ドコモ、日本初の大規模公開オンライン講座サイト「gacco」、受講生を募集

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2014/02/04 15:21

 NTTドコモとNTTナレッジ・スクウェアは、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)公認で、日本初の大規模公開オンライン講座(MOOC)提供サイト「gacco(ガッコ)」を4月14日に開講する。開講に先立ち、2月3日、受講生の募集を開始した。

gacco

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 大学教授陣による本格的な講義を、学生だけでなく幅広い人々がPCやスマートフォンやタブレット端末で無料で受講できるサイト。JMOOCが講師の推薦やサポートを行い、多くの人に開かれた高等教育の機会を提供することで、誰もが継続して学習できる環境を提供し、日本の多様な知を世界に発信することを目指す。

 それぞれのデバイスに合った見やすい画面を用意。講義動画は1本あたり10分程度とコンパクトにまとめ、他の受講生と掲示板でディスカッションしながら継続して取り組むことができる。一般的な大学の講義と同じように受講期間を設け、一定の修了条件を満たした場合には修了証を発行する。

 一部の講座では、オンラインでの学習内容をもとに、対面でより発展した講義を行う「反転学習コース」を有料で提供。社会人のキャリアアップにつながる経営やマーケティングなどの講座や、海外の受講生向けに日本文化に関する講座、英語での講義、翻訳対応などを予定している。

利用イメージ

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 2月3日に受講生の募集を開始したのは、本郷和人東京大学教授による「日本中世の自由と平等」(4月14日開講)、村井純慶應義塾大学教授による「インターネット」(5月19日開講)、栗崎周平早稲田大学准教授による「国際安全保障論」(6月16日開講)の3講座。公式サイトで会員登録した後に受講登録を行う。

 NTTドコモは東京大学と「反転学習社会連携講座」(FLIT)を開設して共同研究を進めており、「gacco」を通じてオンライン学習の講座内容やジャンル、学習履歴などによって、どのようなケースで対面型学習を設計すれば学習意欲が高まるかなどを実証的に研究し、MOOCを活用した反転学習の有用性を検証する。