<CP+2013レポート>リングを回してシャッターを切る「PowerShot N」が大注目のキヤノンブース
デジタルカメラだけではなく、交換レンズやインクジェットプリンタも展示したキヤノン。体感コーナーやギャラリーなど多彩な展示で人気を集めていたが、そのなかでも特に気になった製品、コーナーを紹介しよう。
多くの人が集まっていたのが、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot N」のタッチ&トライコーナー。手のなかにすっぽり収まる大きさで、余分なボタンを一切排し、リングでシャッターを切るという新感覚の操作性、このサイズにもかかわらずチルト液晶を搭載するなど、コンパクトデジタルカメラの「一歩先」を実現した一台だ。
ワンタッチでスマートフォンとつながる「ワンタッチスマホボタン」や、1回の撮影で1枚のオリジナル写真と効果を加えた5種類の写真を生成する「クリエイティブショット」も目玉の一つ。新たなデジカメの進化を指し示す一台といえる。
Wi-Fi機能を搭載したコンパクトデジタルカメラ「IXY 600F」の後継機「IXY 610F」もお披露目された。スタイリッシュなスリムボディに光学8倍ズームを搭載し、さまざまなシーンを自動で判別して最適な撮影を行う「こだわりオート」などを搭載する。「こだわりオート」は認識シーン数が32から58に増えたことで、より状況に合った撮影ができるようになった。
光学ズームは10倍(35mmフィルム換算24~240mm相当)で、ワイド端はこれまでの28mmから24mmになって広角撮影にも強い。Wi-Fi搭載でPCやスマートフォンとワイヤレスで接続することができ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)連携機能もサポート。旅行などに最適の一台だ。
撮影の幅を広げる交換レンズや驚愕の4K対応ビデオカメラも
撮影の幅を広げる交換レンズも多数展示していた。「EF24-70mm F4L IS USM」は、広角から中望遠域に加え、マクロ域もカバーする利便性の高い標準ズーム。特にマクロモードが強力で、望遠端側でマクロ切替え操作をすると、最短撮影距離0.2m、最大撮影倍率0.7倍という本格的なマクロレンズになる。
強力な手ブレ補正機構「ハイブリッドIS」を搭載し、マクロ撮影時の手ブレも怖くない。「EOS 6D」や「EOS1D-X」などのフルサイズデジタル一眼レフカメラの新たな標準ズームレンズとして人気を呼ぶだろう。
「超望遠レンズ体験コーナー」は、憧れの各種超望遠レンズを体験できるとあって、多くの望遠レンズファンで大盛況。はるか遠くの被写体を歪みなく写し撮る超望遠レンズの実力は想像以上で、キヤノンの光学技術のすごさをあらためて実感することができた。
4K撮影に対応するシネマカメラ「EOS C500」も展示。隣の特設シアターでは、これと「EOS-1D C」など、「CINEMA EOS SYSTEM」で撮影した4K映像3作品を上映した。業務用4Kディスプレイも参考展示し、驚愕の超微細映像を体験しようという人々で賑わいをみせていた。(ITジャーナリスト 市川 昭彦)
カメラからプリンタまでを揃えたキヤノンのブース
注目の新製品が続々、目玉は新感覚カメラ「PowerShot N」
多くの人が集まっていたのが、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot N」のタッチ&トライコーナー。手のなかにすっぽり収まる大きさで、余分なボタンを一切排し、リングでシャッターを切るという新感覚の操作性、このサイズにもかかわらずチルト液晶を搭載するなど、コンパクトデジタルカメラの「一歩先」を実現した一台だ。
ワンタッチでスマートフォンとつながる「ワンタッチスマホボタン」や、1回の撮影で1枚のオリジナル写真と効果を加えた5種類の写真を生成する「クリエイティブショット」も目玉の一つ。新たなデジカメの進化を指し示す一台といえる。
手のなかにすっぽりと収まる「PowerShot N」
Wi-Fi機能を搭載したコンパクトデジタルカメラ「IXY 600F」の後継機「IXY 610F」もお披露目された。スタイリッシュなスリムボディに光学8倍ズームを搭載し、さまざまなシーンを自動で判別して最適な撮影を行う「こだわりオート」などを搭載する。「こだわりオート」は認識シーン数が32から58に増えたことで、より状況に合った撮影ができるようになった。
光学ズームは10倍(35mmフィルム換算24~240mm相当)で、ワイド端はこれまでの28mmから24mmになって広角撮影にも強い。Wi-Fi搭載でPCやスマートフォンとワイヤレスで接続することができ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)連携機能もサポート。旅行などに最適の一台だ。
「こだわりオート」機能がグレードアップした「IXY 610F」
撮影の幅を広げる交換レンズや驚愕の4K対応ビデオカメラも
撮影の幅を広げる交換レンズも多数展示していた。「EF24-70mm F4L IS USM」は、広角から中望遠域に加え、マクロ域もカバーする利便性の高い標準ズーム。特にマクロモードが強力で、望遠端側でマクロ切替え操作をすると、最短撮影距離0.2m、最大撮影倍率0.7倍という本格的なマクロレンズになる。
強力な手ブレ補正機構「ハイブリッドIS」を搭載し、マクロ撮影時の手ブレも怖くない。「EOS 6D」や「EOS1D-X」などのフルサイズデジタル一眼レフカメラの新たな標準ズームレンズとして人気を呼ぶだろう。
大口径の標準ズームレンズ「EF24-70mm F4L IS USM」
「超望遠レンズ体験コーナー」は、憧れの各種超望遠レンズを体験できるとあって、多くの望遠レンズファンで大盛況。はるか遠くの被写体を歪みなく写し撮る超望遠レンズの実力は想像以上で、キヤノンの光学技術のすごさをあらためて実感することができた。
ファンが詰めかけた「超望遠レンズ体験コーナー」
4K撮影に対応するシネマカメラ「EOS C500」も展示。隣の特設シアターでは、これと「EOS-1D C」など、「CINEMA EOS SYSTEM」で撮影した4K映像3作品を上映した。業務用4Kディスプレイも参考展示し、驚愕の超微細映像を体験しようという人々で賑わいをみせていた。(ITジャーナリスト 市川 昭彦)
大迫力の4K映像を撮影する「CINEMA EOS SYSTEM」