目が疲れにくいベンキューのフリッカーフリーディスプレイ「GL2460HM」
最近、液晶ディスプレイなどが発するブルーライトが、目の疲れや肩こりなど、からだに悪い影響を及ぼすとして、ブルーライトをカットするメガネやフィルターなど、関連商品が人気を集めている。生活のなかで、PCやスマートフォン、タブレットを見ている時間が長くなったことが症状を引き起こしているともいえるだろう。
しかし、実は犯人はブルーライトだけではない。液晶ディスプレイなどで起こるフリッカー(ちらつき)も、目の疲れの原因になっている。
フリッカーとは、簡単にいうと光の点滅のこと。フラッシュのように点滅する光を長時間見ていると、目が疲れてくる。実は液晶ディスプレイのバックライトはオン/オフを繰り返すことで画面の明るさをコントロールしている。つまり、この明滅がフリッカーになって、目に負担をかけているのだ。
この仕組みはバックライトに冷陰極管(CCFL)を採用していた頃から変わらないが、冷陰極管はオフにしてもすぐに光が消えず、残光時間が長いので、フリッカーとして視覚を刺激することが少なかった。ところが、いま主流のLEDバックライトはオン/オフによる明るさの変化が大きく、そのぶんフリッカーを感じやすい。
当然のことだが、仕事でPCを使う人や、ゲームを中心としてPCを趣味としている人など、PCを長時間使う人ほど、フリッカーによる影響を受けやすくなる。この負担を軽減するのが、「フリッカーフリー」の液晶ディスプレイだ。
フリッカーフリーの液晶ディスプレイの一つが、ベンキューの「GL2460HM」だ。「GL2460HM」はフリッカーの原因となるバックライトのオン/オフをせずに明るさをコントロールする調光方式「DC(直流)調光方式」を採用。バックライトへの電流を制御することで明るさをコントロールしているので、常にバックライトが点灯し、原理上フリッカーが発生しない。
これまで、なぜDC制御のLEDディスプレイがなかったかというと、色の再現性を高めるのが難しいという技術的な問題があったから。しかし、ベンキューは、独自のカラーマネジメント技術で、その問題を解決した。実際に使っても、色の再現性やコントラストなどに不満はまったくない。
フリッカーフリー効果は、肉眼で見ているとあまり違いは感じないが、ファン越しに観察するとよくわかる。写真のモアレは、ファンの回転とフリッカーが干渉して、モアレとなって見える。これなら肉眼でも観察できる。
「GL2460HM」の目への配慮は、フリッカーフリーだけではない。冒頭で述べたブルーライトの低減機能も搭載している。ブルーライトの低減は、ディスプレイの設定を「閲覧モード」に切り替えるだけ。ブルーライトに該当する光自体を低減するので、色味がやや黄色がかり、輝度も下がるので、色の判別が重要な写真・動画の編集のような作業には向かないが、書類の作成やウェブページの閲覧など、文字を扱う作業にはまったく問題ない。
「GL2460HM」は、薄型のベゼルを採用したスマートなデザインのディスプレイ。フリッカーを低減するDC制御技術を搭載しながらも、実勢価格は1万8000円前後と一般的なディスプレイと同程度。それなら、目にやさしい製品を選びたいところだ。27型の大画面でデザイナーなどにもおすすめの「BL2710PT」や、応答速度1msでゲーマーに最適な「XL2420TE」など、ラインアップは豊富。用途に合わせて、目にやさしいフリッカーフリーディスプレイをチョイスしよう。(フリーライター・星政明)
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<27型>
BL2710PT :上下左右178度のワイド視野角と3000:1の高いコントラストを実現
GL2710PT:ノングレア(非光沢)でさらに目にやさしく、178度の視野角をもつ
<24型>
XL2420TE:FPS 向けゲームに最適。暗いシーンの視認性を高めるカラーエンジン技術を備える
BL2411PT:IPSパネルを採用し、色再現力にすぐれる上位モデル
RL2455HM:長時間プレーも目にやさしいRTSモードなどのゲーム向け機能が充実
GL2450HT:高さを調整することで、さらに眼精疲労を抑えることができる
<19型>
BL912:5:4のアスペクト比でビジネスに使いやすい。ブルーライト軽減モードを搭載
<17型>
BL702A:ブルーライト軽減モードを搭載。オフィス用途などで活躍する
液晶ディスプレイで起こる「フリッカー」が目に負担をかける(イメージ)
しかし、実は犯人はブルーライトだけではない。液晶ディスプレイなどで起こるフリッカー(ちらつき)も、目の疲れの原因になっている。
画面の輝度を調整する際に、フリッカーが発生する
