富士フイルム、レンズ交換式プレミアムカメラ「FUJIFILM X-M1」、Xマウント用交換レンズも
富士フイルムは、プレミアムカメラ「Xシリーズ」の新製品として、コンパクトサイズながらフルサイズセンサ搭載機に匹敵する高画質を実現したミラーレス一眼「FUJIFILM X-M1」と、「Xマウント」対応の交換レンズ「フジノンレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」「フジノンレンズ XF27mmF2.8」を、7月27日から順次発売する。
「FUJIFILM X-M1」は、「FUJIFILM X-Pro1」や「FUJIFILM X-E1」のクラシカルなデザインを継承。レンズマウントは「FUJIFILM Xマウント」。
APS-Cサイズでローパスフィルターレスの独自開発の有効画素数1630万画素「X-Trans CMOSセンサー」を搭載。非周期性の高い独自のカラーフィルタ配列によって、光学ローパスフィルタなしでもモアレや偽色の発生を抑える。解像感を損なう原因となるローパスフィルターを不要にしたことで、レンズからの光が十分にセンサまで届き、フルサイズセンサ搭載機に匹敵する解像感と低ノイズを実現している。
撮影感度はISO200~6400まで3分の1段ステップで設定でき、ISO100/12800/25600の拡張感度での撮影にも対応。光量の少ない夜景や室内など高感度撮影が要求されるシーンでも、ノイズの少ないクリアな画像が得られる。
「EXRプロセッサーII」の搭載によって、起動時間は約0.5秒、シャッタータイムラグは約0.05秒、撮影間隔は約0.7秒、高速連写は毎秒5.6コマ(連続30コマ)と、高速レスポンスを実現した。
本体には、さまざまな撮影モードをすばやく設定できる「モードダイヤル」を搭載し、シーンに合わせて最適な撮影条件をカメラが自動で設定する「アドバンストSRオート」を備える。二つのコマンドダイヤルで、親指だけで絞り、シャッタースピード、露出補正などの調節ができ、ホワイトバランス、連写、マクロ設定など使用頻度の高い機能を独立したボタンに割りあてることができ。
液晶モニタは、角度を上下に調節できるチルト式を採用。ローアングル撮影からハイアングル撮影まで、自由なアングルでのクリエイティブな撮影を楽しめる。三脚で固定して動画撮影を行う場合でも、無理のない姿勢で撮影できる。
シーンに合わせて光量を自動で制御するガイドナンバー7相当の高精度スーパーiフラッシュを内蔵。光量の少ない室内でのポートレートや、小物・料理の撮影で、被写体の白飛びを抑える。逆光シーンや顔に影が落ちる強い日差しの下での撮影でも、美しい画像が得られる。
無線LAN機能を搭載。スマートフォン/タブレット端末対応の無料の専用アプリ「FUJIFILM Camera Application」を使えば、IDやパスワードなどの面倒な設定なしで、カメラ内の画像をスマートフォンやタブレット端末へ転送できる。
カメラ内の写真や動画をPCにバックアップすることができ、スマートフォンやタブレット端末からカメラ内の写真や動画を閲覧して取り込んだり、スマートフォンで位置情報を取得して、撮影画像に付加したりする機能を備える。
対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、UHS-Iにも対応。サイズは幅116.9×高さ66.5×奥行き39.0mmで、重さは約330g。カラーは、ブラック、シルバー、ブラウンの3色。
ボディ単体(ブラック、シルバー、ブラウン)の価格はオープンで、実勢価格は7万5000円前後の見込み。9月に発売する。
ボディ(ブラック、シルバー)に交換レンズ「フジノンレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」が付属する「デジタルカメラレンズキット」は7月27日の発売で、ブラウンモデルのみ9月発売。価格はオープンで、実勢価格は8万5000円前後の見込み。
ボディ(ブラック、シルバー)に交換レンズ「フジノンレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」と「フジノンレンズ XF27mmF2.8」の2本が付属する「デジタルカメラダブルレンズキット」は7月27日の発売で、ブラウンモデルのみ9月発売。価格はオープンで、実勢価格は10万円前後の見込み。
「フジノンレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」は、35mmフィルム換算で24~76mm相当、10群12枚構成で、非球面レンズ3枚と異常分散レンズ1枚を使用する。サイズは最大径62.6×長さ65.2~98.3mmで、重さは約195g。フィルター径は58mm。カラーは、ブラック、シルバーの2色。価格はオープンで、実勢価格は4万円前後の見込み。9月の発売に発売する。
「フジノンレンズ XF27mmF2.8」は、35mmフィルム換算で41mm相当の人の視野に近い画角で、見たままのシーンを自然にとらえる。ガラスモールド非球面レンズ1枚を採用し、歪曲収差を極限まで抑制。多層コーティング処理「HT-EBC」と高度な光学設計によって、センサの性能を最大限に引き出すシャープでクリアな解像力をもつ。
高トルクのモーターで、前群レンズ(4群5枚)全体を繰り出すフォーカス設計を採用したことで、収差を最大限に抑えながらAPS-Cサイズのミラーレス単焦点レンズで最速レベルの高速オートフォーカスを実現した。
円形7枚絞り羽根によって、浅い被写界深度を生かしたポートレートや、料理・小物撮影での近接撮影で被写体を引き立たせるボケ味を楽しめる。また、マニュアルフォーカス時のリングを回す時に指先に伝わる質感と適度なトルク感を重視して、フォーカスリングには金属部品を採用した。
