三菱の録画テレビ「REAL LASERVUE」、機能全部入りで簡単ダビング
USB接続の外付けHDDにテレビ番組を録画できる録画対応テレビのモデル数は増えたが、一方で、内蔵HDDやブルーレイディスク（BD）ドライブを備えた録画テレビは少なくなりつつある。そのすう勢にあえて立ち向かうのが、三菱電機のプレミアム録画テレビ「REAL LASERVUE LCD-55LSR3」。1TBのHDDとDVD/BDにダビングができる3D対応BDドライブを備えた“全部入り”の録画テレビだ。
「LCD-55LSR3」は、55V型の大画面に地上・BS・110度CSデジタルチューナーを3基、そして1TBの録画用HDDとBDドライブを搭載した2番組同時録画に対応する録画テレビだ。BDレコーダーを接続しなくても、テレビ番組の視聴から録画、DVD/BDメディアへのダビングまで一台でできるので、機器の接続が苦手な女性や年配のユーザーに人気が高い。
液晶パネルのバックライトには赤色レーザー光源とシアン色LEDを採用し、赤の再現性や表現の幅が広がった。また、緑と赤の光の波長をきれいに分離することで、他の色の再現性が向上した。さらに、60コマの映像から2倍の120コマに映像をつくり出す「倍速補間」や、速い動きをブレずにクリアに再生する「インパルス型発行制御」機能などによって、大画面で美しい映像を楽しむことができる。
パネルの下に内蔵するスピーカーは、重低音のウーハーも含めたDIATONE NCV10連マルチスピーカーで、本体だけで本格的な5.1chサラウンドを楽しめる。いわば、テレビにBDレコーダーとサラウンドシステムが合体した一台三役の高機能モデルなのだ。
テレビ番組を視聴したり、録画したりできるのは、外付けHDDに番組を録画する録画対応モデルと同じ。だが、「LCD-55LSR3」は録画対応モデルと違いHDDやBDドライブを備えているので、DVD/BDメディアへ映像をダビングすることができる。
例えば、デジタルビデオカメラで撮影した映像のメディアへのダビング。デジタルビデオカメラで撮影した映像は、内蔵メモリやSDメモリカードに入れっぱなしにしてしまうことが多い。メディアに焼く場合、デジタルビデオカメラの映像を一度PCにコピーして、PCからメディアにダビングする方法が一般的だ。しかし、PCの操作に不慣れな人にとってはややハードルが高い作業になる。それが「LCD-55LSR3」なら、テレビのリモコンでダビング操作ができてしまうのだ。
デジタルビデオカメラを背面のUSB端子に接続すると、テレビの画面には「映像取り込み」の選択画面が表示される。テレビのリモコンで「USBから本体へダビング」を選ぶと、デジタルビデオカメラの映像を内蔵HDDへコピーすることができる。もちろん、HDMI端子やD端子で接続することもできる。
内蔵HDDにコピーした映像は、録画したテレビ番組と同じように大画面で再生して楽しめ、DVD/BDにダビングすることもできる。
「LCD-55LSR3」には、USB端子のほか、SDカードスロットやS2映像端子、HDMI端子、そして赤・白・黄色のアナログのRCA端子を備える。このRCA端子を使って、VHSビデオデッキなどを接続する。
自分たちの結婚式や子どもの成長記録など、VHS時代に撮影した昔の映像をVHSテープのまま保存している人も多いだろう。しかし、ビデオデッキが壊れてしまったらテープを再生できなくなってしまうし、VHSテープの劣化が進むとテープが切れてしまうこともある。長期保存ができるよう、早めにデジタル化しておきたい。街のDPEショップなどで、VHSテープの映像をDVDなどにダビングするサービスもあるが、30分の映像で1000円ほどかかる。残す映像の時間が長くなればなるほど、出費がかさんでしまう。それが、「LCD-55LSR3」ならお金をかけずに、自分で簡単にできるのだ。
デジタルビデオカメラと同じ要領で、VHSビデオデッキをRCA端子に接続し、リモコンの「入力切換」ボタンでVHSデッキからの入力に切り換える。そしてVHSビデオデッキの再生を開始しながら、テレビのリモコンの「一発録画」ボタンを押せばいい。すると、本体のHDDにVHSビデオデッキの映像が録画される。
もちろん、画質は昔のままだが、アナログのVHSテープから劣化のないデジタルデータへと、簡単に映像を変換することができる。録画した映像はDVD/BDメディアにダビングすることができるので、人にプレゼントするのにもいい。
“全部入り”だからできるダビング機能をフル活用して、散在するデジタルビデオカメラやVHSテープの映像を「LCD-55LSR3」の内蔵HDDにまとめて、DVD/BDへダビングしよう。（フリーライター・石川貢士）