フリッカーとは、簡単にいうと光の点滅のこと。フラッシュのように点滅する光を長時間見ていると、目が疲れてくる。実は液晶ディスプレイのバックライトはオン/オフを繰り返すことで画面の明るさをコントロールしている。つまり、この明滅がフリッカーになって、目に負担をかけているのだ。
この仕組みはバックライトに冷陰極管(CCFL)を採用していた頃から変わらないが、冷陰極管はオフにしてもすぐに光が消えず、残光時間が長いので、フリッカーとして視覚を刺激することが少なかった。ところが、いま主流のLEDバックライトはオン/オフによる明るさの変化が大きく、そのぶんフリッカーを感じやすい。
当然のことだが、仕事でPCを使う人や、ゲームを中心としてPCを趣味としている人など、PCを長時間使う人ほど、フリッカーによる影響を受けやすくなる。この負担を軽減するのが、「フリッカーフリー」の液晶ディスプレイだ。
バックライトのオン/オフをカットしてフリッカーフリーを実現
フリッカーフリーの液晶ディスプレイの一つが、ベンキューの「GL2460HM」だ。「GL2460HM」はフリッカーの原因となるバックライトのオン/オフをせずに明るさをコントロールする調光方式「DC(直流)調光方式」を採用。バックライトへの電流を制御することで明るさをコントロールしているので、常にバックライトが点灯し、原理上フリッカーが発生しない。
フリッカーフリーディスプレイ「GL2460HM」
これまで、なぜDC制御のLEDディスプレイがなかったかというと、色の再現性を高めるのが難しいという技術的な問題があったから。しかし、ベンキューは、独自のカラーマネジメント技術で、その問題を解決した。実際に使っても、色の再現性やコントラストなどに不満はまったくない。
フリッカーフリー効果は、肉眼で見ているとあまり違いは感じないが、ファン越しに観察するとよくわかる。写真のモアレは、ファンの回転とフリッカーが干渉して、モアレとなって見える。これなら肉眼でも観察できる。
左が通常のディスプレイ、右がフリッカーフリーディスプレイ
「GL2460HM」の目への配慮は、フリッカーフリーだけではない。冒頭で述べたブルーライトの低減機能も搭載している。ブルーライトの低減は、ディスプレイの設定を「閲覧モード」に切り替えるだけ。ブルーライトに該当する光自体を低減するので、色味がやや黄色がかり、輝度も下がるので、色の判別が重要な写真・動画の編集のような作業には向かないが、書類の作成やウェブページの閲覧など、文字を扱う作業にはまったく問題ない。
通常モード(左)と閲覧モード(右)
「GL2460HM」は、薄型のベゼルを採用したスマートなデザインのディスプレイ。フリッカーを低減するDC制御技術を搭載しながらも、実勢価格は1万8000円前後と一般的なディスプレイと同程度。それなら、目にやさしい製品を選びたいところだ。27型の大画面でデザイナーなどにもおすすめの「BL2710PT」や、応答速度1msでゲーマーに最適な「XL2420TE」など、ラインアップは豊富。用途に合わせて、目にやさしいフリッカーフリーディスプレイをチョイスしよう。(フリーライター・星政明)
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ベンキューの「E-ye-care」ディスプレイのラインアップを紹介
ベンキューではフリッカーフリー機能を「Eye-care」ディスプレイの機能の中核の一つに位置付けている。エントリモデル「GL2460HM」に、先端技術であるフリッカーフリーを搭載したのは、ディスプレイメーカーの責任として、低価格化よりも、眼精疲労を抑える性能をもつEye-careディスプレイを、幅広いユーザーに提供したいという思いからだ。目にやさしいディスプレイを探すなら、この「E-ye-care」に注目しよう。
<27型>
BL2710PT :上下左右178度のワイド視野角と3000:1の高いコントラストを実現
GL2710PT:ノングレア(非光沢)でさらに目にやさしく、178度の視野角をもつ
約1677万色表示に対応し、深い色合いで描写する「GW2760HS」
<24型>
XL2420TE:FPS 向けゲームに最適。暗いシーンの視認性を高めるカラーエンジン技術を備える
BL2411PT:IPSパネルを採用し、色再現力にすぐれる上位モデル
RL2455HM:長時間プレーも目にやさしいRTSモードなどのゲーム向け機能が充実
GL2450HT:高さを調整することで、さらに眼精疲労を抑えることができる
応答速度1msを誇る新しいゲーミングディスプレイ「XL2420TE」
<19型>
BL912:5:4のアスペクト比でビジネスに使いやすい。ブルーライト軽減モードを搭載
<17型>
BL702A:ブルーライト軽減モードを搭載。オフィス用途などで活躍する