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ソニー、コンパクトデジタルカメラ「RX100 II」、暗所での画質が向上、Wi-FiやNFCにも対応

ニュース

2013/06/27 20:43

 ソニーは、世界初の1.0型裏面照射型CMOSイメージセンサを搭載し、夜景など暗所での画質が向上したコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット RX100 II(DSC-RX100M2)」を7月5日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は7万5000円前後の見込み。

RX100 II

RX100 II(マークツー)

 一般的なコンパクトカメラが採用している1/2.3型撮像素子の約4倍の面積をもつ新開発の1.0型(13.2×8.8mm)、有効約2020万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサ「Exmor R(エクスモアアール)」を搭載。センササイズの大型化とともに、新たに裏面照射型構造を採用したことで、入射光を増やすことができ、2012年6月発売の従来機「RX100」に比べて約40%の高感度を実現した。さらに、すぐれた描写性能と美しいボケ味を両立する大口径F1.8カールツァイス“バリオ・ゾナーT*(ティースター)”レンズに最適化した画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」と組み合わせて、高速・高精度の処理、ISO160から最高12800までの高感度撮影ができる。動画撮影にも対応し、従来のAVCHD Ver. 2.0準拠1920x1080/60p、60iに加え、新たに1920x1080/24pモードのフルハイビジョン動画も撮影できる。

ポケットに収まるコンパクトなボディに可動式チルト液晶モニタを搭載する

ポケットに収まるコンパクトなボディに可動式チルト液晶モニタを搭載する

 ポケットに収まるコンパクトボディに、新たに3.0型の可動式チルト液晶モニタ、別売の電子ビューファインダーや外部フラッシュ、ステレオマイクなどのカメラ用システムアクセサリを装着する「マルチインターフェースシュー」を搭載。マニュアル操作ができるコントロールリングも備える。可動式チルト液晶モニタは、ボディ上方向に約84°、下方向に約45°までチルトし、さまざまな位置から快適に撮影できる。

 スマートフォンやタブレット端末などと簡単に連携できるWi-Fi(無線LAN)機能に加え、ソニーのデジタルカメラとして初めてNFC(近距離無線通信)を搭載。ワンタッチで簡単にスマートフォンなどと接続し、Wi-Fi経由でカメラ内の画像を転送するワンタッチシェアリングや、撮影時にAndroid 4.0以上を搭載したスマートフォン・タブレット端末からカメラを遠隔操作できる「スマートリモコン」をワンタッチで起動するワンタッチリモートに対応する。

RXシリーズとして4機種をラインアップする

RXシリーズとして4機種をラインアップする

 記録媒体はメモリースティック デュオ/PRO デュオ/PRO-HG デュオ/XC-HG デュオ、SDXC/SDHC/SDメモリカード。サイズは幅101.6×高さ58.1×奥行き38.3mmで、重さはバッテリ・メモリカード込みで約281g。カラーはブラック。 

・同時に発表した35mmフルサイズ機「RX1R」の詳細はこちら