エスケイネット、地デジ音声が聴けるラジオ「地デラジ」、緊急警報の受信に対応

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2012/11/29 17:38

 エスケイネットは、AM/FMと地上デジタル放送(ワンセグ)の音声が聴けるラジオ「地デラジ」(SK-R1FA)と、社会福祉法人向けに目の不自由な人に便利な音声CDマニュアルの付属したモデル(SK-R1FAB)を、近日中に発売する。価格はオープンで、オンラインショップ「e-SHOP」での価格は8980円。

地デラジ

 初期設定は、都道府県設定など面倒な操作をする必要がなく、地上デジタル放送を聴取したい場所でチャンネルスキャンを一度行うだけで完了する。チャンネルスキャンによって受信可能なチャンネルを登録し、受信地域を自動的に特定する。

 操作に合わせて「ワンセグテレビに設定します」「主音声」「FMラジオに設定します」「緊急放送待機モードに設定します」といった音声が入る音声ガイド機能で操作内容を確認できる。さらに、受信している全国の主要テレビ、AMラジオ、FMラジオの放送局名を読み上げる機能を搭載。コミュニティFM局など、本体に登録していない局については周波数を読み上げる。

 緊急警報放送(EWS受信)に対応し、警報受信時には「ピロピロ」という警報音で注意を喚起するとともに、大地震や津波などの災害発生をいち早く伝える。待機モード時には、ラジオを聴いていなくても自動的にラジオが起動し、NHKワンセグで警報を放送する。また、ラジオ聴取時には、強制的にNHKワンセグに切り替えて警報放送を受信する。

 本体方面の操作ボタンはできるだけ数を少なくして、高齢者や視覚障がい者でも操作しやすい大型ボタンを採用。要所に点字を配置することで、イヤホン端子の位置などを確認しやすくした。

 電源は、単3形乾電池4本、または付属のACアダプタを使用する。サイズは幅182×高さ100×奥行き55mmで、重さは約320g。