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ニコン、高密度51点AFシステムを搭載したデジタル一眼レフカメラ「D7100」、ローパスフィルターレスで登場

ニュース

2013/02/22 13:26

 ニコンは、ニコンDXフォーマットに対応し、光学ローパスフィルターレス仕様と高密度51点AF(オートフォーカス)システムを採用したデジタル一眼レフカメラ「D7100」を3月に発売する。

D7100(AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR装着時)

 小型・軽量ボディに、有効2410万画素でAPS-Cとほぼ同じサイズ(23.7×15.7mm )のニコンDXフォーマットCMOSセンサ、高性能画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載し、光学ローパスフィルターレス仕様を採用。「NIKKOR(ニッコール)レンズ」と組み合わせることで、カメラの画質性能を最大限に引き出し、シャープで鮮鋭感の高い描写を実現する。被写体を確実に捕捉し、追尾する高密度51点AFシステムは、使用頻度の高い中央部15点にクロスタイプセンサを採用。使用頻度の高い中央部1点のフォーカスポイントはf/8まで対応し、AF初動の高速化も実現した。

 静止画・動画とも、遠くの被写体を引き寄せて撮影できる新たな撮像範囲「対DX 1.3×クロップ」で撮影でき、51点のフォーカスポイントが画面全域を広くカバーして極めて高い被写体捕捉性能を発揮する。このほか、ライブビューで被写体の一部を基準にしたホワイトバランスをプリセットする「スポットホワイトバランス」や、使用頻度の高い機能にすばやくアクセスする「<アイ>ボタン」などを新たに搭載し、操作性を高めた。

 ボディの上部と背面カバーにはマグネシウム合金を採用。視野率約100%の高性能光学ファインダー、輝度を向上した広視野角3.2型液晶モニタを備える。ペンタ部にはステレオマイクを内蔵し、1920×1080、30p/60i対応のフルHDムービーを撮影できる。対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード(SDXC/SDHCはUHS-I規格対応)。サイズは幅135.5×高さ106.5×奥行き76.0mm。重さは、本体が約675g、バッテリ・メモリカード込みで約765g。

 「D7100」本体とレンズを組み合わせた3種類のレンズキットを用意する。価格はすべてオープンで、直販サイトのニコンダイレクトでの価格は、ボディ単体が13万8000円、「AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR」が付属する「D7100 18-105 VRレンズキット」が17万8000円、「AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR」が付属する「D7100 16-85 VRレンズキット」が20万8000円、「AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VRII」が付属する「D7100 18-200 VRIIレンズキット」が22万6000円。同時に発売するワイヤレスリモートコントローラ「WR-1」の価格は6万9300円。

高機能ワイヤレスリモートコントローラーのWR-1

 また、2月28日には、有効約2400万画素でニコンFXフォーマット(35.9×24.0mm)のデジタル一眼レフカメラ「D600」に、「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」が付属する「D600 28-300 VR レンズキット」を発売する。価格はオープンで、ニコンダイレクトでの価格は29万8000円。