルスピーカーユニットは、迫力ある低域とクリアな中音域を両立する。
ヘッドバンドには耐久性が高い樹脂を採用し、ラバー風のデザインに仕上げた。イヤーパッドは肌触りのいいレザータイプ。カラーはマットホワイトとマットブラック、マットブルー、マットオレンジの4色で、実売価格は2万円前後の見込み。
SE-CX9(左)とSE-CX8
フラッグシップモデルのイヤホン「SE-CX9/8」は、低周波数振動が発生する新開発の「BASS EXCITER」を搭載。低音域をよりダイレクトに体感できる。ラバークッションつきのセルフフィットホルダーと耳穴の角度に最適化したイヤーダイレクトマウント構造が、心地よい装着感と高い遮音性を実現。からみにくく、取り回しのいいD-shapeコードを採用する。
バランスド・アーマチュアスピーカーユニットを搭載した「SE-CX9」は、広帯域で微細なニュアンスをクリアに表現。ハウジング部にアルミ合金を採用した上品なデザインに仕上げた。実売価格は3万円前後の見込み。
メタル調仕上げの「SE-CX8」は、高性能のダイナミック型ユニットを搭載。「BASS EXCITER」が生み出す重低音に加え、中高音域でも高音質のサウンドを再生する。カラーは、ブライトシルバーとインディゴブラック、ブライトカーパーの3色で、実売価格は2万円前後の見込み。
試合前はクラブミュージックで気持ちを高めるという太田雄貴さん
発表会にゲストとして登場したオリンピック・フェンシングの銀メダリスト・太田雄貴さんは、実はクラブミュージックの大ファン。「試合前にはヘッドホンでお気に入りの曲を聴いて気持ちを高めている」と、アスリートならではの音楽とのつき合い方を語った。新製品については、「ハイスペックモデルはゴツゴツしたデザインの印象があるけど、『SE-MX9』はシンプルでスタイリッシュ。これなら外でもファッション感覚で装着できる。青が好きなので、個人的にはカラーバリエーションが豊富な『SE-MX7』が気になる」と興味津々だった。