VHSテープの映像を「REAL LASERVUE LCD-55LSR3」でデジタル化
「LCD-55LSR3」は、55V型の大画面に地上・BS・110度CSデジタルチューナーを3基、そして1TBの録画用HDDとBDドライブを搭載した2番組同時録画に対応する録画テレビだ。BDレコーダーを接続しなくても、テレビ番組の視聴から録画、DVD/BDメディアへのダビングまで一台でできるので、機器の接続が苦手な女性や年配のユーザーに人気が高い。
液晶パネルのバックライトには赤色レーザー光源とシアン色LEDを採用し、赤の再現性や表現の幅が広がった。また、緑と赤の光の波長をきれいに分離することで、他の色の再現性が向上した。さらに、60コマの映像から2倍の120コマに映像をつくり出す「倍速補間」や、速い動きをブレずにクリアに再生する「インパルス型発行制御」機能などによって、大画面で美しい映像を楽しむことができる。
パネルの下に内蔵するスピーカーは、重低音のウーハーも含めたDIATONE NCV10連マルチスピーカーで、本体だけで本格的な5.1chサラウンドを楽しめる。いわば、テレビにBDレコーダーとサラウンドシステムが合体した一台三役の高機能モデルなのだ。
5.1chサラウンドを楽しめる10連マルチスピーカー
デジタルビデオカメラの映像をテレビを介してDVD/BDメディアへ
テレビ番組を視聴したり、録画したりできるのは、外付けHDDに番組を録画する録画対応モデルと同じ。だが、「LCD-55LSR3」は録画対応モデルと違いHDDやBDドライブを備えているので、DVD/BDメディアへ映像をダビングすることができる。
例えば、デジタルビデオカメラで撮影した映像のメディアへのダビング。デジタルビデオカメラで撮影した映像は、内蔵メモリやSDメモリカードに入れっぱなしにしてしまうことが多い。メディアに焼く場合、デジタルビデオカメラの映像を一度PCにコピーして、PCからメディアにダビングする方法が一般的だ。しかし、PCの操作に不慣れな人にとってはややハードルが高い作業になる。それが「LCD-55LSR3」なら、テレビのリモコンでダビング操作ができてしまうのだ。
背面のUSB端子にデジタルビデオカメラを接続
デジタルビデオカメラを背面のUSB端子に接続すると、テレビの画面には「映像取り込み」の選択画面が表示される。テレビのリモコンで「USBから本体へダビング」を選ぶと、デジタルビデオカメラの映像を内蔵HDDへコピーすることができる。もちろん、HDMI端子やD端子で接続することもできる。
画面に「映像取り込み」の選択画面を表示
内蔵HDDにコピーした映像は、録画したテレビ番組と同じように大画面で再生して楽しめ、DVD/BDにダビングすることもできる。
取り込んだ映像をDVD/BDにダビング
VHSテープのアナログ映像をデジタル化
「LCD-55LSR3」には、USB端子のほか、SDカードスロットやS2映像端子、HDMI端子、そして赤・白・黄色のアナログのRCA端子を備える。このRCA端子を使って、VHSビデオデッキなどを接続する。
RCA端子でVHSビデオデッキを接続
自分たちの結婚式や子どもの成長記録など、VHS時代に撮影した昔の映像をVHSテープのまま保存している人も多いだろう。しかし、ビデオデッキが壊れてしまったらテープを再生できなくなってしまうし、VHSテープの劣化が進むとテープが切れてしまうこともある。長期保存ができるよう、早めにデジタル化しておきたい。街のDPEショップなどで、VHSテープの映像をDVDなどにダビングするサービスもあるが、30分の映像で1000円ほどかかる。残す映像の時間が長くなればなるほど、出費がかさんでしまう。それが、「LCD-55LSR3」ならお金をかけずに、自分で簡単にできるのだ。
デジタルビデオカメラと同じ要領で、VHSビデオデッキをRCA端子に接続し、リモコンの「入力切換」ボタンでVHSデッキからの入力に切り換える。そしてVHSビデオデッキの再生を開始しながら、テレビのリモコンの「一発録画」ボタンを押せばいい。すると、本体のHDDにVHSビデオデッキの映像が録画される。
リモコンの「一発録画」ボタンを押して取り込みを開始
もちろん、画質は昔のままだが、アナログのVHSテープから劣化のないデジタルデータへと、簡単に映像を変換することができる。録画した映像はDVD/BDメディアにダビングすることができるので、人にプレゼントするのにもいい。
“全部入り”だからできるダビング機能をフル活用して、散在するデジタルビデオカメラやVHSテープの映像を「LCD-55LSR3」の内蔵HDDにまとめて、DVD/BDへダビングしよう。（フリーライター・石川貢士）
