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オリンパスのコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS 1」一眼並みの画質と機能を小型・薄型ボディに凝縮

ニュース

2013/10/30 17:43

 オリンパスイメージングは、小型化と高画質、全域での明るさ・高倍率を両立した光学10.7倍ズームレンズを搭載するコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS 1(スタイラス ワン)」を、11月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は7万円前後の見込み。

OLYMPUS STYLUS 1

 1200万画素の1/1.7型CMOSセンサと、焦点距離が35mm判換算で28~300mmの光学10.7倍ズームレンズ「i.ZUIKO DIGITAL」を搭載したコンパクトデジタルカメラ。ズーム全域でF2.8を実現し、一眼並みの画質と機能を小型・薄型のボディに凝縮した。

 300mm相当の望遠では、被写体を浮かび上がらせる撮影ができるほか、ズームをしても開放F値は2.8と常に一定なので、絞り優先(A)モードでの露出のコントロールが簡単にできる。また、シャッタースピードを速く設定することで、薄暗いシーンで発生しがちな被写体ブレを抑える。マクロ撮影から望遠撮影まで、あらゆるシーンで高画質な撮影とボケ味を楽しむことができる。

 ミラーレス一眼「OM-D」と同等で、コンパクトカメラ最大倍率クラスの大型電子ビューファインダー(EVF)を内蔵。視野率は100%で、中心から周辺まで、露出や色、ピントの山をクリアに確認しながら作画できる。また、表示のタイムラグが短いので、ストレスのないファインダー撮影ができる。ファインダーを覗くだけで背面液晶表示からビューファインダー表示に自動で切り替わるアイセンサ機能を搭載。背面液晶チルト時や再生メニュー時には、アイセンサーは自動でオフになる。

 よく使う機能を割り当て、瞬時の操作で絞り値や露出補正値をすばやく調整できる「ハイブリッドコントロールリング」や、事前に割り当てた各種設定を右手親指で操作するサブダイヤルを搭載。コントロールリングとサブダイヤルの組み合わせで、複数の設定をすばやく行うことができる。

 複数の写真で物語を表現する「フォトストーリー」や、芸術的な写真表現ができる機能「アートフィルター」、画像のシェアやワイヤレス撮影に対応するWi-Fi機能を備える。対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、UHS-IメディアやEye-Fiカードにも対応する。サイズは、幅116.2×高さ87.0×奥行き56.5mmで、重さは約402g。カラーはブラック。