パナソニック、「クリアズーム録音」搭載のICレコーダー「RR-XS705」など3機種

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2013/11/05 16:12

 パナソニックは、会議・講義の録音や語学学習などのおけいこごとに便利な機能を備えたICレコーダー「RR-XS705」「RR-XS455」「RR-XS355」の3機種を、11月15日に発売する。

「RR-XS705」「RR-XS455」「RR-XS355」

左から「RR-XS705」「RR-XS455」「RR-XS355」

 マイクポジションを「ズーム」に切り替えることで、前方正面の狙った方向の音声を強調し、エアコンなどの周期的な雑音を低減して録音する「クリアズーム録音」機能を搭載。会議などの録音に適した周囲の音をバランスよく録音する「ステレオ録音モード」とは、ワンタッチで切り替えることができる。

 音声を聴きながら、聴いた音とほぼ同時に繰り返して発音することで、語学学習などに役立つ「かんたんシャドーイング再生」を備える。新たに、再生中の無音区間をワンタッチで飛ばす「スキップ機能」を搭載した。

 内蔵メモリには、シャドーイングについての音声解説と難易度別の練習用コンテンツ6種類を収めたMP3ファイルと、MP3ファイルの音声内容をテキストにしたPDFファイルを収録する。

 シーンごとにおすすめの録音設定を用意した「録音シーンセレクト」で「語学学習」「カラオケ」「楽器演奏」「会話」「会議」「講義」と好みの設定を保存する「お気に入り」を選択するだけで、シーンに適した設定で録音できる。

 マイクで集音した音を強調して、インサイドホン(「RR-XS455」「RR-XS355」は別売)でリアルタイムに聴くことができる集音機能を搭載。集音機能の動作中に録音ボタンを押せば、録音を開始する。

 このほか、PCに直接接続してデータをやりとりする「USBダイレクト機能」や、現在時刻や録音日時、設定内容などを音声で読み上げる「新音声ガイド」、遠くの音も近くの音も聴きやすくする「音声レベル自動調整」など、多彩な機能を備える。

 「RR-XS705」と「RR-XS455」は、会議などで録音した音声を、再生時に聴きたい方向(前方/左/右)を選んで音を強調する「フォーカス再生」機能を搭載。複数の人の会話でも、聴きたい人の声をしっかりと聴き取ることができる。また、エアコンなどの周期性のある雑音を低減し、人の声を聴き取りやすくする「ノイズキャンセリング再生」機能を備える。

 「かんたんシャドーイング再生」機能では、長いセンテンスのトレーニング中に発声できなかった部分で、ボタンを1秒以上押し続けることによって、押し始め位置から3秒前にインデックスをつけて、そのインデックス位置から復習することができる「復習ポイント機能」、風切音をキャンセルする「風音キャンセル再生」を搭載する。

  FMラジオチューナーを搭載。電源はニッケル水素充電池×1本で、PCからの充電に対応し、充電時間は約2時間。単4形アルカリ乾電池も使用できる。

 「RR-XS705」は、サイズが幅46.3×高さ122.2×奥行き21.6mmで、重さは約66g。価格はオープンで、実勢価格は1万5000円前後の見込み。

 「RR-XS455」は、サイズが幅40.8×高さ105.0×奥行き16.8mmで、重さは約55g。カラーは、ブラック、ホワイト、シルバー、レッドの4色。価格はオープンで、実勢価格は1万円前後の見込み。

 「RR-XS355」は、「おけいこ」「会話」「講義」の3種類の録音シーンを用意。電源は単4形アルカリ乾電池×1本。サイズは幅40.1×高さ112.7×奥行き15.6mmで、重さは約51g。カラーは、シルバー、ブルー、ピンクの3色。価格はオープンで、実勢価格は8000円前後の見込み。