COMPUTEX TAIPEI 2013 でみつけたモノ<1> いますぐほしい端末がズラリ! 台湾メーカーの新PC
6月4~8日、台湾・台北で開催された世界最大級のPC・PCパーツの展示会「COMPUTEX TAIPEI 2013」では、インテルが「2-in-1デバイス」をアピールした通り、タブレット端末や、タブレットに変身するハイブリッドタイプのノートPCが多数展示されていた。
PCを展示していたのは、Windows 8 PCとOffice365を展開するマイクロソフトと、台湾のPC・PCパーツ・周辺機器メーカーのASUS、Acer、GIGABYTE、msiだ。地元の4メーカーはブースも大きく、来場者の入りも連日好調。特に人気を集めていた個性豊かなタブレット端末/ハイブリッドPCを、ここでおさらいしておきたい。
「ASUS PadFone infinity」は、スマートフォンをステーション(タブレット部)に収めることでタブレット端末になる画期的なモバイルデバイス。スマートフォンは解像度1920×1080ドットの5型フルHDディスプレイを備え、10.1型ステーションと合体することで解像度1920×1200ドットのタブレット端末に変身する。
OSはAndroid 4.1、プロセッサはクアッドコアのクアルコム Snapdragon 600、メモリは2GBで、ストレージは32GBと16GBを展開。駆動時間はスマートフォンが19時間、タブレット端末が410時間。
プレスカンファレンスで登場したWindows 8とAndoroidの二つのOSを搭載した「ASUS Transformer Book Trio」。タブレットスタイル時はOSがAndoroidでプロセッサがintel Atom Z2580で、PCステーション(キーボード)につなげると、OSがWindows 8、CPUが第四世代Intel Core i5またはi7になる。
OSはボタンで切り替えることができ、別のディスプレイにつなげてWindows 8 PCとして使うこともできる。タブレットのストレージは64GBで、PCステーションは1TBのHDDを搭載する。
Windows 8を搭載するタブレットで初めてとなる8.1型ディスプレイをもつ「Iconia W3」。プロセッサにAtom Z2760を採用し、32GBと64GBのストレージを備える。専用のBluetoothキーボードを使えば、ノートPCのように快適に作業をすることができる。
11.6型ディスプレイとキーボードをつなぐ部分が回転し、タブレットスタイルに変身するWindows 8搭載PC「U21M」。プロセッサは第四世代Intel Core i5を採用し、ストレージは「デュアルストレージシステム」によって、256GBのSSDと1TBのHDDをあわせもつ。OSの起動やタッチ操作の反応も速く、持ち歩いて使いたくなる一台だ。
msiのタブレット端末「W20 M3」は、10点マルチタッチ対応の11.6型ディスプレイを搭載。プロセッサにAMD A4-1200を、ストレージに128GBのSSDを採用し、厚さ10mm、750gの軽さを実現している。指紋ログインに対応し、セキュリティも万全。個人PCとしていつもそばに置いておきたい。
COMPUTEXで見たものは、世界のPC市場を支える台湾のPCパーツ・PCメーカーならではの柔軟な発想から生まれたPCたち。これほど個性豊かなモバイルデバイスなら、自宅でじっくり作業するデスクトップに加えて、常に持って歩きたい本当の“パーソナル・コンピュータ”として一台ほしくなる。
・COMPUTEX TAIPEI 2013 でみつけたモノ<2> ワイヤレス時代に活躍する周辺機器を探索した!
PCを展示していたのは、Windows 8 PCとOffice365を展開するマイクロソフトと、台湾のPC・PCパーツ・周辺機器メーカーのASUS、Acer、GIGABYTE、msiだ。地元の4メーカーはブースも大きく、来場者の入りも連日好調。特に人気を集めていた個性豊かなタブレット端末/ハイブリッドPCを、ここでおさらいしておきたい。
【ASUS】一粒で二度、三度おいしいモデルを展開
「ASUS PadFone infinity」は、スマートフォンをステーション(タブレット部)に収めることでタブレット端末になる画期的なモバイルデバイス。スマートフォンは解像度1920×1080ドットの5型フルHDディスプレイを備え、10.1型ステーションと合体することで解像度1920×1200ドットのタブレット端末に変身する。
「ASUS PadFone infinity」は日本でも販売している
OSはAndroid 4.1、プロセッサはクアッドコアのクアルコム Snapdragon 600、メモリは2GBで、ストレージは32GBと16GBを展開。駆動時間はスマートフォンが19時間、タブレット端末が410時間。
3スタイルで使うことができる「ASUS Transformer Book Trio」。別のディスプレイにつなげて、デスクトップのように使えると提案
プレスカンファレンスで登場したWindows 8とAndoroidの二つのOSを搭載した「ASUS Transformer Book Trio」。タブレットスタイル時はOSがAndoroidでプロセッサがintel Atom Z2580で、PCステーション(キーボード)につなげると、OSがWindows 8、CPUが第四世代Intel Core i5またはi7になる。
OSはボタンで切り替えることができ、別のディスプレイにつなげてWindows 8 PCとして使うこともできる。タブレットのストレージは64GBで、PCステーションは1TBのHDDを搭載する。
【Acer】Windows 8で初の8.1型タブレット端末
Windows 8を搭載するタブレットで初めてとなる8.1型ディスプレイをもつ「Iconia W3」。プロセッサにAtom Z2760を採用し、32GBと64GBのストレージを備える。専用のBluetoothキーボードを使えば、ノートPCのように快適に作業をすることができる。
「Iconia W3」はタブレット端末とキーボードをBluetoothで接続。手軽に縦横に設置することができる
【GIGABYTE】速くて大容量、クルクル変身するハイブリッドモデル
11.6型ディスプレイとキーボードをつなぐ部分が回転し、タブレットスタイルに変身するWindows 8搭載PC「U21M」。プロセッサは第四世代Intel Core i5を採用し、ストレージは「デュアルストレージシステム」によって、256GBのSSDと1TBのHDDをあわせもつ。OSの起動やタッチ操作の反応も速く、持ち歩いて使いたくなる一台だ。
画面を回転してタブレットスタイルに早変わりする「U21M」
【msi】AMDプロセッサを搭載した薄型軽量タブレットがお目見え
msiのタブレット端末「W20 M3」は、10点マルチタッチ対応の11.6型ディスプレイを搭載。プロセッサにAMD A4-1200を、ストレージに128GBのSSDを採用し、厚さ10mm、750gの軽さを実現している。指紋ログインに対応し、セキュリティも万全。個人PCとしていつもそばに置いておきたい。
厚さ約10mm、重さ750gでモバイル端末にふさわしいスペックをもつ「W20 M3」。ケースに入っていて触ることはできなかった
COMPUTEXで見たものは、世界のPC市場を支える台湾のPCパーツ・PCメーカーならではの柔軟な発想から生まれたPCたち。これほど個性豊かなモバイルデバイスなら、自宅でじっくり作業するデスクトップに加えて、常に持って歩きたい本当の“パーソナル・コンピュータ”として一台ほしくなる。
・COMPUTEX TAIPEI 2013 でみつけたモノ<2> ワイヤレス時代に活躍する周辺機器を探索した!