オリンパス、撮影の楽しさと表現力を高めるコンパクトデジカメ「OLYMPUS STYLUS XZ-10」

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2013/02/04 12:33

 オリンパスイメージングは、新しい写真表現を提供する新機能「フォトストーリー」など、写真撮影の楽しさと表現力を高める機能を搭載したコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS XZ-10」を、2月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は4万円前後の見込み。

OLYMPUS STYLUS XZ-10

 コンパクトデジタルカメラで初めて同社伝統のレンズ名「ZUIKO」を冠したレンズを搭載し、高品位な画質と表現を提供する「OLYMPUS STYLUS Xシリーズ」の新製品。最高品位の画質が日常的に楽しめるように、手軽に持ち歩ける小型軽量ボディ、薄型ソリッドデザインを採用した。

 一つのシーンを複数視点から撮影して1枚の作品に仕上げる新機能「フォトストーリー」を搭載。モードダイヤルを「フォトストーリー」の位置に合わせて、「スタンダード」「スピード」「ズームイン/アウト」「ファンフレーム」の4種類のテーマから選び、フレーム内をタッチして撮影できる「タッチAFシャッター」で撮影するだけの簡単操作で、何げない日常の風景や、記念に残したい思い出のシーンをより個性豊かに演出できる。撮った写真はスマートフォンアプリ「OI.Share」でタイムリーにSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)へ投稿し、共有することができる。

 35mmフィルム換算で26~130mm相当の光学5倍「i.ZUIKO DIGITAL」ズームレンズ、有効1200万画素のCMOSセンサを搭載。F1.8-2.7の大口径レンズで、望遠でのボケ撮影や暗所撮影を高画質で楽しむことができる。レンズはDSA(大偏肉両面非球面)レンズやEDA(特殊低分散非球面)レンズなどを採用し、一眼用交換レンズ「ZUIKO DIGITAL」と同等の品質基準を満たした高い描写性を実現した。

 内蔵メモリは約39MB。対応メディアはSD/SDHC/SDXCメモリカードで、UHS-I規格のメディアも使用できる。無線LAN対応のSDカード「Eye-Fiカード」「FlashAir」にも対応する。電源はリチウムイオン充電池。サイズは、幅102.4×高さ61.1×奥行き34.3mmで、重さは約221g。カラーは、ブラック、ブラウン、ホワイトの3色。