ドコモ、横浜都心部でコミュニティサイクル事業「baybike」を開始、自転車400台を配置
NTTドコモは、神奈川県横浜市都心部の機能強化の一環として、コミュニティサイクル事業「baybike(ベイバイク)」を、4月1日に開始する。
みなとみらい21地区、関内地区などを中心とした横浜都心部に、自転車400台を配置し、貸出し・返却拠点となるサイクルポート34か所を設置するコミュニティサイクル事業。平成23年度から3年間実施した「横浜都心部コミュニティサイクル社会実験」の成果をもとに、利用の増加と普及を目指す。
自転車は、通信機能やGPS機能、遠隔制御機能を搭載するNTTドコモが開発したポートレス型の通信システムつき自転車。本体だけで運営できるので、駐輪スペースをコンパクトに設置でき、駐輪場を柔軟に配置・再配置できる。
専用の駐輪場システムが不要なので導入コストを抑えることができ、遠隔からの自転車監視や位置履歴情報の分析活用で盗難を防ぐ。自転車は、幅広い年齢層の人に対応できるよう、電動アシスト機能を備える。
操作パネルで貸出し・返却操作を行い、予約時に付与される暗証番号を入力することで、利用できるようになる。利用開始後は利用時間を表示し、手動での施錠後に終了ボタンを押して利用を終了する。
利用できるのは、6時~22時。料金プランは「月額会員」と「1回利用」の2種類で、決済にはクレジットカードを使用する。「月額会員」は、月額基本料金が税別1500円で、利用の30分前から予約できる。「1回利用」は、1回あたりの利用料金が税別100円で、予約はできない。どちらのプランも1回の利用は30分までで、延長料金は30分あたり税別100円。
会員登録には、クレジットカード、Eメールを受信できる携帯電話、会員証(交通系ICカード、おサイフケータイ機能つき携帯電話、専用ICカードのいずれか一つ)が必要。「baybike」登録カウンターで登録でき、専用ウェブサイトでの仮登録も受け付ける。また、おサイフケータイなら、ポートに設置したコントロールパネルから会員登録用URLを受信して、その場で必要情報を入力して会員登録ができる。
登録カウンターは、馬車道運営事務所登録カウンター(横浜市中区本町6丁目67番の1)、ベイバイク横浜三井ビルディング登録カウンター(横浜市西区高島1丁目1番の2、デジタル観光インフォメーション内)、みなとみらい駅構内 無人登録カウンター(横浜市西区みなとみらい3丁目、みなとみらい線 みなとみらい駅B3階マークイズみなとみらい連絡口改札横)に設置する。
事業の実施主体は横浜市で、NTTドコモはコミュニティサイクル施設の整備と運営、採算性確保のための付帯事業の実施、事業規模拡大のためのサイクルポート用地確保、利用促進のための広報、商業・観光施設、公共交通などとの連携といった運営主体になる。
事業期間は平成26年4月1日~31年3月31日で、事業者との協議によって、最大10年間まで延長できる。5月には、清水建設MM21-46街区プロジェクト(横浜アイマークプレイス)の敷地内に新規サイクルポートのオープンを予定し、将来は自転車1000台規模を目指す。
「baybike」のロゴ
みなとみらい21地区、関内地区などを中心とした横浜都心部に、自転車400台を配置し、貸出し・返却拠点となるサイクルポート34か所を設置するコミュニティサイクル事業。平成23年度から3年間実施した「横浜都心部コミュニティサイクル社会実験」の成果をもとに、利用の増加と普及を目指す。
自転車は、通信機能やGPS機能、遠隔制御機能を搭載するNTTドコモが開発したポートレス型の通信システムつき自転車。本体だけで運営できるので、駐輪スペースをコンパクトに設置でき、駐輪場を柔軟に配置・再配置できる。
専用の駐輪場システムが不要なので導入コストを抑えることができ、遠隔からの自転車監視や位置履歴情報の分析活用で盗難を防ぐ。自転車は、幅広い年齢層の人に対応できるよう、電動アシスト機能を備える。
操作パネルで貸出し・返却操作を行い、予約時に付与される暗証番号を入力することで、利用できるようになる。利用開始後は利用時間を表示し、手動での施錠後に終了ボタンを押して利用を終了する。
利用イメージと利用方法
利用できるのは、6時~22時。料金プランは「月額会員」と「1回利用」の2種類で、決済にはクレジットカードを使用する。「月額会員」は、月額基本料金が税別1500円で、利用の30分前から予約できる。「1回利用」は、1回あたりの利用料金が税別100円で、予約はできない。どちらのプランも1回の利用は30分までで、延長料金は30分あたり税別100円。
会員登録には、クレジットカード、Eメールを受信できる携帯電話、会員証(交通系ICカード、おサイフケータイ機能つき携帯電話、専用ICカードのいずれか一つ)が必要。「baybike」登録カウンターで登録でき、専用ウェブサイトでの仮登録も受け付ける。また、おサイフケータイなら、ポートに設置したコントロールパネルから会員登録用URLを受信して、その場で必要情報を入力して会員登録ができる。
登録カウンターは、馬車道運営事務所登録カウンター(横浜市中区本町6丁目67番の1)、ベイバイク横浜三井ビルディング登録カウンター(横浜市西区高島1丁目1番の2、デジタル観光インフォメーション内)、みなとみらい駅構内 無人登録カウンター(横浜市西区みなとみらい3丁目、みなとみらい線 みなとみらい駅B3階マークイズみなとみらい連絡口改札横)に設置する。
事業の実施主体は横浜市で、NTTドコモはコミュニティサイクル施設の整備と運営、採算性確保のための付帯事業の実施、事業規模拡大のためのサイクルポート用地確保、利用促進のための広報、商業・観光施設、公共交通などとの連携といった運営主体になる。
事業期間は平成26年4月1日~31年3月31日で、事業者との協議によって、最大10年間まで延長できる。5月には、清水建設MM21-46街区プロジェクト(横浜アイマークプレイス)の敷地内に新規サイクルポートのオープンを予定し、将来は自転車1000台規模を目指す。