ソニーモバイルコミュニケーションズは、高精細ディスプレイ、高機能カメラを搭載し、IPX5/8相当のすぐれた防水性能をもつスマートフォン「Xperia ZR」を、今夏、日本を含むワールドワイド市場で発売する。

　持ちやすいコンパクトなボディに、約4.6インチのHDディスプレイ「Reality Display」、有効約1310万画素のカメラなど、ソニーの最先端技術を搭載。IPX5/8相当のすぐれた防水性能、IP5X相当の防塵性能を備える。カラーは、White、Black、Pink、Mintの4色。

　「Reality Display」と「モバイルブラビアエンジン2」を組み合わせて、映像コンテンツを鮮やかに美しく表現する。ソニーが開発した積層型CMOSイメージセンサ「Exmor RS for mobile」を採用したカメラはHDRビデオに対応し、逆光など、明暗差が大きいシーンでも自然な印象の動画を撮影することができる。ボディには、長押しするとスリープモードから静止画・動画を撮影できるカメラキーも設けた。

　OSはAndroid 4.1。今年発売したタブレット端末「Xperia Tablet Z」や、スマートフォン「Xperia Z」同様、NFC（近距離無線通信）を搭載し、ソニー製の対応機器にかざすだけで写真や音楽をワイヤレスで転送・ストリーミングできる。サイズは高さ約131.3×幅67.3×厚さ10.5mmで、重さは約138g。