NEC、拡張性を備えたデスクトップPC「VALUESTAR」の夏モデルを発売

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2013/05/16 14:50

 NECパーソナルコンピュータは、デスクトップPC「VALUESTAR」の2013年夏モデルを5月16日から順次発売する。液晶一体型モデル「VALUESTAR N」とセパレートモデル「VALUESTAR L」のCPUやストレージなどを強化した。なお、「VALUESTAR W」は春モデルを継続販売する。

 「VALUESTAR N」は、21.5型のフルHD液晶一体型モデル。ダブルチューナーモデル、シングルチューナーモデル、TV機能非搭載モデルを用意する。

「VALUESTAR N」シリーズ

「VALUESTAR N」シリーズ

 ダブルチューナーモデルは「VN770MS」「VN570/MS」の2モデル。フルフラットスーパーシャインビューLED IPS液晶と、スロットインタイプのブルーレイデスク(BD)ドライブを搭載する。

 「VN770MS」は、CPUに第3世代Core i7-3630QM(2.40GHz)を採用し、8GBメモリ、3TBのHDDを内蔵する。「VN570/MS」は、第3世代Core i3-3120M(2.50GHz)を採用し、4GBメモリ、2TBのHDDを搭載する。

 シングルチューナーモデルの「VN370/MS」は、スーパーシャインビューLED 液晶を搭載し、スロットインタイプのDVDマルチドライブを備える。CPUはCeleron 1000M(1.80GHz)で、4GBメモリ、1TBのHDDを備える。TV機能非搭載モデルの「VN350/MS」は、TV機能以外はほぼ「VN370/MS」と同じ。

 実勢価格は、「VN770/MS」が20万5000円前後、「VN570/MS」が17万円前後、「VN370/MS」が13万5000円前後、「VN350/MS」が11万5000円前後の見込み。

 セパレートタイプの「VALUESTAR L」は、23型ワイドディスプレイをセットにした「VL750/MSW」と、19型ワイドディスプレイをセットにした「VL150/MSW」を用意する。

「VALUESTAR L」の「VL750/MSW」(左)と「VL150/MSW」

「VALUESTAR L」の「VL750/MSW」(左)と「VL150/MSW」

 「VL750/MSW」はフルHDのスーパーシャインビュー LED IPS液晶ディスプレイをセットにして、CPUに第4世代Coreプロセッサを搭載する予定。メモリは8GBで、空きスロットを二つ確保し、最大32GBまで搭載できる。HDDは3TB。USB 3.0のポート数が増え、USB 3.0ポートを4基、USB 2.0ポートを4基備える。ドライブはBDXL対応のBDドライブ。発売日は未定。

 「VL150/MSW」は、CPUに第3世代Core i3-3240(3.40GHz)を採用し、4GBメモリ、1TBのHDDを備える。ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。実勢価格は、「VL750/MSW」が21万5000円前後、「VL150/MSW」が11万5000円前後の見込み。