JVCケンウッド、ハイビジョン対応のデジタルビデオカメラ「Everio」の新モデル3機種

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2013/01/10 15:02

 JVCケンウッドは、「JVC」ブランドから、ハイビジョン対応デジタルビデオカメラ「Everio」の新モデルとして、「GZ-V675」と「GZ-VX895」の2機種と、「Eシリーズ」の上位モデル「GZ-E565」を1月下旬に発売する。

「GZ-V675」(左)と、「GZ-VX895」

 「GZ-V675」「GZ-VX895」は、新開発の総画素数1276万画素裏面照射CMOSセンサを搭載。立体感があって、再現性の高い映像が撮影ができる。また、「F1.2 スリムレンズ」との組み合わせによって、最低照度1ルクスの高感度撮影を実現した。

 レンズは、35mmフィルム換算で29.4mmのワイドレンズを搭載。狭い室内など、被写体との距離を十分に取れない場合でも広々とした撮影ができ、場所を気にすることなく被写体をしっかり画面に収めることができる。

 従来モデルが搭載していた自動的にシーンをピックアップして再生する「ダイジェスト再生機能」は、新たに記録時にマーキングした「ベストシーン」や「いい笑顔」「顔登録人物」の再生に対応した。

 光学式手ブレ補正と「パワードアクティブモード」搭載の電子式手ブレ補正を併用することで、安定した見やすい映像を記録する。対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード。サイズは幅36.0×高さ57.0×奥行き115.5mm。

 「GZ-V675」は、容量32GBの内蔵メモリを搭載する。重さは約205g。カラーはピンクゴールド、ローズレッドの2色。価格はオープンで、実勢価格は9万円前後の見込み。

 「GZ-VX895」は、無線LAN機能を備え、PCとWi-Fi接続することで撮影した映像をワイヤレスでPCに転送する「ワイヤレスワンタッチバックアップ機能」を搭載。タッチパネル上の専用アイコンをワンタッチするだけでバックアップを開始し、完了すると同時に電源をオフにして、バッテリを装着している場合は自動的に充電モードに移行する。

 スマートフォンやタブレット端末に、無料の専用アプリ「Everio sync. 2」をインストールすることで、スマートフォンやタブレット端末から電源の自動オンやパワーセーブ、ビデオライトのコントロールができる。別売のパンクレードル「CU‐PC1」と接続すれば、遠隔操作で180°のパンニング撮影ができる。

 「Wi-Fi Direct」を使ったWi-Fi接続では、従来の機能に加えて、決定的なシーンやベストシーンのマーキングや、スポーツ撮影などで得点経過などを記録する「スコアリング」機能に対応した。

 内蔵メモリの容量は64GB。重さは約210g。カラーはアーバンブラウン、ミルキーゴールドの2色。価格はオープンで、実勢価格は10万円前後の見込み。 

GZ-E565

 「GZ-E565」は、総画素数251万画素で、光学38倍ズーム/ダイナミックズーム65倍に対応。レンズを動かして手ブレ補正を行う新開発の光学式手ブレ補正機構を内蔵する。

 液晶パネルを開くと自動的にレンズカバーが開く「オートレンズカバー機能」と、液晶を開くと電源が入ってスタンバイ状態になる「クイックパワーオン機能」で、とっさの撮影にも対応できる。

 内蔵メモリは32GB。対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード。サイズは幅53.5×高さ59.5×奥行き116.5mmで、重さは約220g。カラーはピンクゴールド、ローズレッド、アーバンブラウン、シルキーホワイト、ロイヤルブルーの5色。価格はオープンで、実勢価格は7万円前後の見込み。