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ジャストシステム、タブレット端末で学ぶ「スマイルゼミ 中学生コース」、一人ひとりに適した教材を配信

ニュース

2013/11/25 12:02

 ジャストシステムは、紙教材を使わず、専用タブレット端末で学ぶ通信教育「スマイルゼミ」の新サービスとして、中学生向けに「オーダーメイド型」を付加した「スマイルゼミ 中学生コース」を12月20日に開講する。税別価格は月額5980円からで、専用タブレット端末は9980円。

スマイルゼミ 中学生コース

スマイルゼミ 中学生コース

 クラウド上に蓄積した学習履歴から一人ひとりの理解度や進捗を分析。優先度や取り組むべき問題のレベルを判断し、専用のカリキュラムをリアルタイムに生成して個別配信する。

 「何を、いつまでにやるのか」「今日は何をするのか」を具体的に提示し、成績向上のために必要な教材だけを個別配信することで、効率的にムダなく学習でき、定期テストでの成績アップを狙うことができる。

 定期テストの14日前になると、自動的に「定期テストモード」に切り替わり、科目ごとにテスト日と範囲を登録することによって、「理解度チェック」を実施する。「理解度チェック」の判定結果と、日々の学習履歴から単元ごとの理解度を判定し、優先度や難易度を最適化した専用の対策教材を配信する。

定期テストモード

定期テストモード

 理解不足の単元には「優先」マークをつけ、テストまでの残り日数とともに、その日にやるべき講座数を示すので、苦手箇所の克服でき、定期テストまでに必要な対策をやり遂げることができる。

 テスト前日には、翌日のテスト科目で未履修講座の要点を含め、頻出ポイントを総ざらいする専用の「スピードチェック」を提供。「定期テストモード」では、主要5教科だけでなく、実技4教科の対策教材も配信する。

 「通常学習モード」では、1講座約15分の学習量で、主要5教科について単元の要点をまとめた「ワーク」と、理解を確かめる「問題」で学習。タブレット端末の特性を生かして、体感しながら学ぶことができる。「問題」の回答内容から理解不足と判定した場合には、その程度に応じて「類題」の出題や、以前の講座など復習すべき箇所に誘導するので、その日のうちに苦手を克服できる。

通常学習モード

通常学習モード

 専用タブレット端末は、10.1インチ液晶ディスプレイ(解像度1280×800)を搭載。IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANに対応する。OSはAndroid 4.2.2。高精度なデジタイザーペンが付属し、紙と同じように書いて考え、英単語や用語なども書いて正しく覚えることができる。また、一問一答形式で学習できる「暗記カード」を搭載。Android対応の専用アプリ「暗記カード mini by スマイルゼミ」を使用することで、スマートフォンで暗記学習ができる。

 サイズは幅272.0×高さ186.6×奥行き10.2mmで、重さは約580g。付属のオリジナル専用ケースは、ネイビー/グレー、ブラウン/ピンクの2色から選択できる。

専用タブレット端末

専用タブレット端末

 保護者向けには、子どもの日々の学習の取り組み状況や、教科ごとの進捗や成績をPCやスマートフォンから確認できるサイト「みまもるネット」を提供。学習状況をわかりやすくグラフ化して表示し、得意、不得意の単元などがひと目でわかる。また、スマートフォンや携帯電話へ定期的に学習状況をメールで報告する。

みまもるネット

みまもるネット

 開講日は、「中学1年生講座」「中学2年生講座」「中学準備講座」が12月20日、「中学3年生講座」が2014年4月1日。