ソニー、マルチチャンネルインテグレートアンプ「STR-DN1040」など3機種、無線LAN対応モデルも
ソニーは、マルチチャンネルインテグレートアンプ「STR-DN1040」「STR-DN840」「STR-DH740」の3機種を発売する。
いずれも上位機種にも搭載する広帯域ディスクリートパワーアンプを約20%広帯域化して搭載。200kHzを超える周波数特性を実現し、これまで以上に音場のフォーカス感を向上した。パワーアンプ回路には、紙フェノール素材よりも剛性の高いガラスエポキシ基板を使用し、フルディスクリート構成の回路実装によって信号経路やグラウンド経路を短縮してノイズの影響を低減した。また、大型電源トランスで巻線にムラなく均一にワニスを塗布するために真空含浸処理を採用し、豊かな低音と繊細な高音を両立している。
シャーシは、従来の「FB(Frame and Beam)シャーシ」のエンボス加工で設けたビーム(梁)を左右両端まで伸ばしてトランスの重量を支えるとともに、アンプ回路への不要な振動を遮断するよう最適配置。脚部のインシュレータも、固有振動を抑える従来のオフセット設計にリブ補強を追加している。
映像系機器の入力は2系統、デジタル入力は光が2系統、同軸が1系統、オーディオ入力はライン系が2系統、オーディオ出力はサブウーファーが2系統、ヘッドホンが1系統を備える。
「STR-DN1040」と「STR-DN840」は、有線LANと無線LAN機能を備え、家庭内LANに接続してPCやNASに保存した音楽を楽しむことができる。最大192kHz/2chのハイレゾリューション音源(WAV/FLAC)をはじめ、WMAやMP3、AACなど多彩な音声フォーマットの再生に対応する。また、音楽再生時にはスマートフォンなどに対応した専用コントロールアプリ「Network Audio Remote」を使って、手元で再生操作ができる。
Bluetooth 3.0/class2に対応するスマートフォンやタブレット端末から音楽再生を楽しめる。標準コーデックのSBCのほかにAACにも対応しているので、iPhoneなどに保存した音楽をより高音質で再生できる。さらに、iOS機器の音楽データをワイヤレスで受信して高音質で再生するAirPlayにも対応している。
このほか、ソニーが提供する定額制音楽配信サービス「Music Unlimited」や、インターネットラジオ「vTuner」に対応。Windows 8搭載PCとネットワーク接続することで、PCのオーディオ装置として利用できるほか、前面のUSB端子に「ウォークマン」やiPhone/iPod/iPod touchを接続して、音楽再生を楽しめる。USBメモリやUSB接続HDDに保存した音楽ファイルの再生にも対応する。
上位機種「ESシリーズ」向けに開発した高純度スズのハンダ母材に高純度無酸素銅や微量元素を配合した高純度無鉛高音質ハンダを使用し、より自然で豊かな音質を実現した。また、部材や製造工程にこだわって独自開発したオーディオ専用抵抗を採用するなど、音質を徹底的に吟味した部材を使用することで、優れた音質を実現している。
「STR-DN1040」は、前面のHDMI入力端子がMHL(Mobile High-Definition Link)規格に対応し、MHL専用ケーブルでMHL対応モバイル機器を接続し、充電や電源供給をしながら、モバイル機器に保存した動画や静止画を最大フルHD(1080p)の映像と最大192kHz/24ビット、7.1chの高品質音声で伝送できる。
アンプ用電源供給回路には、「ESシリーズ」用に開発したキャパシタ技術を利用して新たに開発した大型ブロックコンデンサを採用する。
実用最大出力は、フロント165W+165W、センター165W、サラウンド165W+165W、サラウンドバック/フロントハイ共有165W+165W。HDMI入力は8系統(背面7系統/前面1系統)で、HDMI出力は2系統。コンポーネント映像入力2系統、出力1系統も備えている。サイズは幅430.0×高さ172.0×奥行き329.4mmで、重さは約10kg。7月20日の発売で、価格は6万8250円。
「STR-DN840」は、実用最大出力がフロント150W+150W、センター150W、サラウンド150W+150W、サラウンドバック/フロントハイ共有150W+150W。HDMI入力は6系統で、HDMI出力は1系統。サイズは幅430.0×高さ156.0×奥行き329.4mmで、重さは約8.5kg。6月25日の発売で、価格は5万4600円。
「STR-DH740」は、実用最大出力がフロント145W+145W、センター145W、サラウンド145W+145W、サラウンドバック/フロントハイ共有145W+145W。HDMI入力は4系統で、HDMI出力は1系統。サイズは幅430.0×高さ156.0×奥行き329.4mmで、重さは約8kg。6月10日の発売で、価格は4万2000円。
