WDLCの学生向けITコンテスト「Digital Youth Award 2014」、アプリ部門は筑波大学チームがグランプリ
ウィンドウズ デジタル ライフスタイル コンソーシアム(WDLC)は、4月12日、学生向けのITコンテスト「Digital Youth Award 決勝大会」を東京・千代田区のKDDIホールで開催した。アプリ部門のグランプリには筑波大学のSpotチームが、アイデア部門のグランプリには慶応義塾大学の小林萌恵さんが輝いた。
「Digital Youth Award」は、次代を担うイノベーティブな人材の輩出を目指し、WDLCが16歳以上28歳までの若者向けに2013年から開催しているITコンテスト。2年目の今年は、「だれかをハッピーにするタブレットアプリ」をテーマに、5か月間にわたって全国8都市で約50回のイベントを開催。応募は約600通に達した。イベント当日は、予選を通過した各部門5チーム、合計10チームが審査員の前で約14分のプレゼンテーションに臨んだ。
グランプリは、アプリ部門は筑波大学・Spotチームの「Spot」が、アイデア部門は慶応義塾大学・小林萌恵さんの「Challenge for SHS」が受賞。準グランプリは、アプリ部門が鳥羽商船高等専門学校・かぞくぐるみチームの「かぞくぐるみ」、アイデア部門は拓殖大学・吉田圭汰さんの「shionpush」が受賞した。
協賛企業賞は、アプリ部門は鈴鹿工業高等専門学校・Taskaru開発チーム「Taskaru」がNECパーソナルコンピュータ賞を、鳥羽商船高等専門学校・かぞくぐるみ『かぞくぐるみ』が日本マイクロソフト賞を、筑波大学・Spot「Spot」が富士通株式会社賞を受賞。アイデア部門は、慶応義塾大学の小林萌恵さん「Challenge for SHS」がソニー賞を、東京大学の金子健一郎さん「繋ぐ」が東芝賞を受賞した。
アプリ部門グランプリのSpotチームとアイデア部門グランプリの小林萌恵さんには、それぞれ奨学金10万円を授与。このほか、アプリ部門は、グランプリの「Spot」と準グランプリの「かぞくぐるみ」の両チームに、米マイクロソフトが主催するIT技術コンテスト「Imagine Cup 2014」の日本代表候補として、ノミネートされる権利が授与された。今年の「Imagine Cup」世界大会は、米シアトルで開催される。優秀な成果を残した1チームには、ビル・ゲイツ創業者兼テクノロジアドバイザーと面談する機会が与えられる。
アイデア部門は、グランプリの小林萌恵さんと準グランプリの吉田圭汰さんに、「TEDxTokyo 2014」への参加権利が授与された。
アプリ部門グランプリ「Spot」は、筑波大学情報学群情報メディア創成学類3年の木藤紘介さん、吉田拓真さんが開発。スポーツをしている人をITの力で支援することを目的に、スポーツの試合の重要なシーンの再生に特化して、試合の分析をスマートにする指導者向けのタブレットアプリだ。試合動画を活用して、シュート・ゴール本数やボール支配率をみる機能や、動画再生時にタッチで絵や文字を書く機能を備える。アマチュアスポーツの裾野の広さが高評価につながった。
アイデア部門グランプリ「Challenge for SHS」は、小林萌恵さんが神奈川県立川和高等学校在学時にアイデアを考案。志をもつ高校生がたくさんいるのに、それを伝える機会が少ないというジレンマを解消するアプリで、同世代に向けて自分のアイデアを発信し、それに対してフィードバックや企業からの評価を受けることができる。同じ夢をもつ全国の高校生や高校生の団体をつなげることが目標だという。
スポーツ分析アプリ「Spot」がアプリ部門グランプリを獲得
「Digital Youth Award」は、次代を担うイノベーティブな人材の輩出を目指し、WDLCが16歳以上28歳までの若者向けに2013年から開催しているITコンテスト。2年目の今年は、「だれかをハッピーにするタブレットアプリ」をテーマに、5か月間にわたって全国8都市で約50回のイベントを開催。応募は約600通に達した。イベント当日は、予選を通過した各部門5チーム、合計10チームが審査員の前で約14分のプレゼンテーションに臨んだ。
グランプリは、アプリ部門は筑波大学・Spotチームの「Spot」が、アイデア部門は慶応義塾大学・小林萌恵さんの「Challenge for SHS」が受賞。準グランプリは、アプリ部門が鳥羽商船高等専門学校・かぞくぐるみチームの「かぞくぐるみ」、アイデア部門は拓殖大学・吉田圭汰さんの「shionpush」が受賞した。
左から、アプリ部門準グランプリの鳥羽商船高等専門学校・かぞくぐるみチームの宮村騎久也さん、小山紗希さん、Choviwatana Palinさん、濱口堅太さんと、グランプリの筑波大学・Spotチームの木藤紘介さん、吉田拓真さん
左から、アイデア部門でグランプリを獲得した小林萌恵さんと準グランプリの吉田圭汰さん
協賛企業賞は、アプリ部門は鈴鹿工業高等専門学校・Taskaru開発チーム「Taskaru」がNECパーソナルコンピュータ賞を、鳥羽商船高等専門学校・かぞくぐるみ『かぞくぐるみ』が日本マイクロソフト賞を、筑波大学・Spot「Spot」が富士通株式会社賞を受賞。アイデア部門は、慶応義塾大学の小林萌恵さん「Challenge for SHS」がソニー賞を、東京大学の金子健一郎さん「繋ぐ」が東芝賞を受賞した。
アプリ部門グランプリのSpotチームとアイデア部門グランプリの小林萌恵さんには、それぞれ奨学金10万円を授与。このほか、アプリ部門は、グランプリの「Spot」と準グランプリの「かぞくぐるみ」の両チームに、米マイクロソフトが主催するIT技術コンテスト「Imagine Cup 2014」の日本代表候補として、ノミネートされる権利が授与された。今年の「Imagine Cup」世界大会は、米シアトルで開催される。優秀な成果を残した1チームには、ビル・ゲイツ創業者兼テクノロジアドバイザーと面談する機会が与えられる。
アイデア部門は、グランプリの小林萌恵さんと準グランプリの吉田圭汰さんに、「TEDxTokyo 2014」への参加権利が授与された。
「今後は対応スポーツを増やしてより多くの人をハッピーにしていきたい」という「Spot」
アプリ部門グランプリ「Spot」は、筑波大学情報学群情報メディア創成学類3年の木藤紘介さん、吉田拓真さんが開発。スポーツをしている人をITの力で支援することを目的に、スポーツの試合の重要なシーンの再生に特化して、試合の分析をスマートにする指導者向けのタブレットアプリだ。試合動画を活用して、シュート・ゴール本数やボール支配率をみる機能や、動画再生時にタッチで絵や文字を書く機能を備える。アマチュアスポーツの裾野の広さが高評価につながった。
「Challenge for SHS」は世界に広がる可能性を秘めたアイデアとして審査員から好評だった
アイデア部門グランプリ「Challenge for SHS」は、小林萌恵さんが神奈川県立川和高等学校在学時にアイデアを考案。志をもつ高校生がたくさんいるのに、それを伝える機会が少ないというジレンマを解消するアプリで、同世代に向けて自分のアイデアを発信し、それに対してフィードバックや企業からの評価を受けることができる。同じ夢をもつ全国の高校生や高校生の団体をつなげることが目標だという。