NEC、無線LANの新規格IEEE 802.11ac(Draft)対応モデルなど、ノートPC夏モデル
NECパーソナルコンピュータは、5月14日、個人向けノートPC「LaVie」シリーズの夏モデルを5月16日から順次発売すると発表した。価格はオープン。
記者会見の冒頭、小野寺忠司執行役員は、「いまPC市場でタッチ搭載モデルの割合は14%しかない。しかし、ユーザー調査では、タッチ搭載モデル購入者の満足度は非常に高い。そのため主力モデルとしてタッチ搭載モデルを置いて、需要喚起を目指す」と説明し、ノートPC夏モデルの45%にタッチパネルを搭載したと説明した。
フラッグシップモデルの「LaVie L」シリーズは、デザインを大幅に変更し、「Haswell」の開発コードネームで知られる第4世代Coreプロセッサと、タッチ対応の15.6型ワイド液晶を搭載する。発売日は未定。
全モデルにBDXL対応のブルーレイディスク(BD)ドライブ、8GBメモリ、1TBのHDDを内蔵する。このほか、新設計の防滴キーボードを搭載。キーボードからPCの内部に水が入ることを遅らせることで、安全にシャットダウンするまでの時間を確保する。ただし、あくまでもPC内部でショートが発生する前にシャットダウンするための時間稼ぎが目的で、PC内部の防水を保証するものではない。
上位モデルの「LL850/MS」は、液晶に「スーパーシャインビューLED-EX2 IPS液晶」を採用し、広視野角と従来比2倍の鮮やかさを実現した。最新の無線LAN規格「IEEE 802.11ac(Draft)」に対応する。HDDに加えて、キャッシュ用の32GBのSSDを搭載するハイブリッドシステムを採用。実勢価格は20万円前後の見込み。
下位モデルの「LL750/MS」は、1366×768ドットのHD液晶を採用。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/nに対応する。実勢価格は19万円前後の見込み。
15.6型ワイド液晶を搭載した「Lavie S」は、厚さ27.5~29.9mmの薄型ボディ。デザインは、ヒンジ部が目立たないすっきりしたものに変更した。また、「LaVie L」シリーズ同様、防滴構造のキーボードを採用する。
上位モデルの「LS550/MS」はタッチ操作に対応。CPUは第3世代 インテル Core i5-3230M(2.60GHz)で、8GBメモリ、1TBのHDD、BDドライブを搭載する。実勢価格は16万5000円前後の見込み。
中位モデルの「LS350/MS」は、CPUに第3世代 インテル Core i3-3120M(2.50GHz)を採用する。メモリは4GB、HDDは750GBで、BDドライブを搭載する。実勢価格は13万円前後の見込み。
下位モデルの「LS150/MS」は、CPUにCeleron 1000M(1.80GHz)を採用。メモリ、HDDは「LS350/MS」と同じで、ドライブはDVDスーパーマルチ。実勢価格は11万円前後の見込み。
15.6型の「LaVie E」シリーズ2機種と13.3型のウルトラブック「LaVie Z」シリーズ2機種は、2013年春モデルと同スペックで展開する。発売日は5月16日。実勢価格は「LaVie E」シリーズの「LE150/M2W」が9万6000円前後、「LE150/M1W」が9万3000円前後、「LaVie Z」シリーズの「LZ750/MSS」が17万5000円前後、「LZ550/MSS」が15万円前後の見込み。
15.6型Ultrabookの「LaVie X」シリーズ2機種、13.3型「LaVie M」シリーズ2機種、「Lavie Y」1機種は継続販売する。
ノートPC「LaVie」シリーズの夏モデル
記者会見の冒頭、小野寺忠司執行役員は、「いまPC市場でタッチ搭載モデルの割合は14%しかない。しかし、ユーザー調査では、タッチ搭載モデル購入者の満足度は非常に高い。そのため主力モデルとしてタッチ搭載モデルを置いて、需要喚起を目指す」と説明し、ノートPC夏モデルの45%にタッチパネルを搭載したと説明した。
「主力はタッチモデル」と話す小野寺忠司執行役員
新無線LAN規格「IEEE 802.11ac(Draft)」対応の「LaVie L」
フラッグシップモデルの「LaVie L」シリーズは、デザインを大幅に変更し、「Haswell」の開発コードネームで知られる第4世代Coreプロセッサと、タッチ対応の15.6型ワイド液晶を搭載する。発売日は未定。
全モデルにBDXL対応のブルーレイディスク(BD)ドライブ、8GBメモリ、1TBのHDDを内蔵する。このほか、新設計の防滴キーボードを搭載。キーボードからPCの内部に水が入ることを遅らせることで、安全にシャットダウンするまでの時間を確保する。ただし、あくまでもPC内部でショートが発生する前にシャットダウンするための時間稼ぎが目的で、PC内部の防水を保証するものではない。
上位モデルの「LL850/MS」は、液晶に「スーパーシャインビューLED-EX2 IPS液晶」を採用し、広視野角と従来比2倍の鮮やかさを実現した。最新の無線LAN規格「IEEE 802.11ac(Draft)」に対応する。HDDに加えて、キャッシュ用の32GBのSSDを搭載するハイブリッドシステムを採用。実勢価格は20万円前後の見込み。
「LaVie L」シリーズの上位モデル「LL850/MS」。カラーはブラックのみ
下位モデルの「LL750/MS」は、1366×768ドットのHD液晶を採用。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/nに対応する。実勢価格は19万円前後の見込み。
「LaVie L」シリーズの下位モデルの「LL750/MS」
薄さ27.5㎜のスリムノート「Lavie S」
15.6型ワイド液晶を搭載した「Lavie S」は、厚さ27.5~29.9mmの薄型ボディ。デザインは、ヒンジ部が目立たないすっきりしたものに変更した。また、「LaVie L」シリーズ同様、防滴構造のキーボードを採用する。
上位モデルの「LS550/MS」はタッチ操作に対応。CPUは第3世代 インテル Core i5-3230M(2.60GHz)で、8GBメモリ、1TBのHDD、BDドライブを搭載する。実勢価格は16万5000円前後の見込み。
「Lavie S」の上位モデル「LS550/MS」
中位モデルの「LS350/MS」は、CPUに第3世代 インテル Core i3-3120M(2.50GHz)を採用する。メモリは4GB、HDDは750GBで、BDドライブを搭載する。実勢価格は13万円前後の見込み。
下位モデルの「LS150/MS」は、CPUにCeleron 1000M(1.80GHz)を採用。メモリ、HDDは「LS350/MS」と同じで、ドライブはDVDスーパーマルチ。実勢価格は11万円前後の見込み。
「LS350/MS」と「LS150/MS」
「LaVie E」「LaVie Z」は春モデルと同スペックで展開
15.6型の「LaVie E」シリーズ2機種と13.3型のウルトラブック「LaVie Z」シリーズ2機種は、2013年春モデルと同スペックで展開する。発売日は5月16日。実勢価格は「LaVie E」シリーズの「LE150/M2W」が9万6000円前後、「LE150/M1W」が9万3000円前後、「LaVie Z」シリーズの「LZ750/MSS」が17万5000円前後、「LZ550/MSS」が15万円前後の見込み。
「LE150/M1W」「LE150/M2W」(左)と「LZ750/MSS」「LZ550/MSS」(右)
15.6型Ultrabookの「LaVie X」シリーズ2機種、13.3型「LaVie M」シリーズ2機種、「Lavie Y」1機種は継続販売する。