左から「STR-DN1040」「STR-DN840」「STR-DH740」
いずれも上位機種にも搭載する広帯域ディスクリートパワーアンプを約20%広帯域化して搭載。200kHzを超える周波数特性を実現し、これまで以上に音場のフォーカス感を向上した。パワーアンプ回路には、紙フェノール素材よりも剛性の高いガラスエポキシ基板を使用し、フルディスクリート構成の回路実装によって信号経路やグラウンド経路を短縮してノイズの影響を低減した。また、大型電源トランスで巻線にムラなく均一にワニスを塗布するために真空含浸処理を採用し、豊かな低音と繊細な高音を両立している。
シャーシは、従来の「FB(Frame and Beam)シャーシ」のエンボス加工で設けたビーム(梁)を左右両端まで伸ばしてトランスの重量を支えるとともに、アンプ回路への不要な振動を遮断するよう最適配置。脚部のインシュレータも、固有振動を抑える従来のオフセット設計にリブ補強を追加している。
映像系機器の入力は2系統、デジタル入力は光が2系統、同軸が1系統、オーディオ入力はライン系が2系統、オーディオ出力はサブウーファーが2系統、ヘッドホンが1系統を備える。
「STR-DN1040」と「STR-DN840」は、有線LANと無線LAN機能を備え、家庭内LANに接続してPCやNASに保存した音楽を楽しむことができる。最大192kHz/2chのハイレゾリューション音源(WAV/FLAC)をはじめ、WMAやMP3、AACなど多彩な音声フォーマットの再生に対応する。また、音楽再生時にはスマートフォンなどに対応した専用コントロールアプリ「Network Audio Remote」を使って、手元で再生操作ができる。
Bluetooth 3.0/class2に対応するスマートフォンやタブレット端末から音楽再生を楽しめる。標準コーデックのSBCのほかにAACにも対応しているので、iPhoneなどに保存した音楽をより高音質で再生できる。さらに、iOS機器の音楽データをワイヤレスで受信して高音質で再生するAirPlayにも対応している。
このほか、ソニーが提供する定額制音楽配信サービス「Music Unlimited」や、インターネットラジオ「vTuner」に対応。Windows 8搭載PCとネットワーク接続することで、PCのオーディオ装置として利用できるほか、前面のUSB端子に「ウォークマン」やiPhone/iPod/iPod touchを接続して、音楽再生を楽しめる。USBメモリやUSB接続HDDに保存した音楽ファイルの再生にも対応する。
上位機種「ESシリーズ」向けに開発した高純度スズのハンダ母材に高純度無酸素銅や微量元素を配合した高純度無鉛高音質ハンダを使用し、より自然で豊かな音質を実現した。また、部材や製造工程にこだわって独自開発したオーディオ専用抵抗を採用するなど、音質を徹底的に吟味した部材を使用することで、優れた音質を実現している。
「STR-DN1040」は、前面のHDMI入力端子がMHL(Mobile High-Definition Link)規格に対応し、MHL専用ケーブルでMHL対応モバイル機器を接続し、充電や電源供給をしながら、モバイル機器に保存した動画や静止画を最大フルHD(1080p)の映像と最大192kHz/24ビット、7.1chの高品質音声で伝送できる。
アンプ用電源供給回路には、「ESシリーズ」用に開発したキャパシタ技術を利用して新たに開発した大型ブロックコンデンサを採用する。
実用最大出力は、フロント165W+165W、センター165W、サラウンド165W+165W、サラウンドバック/フロントハイ共有165W+165W。HDMI入力は8系統(背面7系統/前面1系統)で、HDMI出力は2系統。コンポーネント映像入力2系統、出力1系統も備えている。サイズは幅430.0×高さ172.0×奥行き329.4mmで、重さは約10kg。7月20日の発売で、価格は6万8250円。
「STR-DN840」は、実用最大出力がフロント150W+150W、センター150W、サラウンド150W+150W、サラウンドバック/フロントハイ共有150W+150W。HDMI入力は6系統で、HDMI出力は1系統。サイズは幅430.0×高さ156.0×奥行き329.4mmで、重さは約8.5kg。6月25日の発売で、価格は5万4600円。
「STR-DH740」は、実用最大出力がフロント145W+145W、センター145W、サラウンド145W+145W、サラウンドバック/フロントハイ共有145W+145W。HDMI入力は4系統で、HDMI出力は1系統。サイズは幅430.0×高さ156.0×奥行き329.4mmで、重さは約8kg。6月10日の発売で、価格は4万2000円。