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<CP+2013レポート>スマートフォンでいい写真を撮ろう! 専用アクセサリが続々登場

ニュース

2013/02/07 18:50

 写真を撮影できる機器はデジタルカメラだけではない。スマートフォンや携帯電話、タブレットで写真を撮影することは、もはやあたりまえ。さらに、これらの端末のカメラは年々高画素化が進み、撮影機会を増加させている。通信機能を備えたこれらの端末で撮影すれば、簡単にブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に写真をアップロードできるというメリットもある。

 「CP+ 2013」の会場では、デジタルカメラ用のアクセサリと肩を並べて、スマートフォン用のアクセサリが多数展示されていた。今年1月にスマートフォン用アクセサリブランド「AGOR COLLECTION(アゴールコレクション)」を立ち上げたケンコー・トキナーは、カメラ用の三脚や交換レンズとともに、マグネットタイプのコンバージョンレンズやスマートフォンの固定具を出展した。

ケンコー・トキナーのスマートフォン用コンバージョンレンズ

 コンバージョンレンズは、マグネットタイプや、iPhone 5/Galaxy S III用ケースに取りつけるネジタイプのものを展示。魚眼や望遠、マクロなどの撮影を楽しむことができる。おもしろいのがスマートフォンの固定具「スマホBOTOLU」。ペットボトルのキャップ部分に取りつけてパットボトルをスマートフォン用の三脚として使うことができる。身近なものが簡単に三脚になるので、いろいろなシーンで活躍しそうだ。

 カメラ用アクセサリを展開するマンフロットも、この1月からスマートフォン用アクセサリの取扱いを開始した。第一弾は、ストロボの光源不足を補うLEDライト。iPhone 4S/4専用ケース「KLYP」にアダプタを取りつけ、そこにLEDライトを装着する。LEDライトは、LED数12/24個の2タイプを用意し、スマートフォンを固定する三脚などをセットにして販売する。発売は2月22日で、iPhone 5用ケースは5月頃にお目見えする予定だ。 

iPhone 4S/4専用ケース「KLYP」にLEDライトを装着

 三脚やフレームなどを販売する浅沼商会は、スマートフォン用のスタンドをアピールしていた。撮影用アイテムではないが、注目したいのが自転車用ホルダー。MAP機能を使ってスマートフォンをナビ代わりに使う人が増えているが、自転車に取りつける場合、スマートフォンを固定し、衝撃から守るためのホルダーが必要になる。浅沼商会はフレームにマジックテープで固定する自転車用ホルダーを参考出品していた。iPhone用とiPad用があり、どちらも発売時期は未定だという。

スマートフォン用のスタンド(左)と自転車用ホルダー