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ソニー、スリムなサウンドバー「HT-CT370」などホームシアター4機種、スマートフォンの音楽再生にも対応

ニュース

2014/04/14 17:41

 ソニーは、ホームシアターシステムの新製品として、サウンドバータイプの「HT-CT370」、ボードタイプの「HT-XT1」、5.1chタイプの「HT-IV300」と「BDV-N1B」の計4機種を5月31日に発売する。

「ブラビア」と組み合わせた「HT-CT370」

「ブラビア」と組み合わせた「HT-CT370」

 いずれもNFC(近距離無線通信)の「ワンタッチリスニング」機能と、Bluetoothに対応。NFCに対応したスマートフォンなどを本体にかざすことでBluetooth設定を行い、ワイヤレス音楽再生を手軽に実現できる。

 「HT-CT370」「HT-XT1」「HT-IV300」は、ソニー・コンピュータエンタテインメントのサウンドデザイナーの意見をもとに調整した「ゲームモード」で、多くのゲーム作品が採用している5.1ch音声を臨場感豊かに再現する。また、スクウェア・エニックスが4月14日に発売したプレイステーション4用ゲーム「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」に適した機器として推奨認定を取得している。

 「HT-CT370」と「HT-XT1」は、HDMIバージョン2.0準拠の4K/60pに対応し、4K対応テレビと組み合わせれば、映像とともに臨場感のある音を楽しめる。

 「HT-CT370」は、スリムデザインで、テレビの前に置いても画面を隠さず、すっきりと設置できるサウンドバー。

 前方のスピーカーだけで仮想的にサラウンドを再現する「S-Force PROフロントサラウンド」技術と、スピーカーユニット前面に搭載したディフューザーによって、スピーカーの音を部屋のより広い範囲に届け、包みこまれるような音場を再現する。付属のスタンドは、2段階での角度調整や壁掛けに対応している。

 サブウーファーは縦横どちらでも設置でき、場所を取らずに設置できる。さらに、2.4GHzのワイヤレス伝送技術を採用することで、ケーブル配線の必要がなく、好きな場所へ設置できる。

 インターフェースは、HDMI出力×1系統、HDMI入力×3系統、光デジタル入力×1系統、アナログ音声入力×1系統を搭載する。

 スピーカーは、サイズが幅900.0×高さ50.0×奥行き113.0mmで、重さが約2.4kg。サブウーファーは、サイズが幅135.0×高さ361.5×奥行き394.0mmで、重さは約7.0kg。カラーは、ブラック、シルバーの2色。価格はオープンで、税別実勢価格は3万7000円前後の見込み。

「ブラビア」と組み合わせた「HT-XT1」

「ブラビア」と組み合わせた「HT-XT1」

 「HT-XT1」は、スピーカーのメインユニットを正面の左右に配置し、底面に2基のサブウーファーを備えたワンボックスのサラウンドシステム。

 天面には、キズがつきにくい強化ガラスを採用し、50V型以下のテレビの下に直接置いて使用できる。内部のダンパー支持構造で天面に置いたテレビの振動を和らげ、安定した性能を実現する。

 このほか、リモコンの「ボイス」ボタンを押すだけで、声やセリフの聞き取りやすさを3段階で調整できる「ボイスアップ」機能を搭載する。

 インターフェースは、HDMI出力×1系統、HDMI入力×3系統、光デジタル入力×1系統、アナログ音声入力×1系統を備える。サイズは幅720.0×高さ72.0×奥行き310.0mmで、重さは約8.0kg。価格はオープンで、税別実勢価格は3万2000円前後の見込み。

「HT-IV300」と「BDV-N1B」

「HT-IV300」(左)と「BDV-N1B」

 「HT-IV300」は、広い音域をカバーする5基のメインスピーカーに、大口径65mmのユニットを採用し、豊かなサラウンドを実現する5.1chタイプのサラウンドシステム。六角柱のフォルムで、ユニットを上向き、正面、下向きなど、環境に合わせて設置でき、フック部を使った壁かけにも対応する。

 サッカースタジアム環境での音の響きを測定し、周囲に広がる歓声や、ボールを蹴る音などを調整することによって、スタジアムの広々とした音を演出するとともに、アナウンスや解説をオフにできる「ナレーションオフ機能」をもつ「サッカーモード」を備える。

 さらに、「ゲームモード」やコンサートホールの音場を再現する「デジタルミュージックアリーナモード」、映画に適した「ムービーモード」など、多彩なサウンドモードを搭載する。

 このほか、NFCでスマートフォンやタブレット端末を接続し、画面をワイヤレスでテレビに表示する「ワンタッチミラーリング」に対応。4月時点での対応機種は、「Xperia AX」「Xperia VL」「Xperia Z」「Xperia A」「Xperia UL」「Xperia Z1」「Xperia Z1 f」「Xperia Z Ultra」「Xperia Tablet Z」。

 インターフェースは、HDMI出力×1系統、HDMI入力×2系統、光デジタル入力×1系統、同軸デジタル入力×1系統、アナログ音声入力×1系統を備える。

 フロントスピーカーは、サイズが幅114.0×高さ100.0×奥行き102.0mmで、重さが約0.41kg。センタースピーカーは、サイズが幅114.0×高さ100.0×奥行き102.0mmで、重さが約0.41kg。サラウンドスピーカーは、サイズが幅114.0×高さ100.0×奥行き102.0mmで、重さが約0.41kg。サブウーファーは、サイズが幅245.0×高さ350.0×奥行き325.0mmで、重さが約6.2kg。価格はオープンで、税別実勢価格は3万2000円前後の見込み。

 「BDV-N1B」は、2013年に発売した「BDV-N1WL」のブラックモデル。インターフェースは、HDMI出力×1系統、HDMI入力×2系統、光デジタル入力×1系統、アナログ音声入力×1系統を搭載する。

 フロントスピーカーは、サイズが幅140.0×高さ455.0×奥行き140.0mmで、重さは約1.2kg。センタースピーカーは、サイズが幅365.0×高さ75.0×奥行き75.0mmで、重さは約1.3kg。サラウンドスピーカーは、サイズが幅140.0×高さ455.0×奥行き140.0mmで、重さは約1.2kg。サブウーファーは、サイズが幅280.0×高さ440.0×奥行き280.0mmで、重さは約8.0kg。

 本体は、サイズが幅480.0×高さ79.0×奥行き228.0mmで、重さは約3.1kg。サラウンドアンプは、サイズが幅206.0×高さ60.0×奥行き238.0mmで、重さは約1.3kg。価格はオープンで、税別実勢価格は5万7000円前後の見込み。