ニコン、DXフォーマットの高級コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX A」

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2013/03/05 20:35

 ニコンは、ニコンDXフォーマットの高級コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX A」を、3月下旬に発売する。価格はオープンで、直販サイト「ニコンダイレクト」での価格は11万9800円。

COOLPIX A(ブラック、シルバー)

 コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」初のニコンDXフォーマット(23.6×15.6mmサイズ)のCMOSセンサ搭載モデル。「COOLPIX A」専用に新たに開発した焦点距離18.5mm、開放F値2.8の広角単焦点NIKKORレンズと、ニコンDXフォーマットのデジタル一眼レフカメラと同等の画質、豊かな階調表現や色再現性を実現する有効1616万画素のニコンDXフォーマットCMOSセンサ、画像処理エンジン「EXPEED 2」を搭載し、デジタル一眼レフカメラの高い描写力とコンパクトデジタルカメラの手軽さを両立した。幅広い撮影領域に対応できる汎用性の高い広角レンズは高い描写性能をもち、7枚羽根虹彩絞り採用によって、美しい自然なボケ味が楽しめる。

 光学ローパスフィルターレス仕様で、鮮鋭感と立体感のある写真を撮影できる。デジタル一眼レフカメラユーザーのサブ機として使いやすいよう、デジタル一眼レフカメラのGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を継承。約4コマ/秒の高速連続撮影、14bit圧縮RAW(NEF形式)による撮影・現像、1920×1080/30pのフルHD動画の撮影など、多彩な機能を備える。

 ボディ前後のアルミニウム合金に加え、上面トップカバーには耐久性にすぐれたマグネシウム合金を採用し、金属の質感を生かした上品なデザインに仕上げた。マニュアルフォーカスリング、高輝度・広視野角3型液晶モニタを備える。記録媒体はSDXC/SDHC/SDカード。サイズは、幅約111.0×高さ64.3×奥行き40.3mm(突起部除く)、重さはバッテリ・メモリカード込みで約299g。カラーはブラックとシルバーの2色。 

金属質感を活かした、風格漂うデザイン(右は別売の光学ファインダー「DF-CP1」装着時)

 「COOLPIX A」の専用アクセサリとして、光学ファインダー「DF-CP1」、レンズフードやフィルタを装着する際に使用するアダプタリング「UR-E24」と金属のレンズフード「HN-CP18」のセットを発売する。カラーは、それぞれブラックとシルバーの2色。価格は、「DF-CP1」が4万4100円、アダプタリングとレンズフード「HN-CP18」のセットが1万500円。このほか、スピードライト、GPSユニット「GP-1A」、ワイヤレスモバイルアダプタ「WU-1a」など、デジタル一眼レフカメラ用のアクセサリも装着できる。

 また、有効2410万画素のニコンDXフォーマットのCMOSセンサを搭載したデジタル一眼レフカメラ「D5200」に2本のレンズが付属する新レンズキット「D5200 標準ズーム+マイクロレンズキット」を、3月14日に発売する。価格はオープンで、直販サイト「ニコンダイレクト」での価格は11万9800円。