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LG、アスペクト比21:9の液晶ディスプレイ「34UM95-P」「34UM65-P」など、目の疲れを軽減する機能を搭載

ニュース

2014/03/13 19:28

 LGエレクトロニクス・ジャパンは、アスペクト比21:9の液晶ディスプレイ「21:9ウルトラワイドモニターシリーズ」の新製品として、「34UM95-P」「34UM65-P」「29UM65-P」「29UB65-P」「25UM65-P」の5モデルを、3月下旬から順次発売する。

34UM95-P

34UM95-P

 同じ画面サイズの16:9の液晶ディスプレイの約1.3倍に相当する広い表示領域で、作業効率を高めることができる。最大表示解像度2560×1080ドットの「UM65シリーズ」の34インチモデル「34UM65-P」、29インチモデル「29UM65-P」、25インチモデル「25UM65-P」、同じく2560×1080ドットでピボットに対応する「UB65シリーズ」の29インチモデル「29UB65-P」、最大解像度3440×1440ドットの高解像度を実現した「UM95シリーズ」の34インチモデル「34UM95-P」の3シリーズ5モデルを発売する。

34UM65-P、29UM65-P、25UM65-P

左から、34UM65-P、29UM65-P、25UM65-P

 PCとPC、PCとゲーム機など、二つの機器を同時に表示できる「Dual Linkup」と、複数のアプリケーションやウインドウをボタン一つで最大四つまで自動的に並べる「4-Screen Split」機能を搭載。「4-Screen Split」は、並行作業や複数画面を参照しながらの作業のときなどに活用できる。ウインドウのサイズを手動で変えることで、ほかのウインドウサイズも自動的に調整される。

 目に負担をかける原因とされているブルーライトを軽減する「ブルーライト低減モード」と、フリッカー(ちらつき)を抑制する「フリッカーセーフ」を搭載。「フリッカーセーフ」は、人や環境の安全性について検査を行う世界的な第三者機関であるドイツのTUV(Technischer Uberwachungs Verein)で認証され、安全性が証明されている。

29UB65-P

29UB65-P

 液晶方式はすべてAH-IPSで、視野角は水平178°/垂直178°、応答速度は5ms、コントラスト比は最大500万:1(通常1000:1)。輝度は「34UM95-P」が320cd/m2で、そのほかの4モデルは300cd/m2。34インチの「34UM95-P」「34UM65-P」と29インチの「29UM65-P」「29UB65-P」は、迫力ある鮮明なステレオ音声を再生する7W+7Wの高出力スピーカーを内蔵し、映像への没入感を高める。25インチ「25UM65-P」のスピーカーは3W+3W。

 入力端子は、全モデルがHDMI×2、DisplayPort×1を搭載。「34UM95-P」にはThunderbolt×2、そのほかの4モデルにはDVI-D×1を搭載する。デザインでは、34インチの「34UM95-P」と「34UM65-P」に画面が浮いたようにみえるスタンド「クリアスタンド」を備えたほか、「34UM95-P」には約1.1cmという薄いフレーム幅の「CINEMA SCREEN」を採用した。

 価格はオープン。実勢価格は、UM65シリーズ「34UM65-P」が7万8000円前後、「29UM65-P」が5万円前後、「25UM65-P」が3万4000円前後、UB65シリーズ「29UB65-P」が6万円前後、UM95シリーズ「34UM95-P」が13万5000円前後の見込み。UM65シリーズは3月下旬、「29UB65-P」「34UM95-P」は、4月上旬に発売する。

 このほか、液晶ディスプレイの新製品として、「M45シリーズ」6モデル、「M35シリーズ」3モデル、「MP35シリーズ」と「MT55シリーズ」各1モデルを4月上旬に発売する。