サイズは最大径61.2×長さ23.0mmで、重さは約78g。フィルター径は39mm。カラーは、ブラック、シルバーの2色。ブラックは7月27日、シルバーは9月に発売する。価格はオープンで、実勢価格は4万5000円前後の見込み。
FUJIFILM X-M1
「FUJIFILM X-M1」は、「FUJIFILM X-Pro1」や「FUJIFILM X-E1」のクラシカルなデザインを継承。レンズマウントは「FUJIFILM Xマウント」。
APS-Cサイズでローパスフィルターレスの独自開発の有効画素数1630万画素「X-Trans CMOSセンサー」を搭載。非周期性の高い独自のカラーフィルタ配列によって、光学ローパスフィルタなしでもモアレや偽色の発生を抑える。解像感を損なう原因となるローパスフィルターを不要にしたことで、レンズからの光が十分にセンサまで届き、フルサイズセンサ搭載機に匹敵する解像感と低ノイズを実現している。
撮影感度はISO200~6400まで3分の1段ステップで設定でき、ISO100/12800/25600の拡張感度での撮影にも対応。光量の少ない夜景や室内など高感度撮影が要求されるシーンでも、ノイズの少ないクリアな画像が得られる。
「EXRプロセッサーII」の搭載によって、起動時間は約0.5秒、シャッタータイムラグは約0.05秒、撮影間隔は約0.7秒、高速連写は毎秒5.6コマ(連続30コマ)と、高速レスポンスを実現した。
本体には、さまざまな撮影モードをすばやく設定できる「モードダイヤル」を搭載し、シーンに合わせて最適な撮影条件をカメラが自動で設定する「アドバンストSRオート」を備える。二つのコマンドダイヤルで、親指だけで絞り、シャッタースピード、露出補正などの調節ができ、ホワイトバランス、連写、マクロ設定など使用頻度の高い機能を独立したボタンに割りあてることができ。
液晶モニタは、角度を上下に調節できるチルト式を採用。ローアングル撮影からハイアングル撮影まで、自由なアングルでのクリエイティブな撮影を楽しめる。三脚で固定して動画撮影を行う場合でも、無理のない姿勢で撮影できる。
シーンに合わせて光量を自動で制御するガイドナンバー7相当の高精度スーパーiフラッシュを内蔵。光量の少ない室内でのポートレートや、小物・料理の撮影で、被写体の白飛びを抑える。逆光シーンや顔に影が落ちる強い日差しの下での撮影でも、美しい画像が得られる。
無線LAN機能を搭載。スマートフォン/タブレット端末対応の無料の専用アプリ「FUJIFILM Camera Application」を使えば、IDやパスワードなどの面倒な設定なしで、カメラ内の画像をスマートフォンやタブレット端末へ転送できる。
カメラ内の写真や動画をPCにバックアップすることができ、スマートフォンやタブレット端末からカメラ内の写真や動画を閲覧して取り込んだり、スマートフォンで位置情報を取得して、撮影画像に付加したりする機能を備える。
対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、UHS-Iにも対応。サイズは幅116.9×高さ66.5×奥行き39.0mmで、重さは約330g。カラーは、ブラック、シルバー、ブラウンの3色。
ボディ単体(ブラック、シルバー、ブラウン)の価格はオープンで、実勢価格は7万5000円前後の見込み。9月に発売する。
ボディ(ブラック、シルバー)に交換レンズ「フジノンレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」が付属する「デジタルカメラレンズキット」は7月27日の発売で、ブラウンモデルのみ9月発売。価格はオープンで、実勢価格は8万5000円前後の見込み。
ボディ(ブラック、シルバー)に交換レンズ「フジノンレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」と「フジノンレンズ XF27mmF2.8」の2本が付属する「デジタルカメラダブルレンズキット」は7月27日の発売で、ブラウンモデルのみ9月発売。価格はオープンで、実勢価格は10万円前後の見込み。
「フジノンレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」(上)と「フジノンレンズ XF27mmF2.8」
「フジノンレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」は、35mmフィルム換算で24~76mm相当、10群12枚構成で、非球面レンズ3枚と異常分散レンズ1枚を使用する。サイズは最大径62.6×長さ65.2~98.3mmで、重さは約195g。フィルター径は58mm。カラーは、ブラック、シルバーの2色。価格はオープンで、実勢価格は4万円前後の見込み。9月の発売に発売する。
「フジノンレンズ XF27mmF2.8」は、35mmフィルム換算で41mm相当の人の視野に近い画角で、見たままのシーンを自然にとらえる。ガラスモールド非球面レンズ1枚を採用し、歪曲収差を極限まで抑制。多層コーティング処理「HT-EBC」と高度な光学設計によって、センサの性能を最大限に引き出すシャープでクリアな解像力をもつ。
高トルクのモーターで、前群レンズ(4群5枚)全体を繰り出すフォーカス設計を採用したことで、収差を最大限に抑えながらAPS-Cサイズのミラーレス単焦点レンズで最速レベルの高速オートフォーカスを実現した。
円形7枚絞り羽根によって、浅い被写界深度を生かしたポートレートや、料理・小物撮影での近接撮影で被写体を引き立たせるボケ味を楽しめる。また、マニュアルフォーカス時のリングを回す時に指先に伝わる質感と適度なトルク感を重視して、フォーカスリングには金属部品を採用した。
サイズは最大径61.2×長さ23.0mmで、重さは約78g。フィルター径は39mm。カラーは、ブラック、シルバーの2色。ブラックは7月27日、シルバーは9月に発売する。価格はオープンで、実勢価格は4万5000円前後の見込み。