ドコモとスクウェア・エニックス、「dゲーム」で「ドラゴンクエストX」を配信

ニュース

2013/09/30 18:48

 NTTドコモとスクウェア・エニックスは、9月30日、『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』をドコモのゲームプラットフォーム「dゲーム」で配信するなど、スマートフォン・タブレット端末に関する連携を強化すると発表した。

 取り組みの一つとして、ドコモの「dゲーム」に、国内最大級のオンラインゲーム『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』を、クラウドゲームとして2013年12月~2014年2月(予定)に配信する。当初の対応機種は、今年3月に発売したWi-Fiタブレット「dtab」で、順次、ドコモのスマートフォン・タブレット端末に対応する予定。

 ユビキタスのクラウドゲーム技術を利用して、家庭用ゲーム機・パソコン向けに提供中の『ドラゴンクエストX』をクラウドゲームとしてプレイする環境を構築し、本格MMO(多人数同時参加型オンライン)ゲームをタブレット・スマートフォンでもプレイできるようにする。

「ドラゴンクエストX」ゲーム画面

 さらに、「ドラゴンクエスト」とコラボレーションしたスマートフォンを共同開発する。人気モンスター「メタルスライム」をモチーフにした高級感あるボディに、限定アプリ「ドラゴンクエスト いつでも冒険ダイス」をプリインストールするなど、随所に「ドラゴンクエスト」の世界観を反映させる。

「ドラゴンクエスト」とコラボレーションしたスマートフォンと、着信や歩数など、スマートフォンの利用によってレベルがあがるオリジナルゲーム「ドラゴンクエスト いつでも冒険ダイス」の画面(イメージ)

 このほか、スクウェア・エニックスが提供する人気ゲームのドコモのスマートフォン・タブレットへの展開など、両社の持つ資産を組み合わせた付加価値の高いサービスの提供を検討する。

 『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』は、2012年8月2日にWii版、13年3月30日にWii U版、13年9月26日にWindows版を発売した。「dゲーム」での配信開始後、タブレット端末・スマートフォンと、家庭用ゲーム機・パソコンで同様のアカウントでプレイする際は、それぞれにアカウント契約と家庭用ゲーム機・PC版ソフトが必要。また、タブレット端末・スマートフォンでゲームをプレイするには、Wi-Fi接続が必要となる予定。