在京テレビ6社、東京スカイツリーから試験放送を実施、コールセンターで受信相談も

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2012/11/26 18:00

 日本放送協会、日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京テレビ6社は、12月22日から2013年1月下旬(12月29日を除く)までの毎週土曜日午前4時58分から5時までの2分間、東京スカイツリーから地上テレビジョン放送の試験放送を実施する。

 在京テレビ6社は、2013年5月ごろをめどに、地上テレビジョン放送の送信所を、現在の東京タワーから東京スカイツリーに移転する。送信アンテナの設置場所が地上約600mになることで固定受信の受信環境が改善されるほか、緊急災害時に欠かせないワンセグ放送を固定受信できるエリアが大幅に拡大するが、ごく一部の世帯が、事前に受信対策が必要な場合があることから、移転前に東京スカイツリーからの試験放送と受信対策を行うもの。

 試験放送では、在京テレビ6社の地上テレビジョン放送7波の放送を東京タワーから東京スカイツリーでの放送に切り替えて、受信状況を確認する。番組予約(EPG)での使用も可能。受信障害の影響がでた世帯は、東京スカイツリー受信相談コールセンターで受信相談に応じる。電話番号は、0570-015-150。開設時間は、平日が午前9時~午後8時、土・日・祝日は午後6時まで。試験放送実施日は、午前5時~午後8時。年末年始(12月28日~1月3日)は休止。

 送信所を東京スカイツリーに移転しても、ほとんどの世帯は従来通り良好に受信できる。また、ケーブルテレビや通信系テレビを通してテレビを視聴している世帯はケーブルテレビ局などが対策を講じる予定で、受信対策の必要はない。