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シャープ、ビジネス・語学向けの「PW-SB1」などカラー電子辞書「Brain」4機種、画面を360°回転したタッチスタイルに対応

ニュース

2013/12/25 18:10

 シャープは、カラー電子辞書「Brain」シリーズの新製品として、ビジネス・語学モデル「PW-SB1」と生活・教養モデル「PW-SA1」を2014年2月7日に、高校生向けモデル「PW-SH1」と中学生向けモデル「PW-SJ1」を1月24日に発売する。価格はいずれもオープン。

「PW-SB1」「PW-SH1」、「PW-SA1」「PW-SJ1」

上段左から「PW-SB1」「PW-SH1」、下段左から「PW-SA1」「PW-SJ1」

 机上で使いやすいキーボードスタイルに加えて、画面を360°回転してタッチ操作に便利なタッチスタイルに対応。学習中はキーボードを使用し、電車での移動中などにはタッチスタイルに変更するなど、使用シーンに合わせて使い分けられる。

 内蔵コンテンツからの同時検索できる一括検索や全文検索などの検索方法と、文字入力の方法をワンタッチで切り替えることができる。50音キーボードや手書きでの文字入力に加えて、キーボードから漢字変換して入力できるので、検索するコンテンツや検索方法を意識せずに、調べたい内容をすぐに見つけることができる。

 ディスプレイは、従来機種「PW-A7400」と比較して2.5倍の解像度をもつタッチパネル対応5.2インチ液晶(解像度800×480)を搭載。検索結果の表示を残したまま、別の検索結果を並べて表示する「2画面検索」で、左右それぞれの画面をスクロールして内容を確認できる。

 さらに、紙のノートのように書き込む「ノート」や、録音や発音チェックに使える「ボイスメモ」を備える。検索結果を音声で読み上げるTTS(text-to-speech)は、英語、中国語(簡体字)に加えて、日本語にも対応する。

 このほか、直感的に使える「なぞって&タッチ」、明朝体とゴシック体で漢字のトメ、ハネまでしっかりわかる「なめらかフォント」など、多彩な機能を搭載する。

 対応メディアは、microSDHC/microSD。バッテリ駆動時間は、連続表示時が約50時間、連続使用時が約30時間、連続動画再生時が約4.5時間。サイズは幅152.4×高さ18.3×奥行き96.5mmで、重さは約295g。

 ビジネス・語学モデルの「PW-SB1」は、実践的な表現集からすばやく例文を検索できる「ビジネス表現検索」機能を搭載。ビジネスの現場で聞く英語のフレーズを学習できる「NHK入門ビジネス英語 for Brain」(NHKエデュケーショナル)や、攻略ポイントでスコアアップを目指す「はじめての新TOEICテスト全パート総合対策」(アスク)を収録する。

 さらに、基本から即戦力まで8万語以上の用例を備えた「中日辞典/日中辞典」や、身近な言葉を豊富なイラストで表現した「中国語生活図解辞典」(ともに小学館)も収録する。

 カラーは、ブラック、レッドの2色。実勢価格は4万円前後の見込み。

 生活・教養モデルの「PW-SA1」は、ブラジルやインドネシアなど、海外の旅先で役立つ20言語の旅行会話を収めた「旅の指さし会話帳」(情報センター出版局)や、植物や野鳥などを写真とともに解説する図鑑「里山の植物ハンドブック ~身近な野草と樹木」「里山の昆虫ハンドブック」「里山の野鳥ハンドブック」「里山の草花ハンドブック」(NHK出版)、バードウォッチングに携帯すると便利な「新ヤマケイポケットガイド 野鳥」(山と溪谷社)、薬の名前を識別コードや病気の名前から探せる「医者からもらった薬がわかる本2014年版」(法研)を収録する。

 カラーは、ホワイト、ブラック、レッドの3色。実勢価格は3万6000円前後の見込み。

 高校生向けモデルの「PW-SH1」は、英語学習に役立つ英語辞書「ジーニアス英和/和英辞典」(大修館)、「ウィズダム英和/和英辞典」(三省堂)、「オーレックス英和/和英辞典」(旺文社)「ロングマンアクティベータ」や、古文を詳しく学べる「旺文社 全訳古語辞典」と「旺文社 古語辞典」(旺文社)、実際の試験形式に沿った「受かる!数学検定」(学研)など、豊富な資格試験対策コンテンツを搭載する。

 さらに、画像や動画を収め、日本史や世界史学習に定評のある「山川 日本史小辞典」「山川 世界史小辞典」(山川出版社)も収録する。

 カラーは、ホワイト、ブラック、ピンク、ブルー、バイオレットの5色。実勢価格は4万円前後の見込み。

 中学生向けモデルの「PW-SJ1」は、NHKラジオ講座基礎英語の2012年4月~2013年3月放送から抜粋し、ピクチャー字幕リスニング用に再編集した「NHKラジオ講座 基礎英語1~3 for Brain」(NHKエデュケーショナル)や、英語の「聞く」「話す」「読む」「書く」をバランスよく学習できる「ATR CALL for Brain」(ATR Learning Technology)を収録する。

 このほか、実際に出題された問題を6回分収録した「英検過去6回全問題集」や、英検合格に必要な語彙力の向上に役立つ「単熟語集でる順パス単」(旺文社)による検定対策に対応し、毎日の予習・復習から高校受験対策まで、中学5教科をサポートする。

 カラーは、ホワイト、ピンクの2色。実勢価格は3万6000円前後の見込み。

 シャープは、電子辞書用コンテンツを販売する専用サイト「ブレーンライブラリー」のコンテンツを大幅に増加し、従来の辞書・学習・実用書、字幕リスニング対応コンテンツ、アプリケーションソフト、動画コンテンツなどに加えて、夏目漱石、宮沢賢治、太宰治などの名作・古典を無料で読むことができる青空文庫(約1万1000冊)を含む5万9000冊を超える電子書籍など、幅広いコンテンツをラインアップしている。