電気通信事業者協会（TCA）と携帯電話・PHS事業者各社は、スマートフォンを安心・安全に利用するための注意事項を作成し、TCAのホームページで公開した。

　スマートフォンは、操作をしなくても自動で通信することや、ウイルスに感染する可能性があること、インターネット上から入手できるアプリのすべてが安全・適切とは限らないことなど、従来型携帯電話との違いを掲載。スマートフォンを安心・安全に利用するための注意点を挙げている。

　対策として、パケット定額サービスの利用、ウイルス対策ソフトの利用を呼びかけるほか、アプリについては、携帯電話事業者が提供するマーケットや紹介サイトを使用するなど、問い合わせ先が明確で信頼できる提供元のものを利用するようにすることを推奨している。

　また、スマートフォンは、無線LANなどの携帯電話事業者以外のネットワークからインターネットに接続できることから、携帯電話事業者が提供するフィルタリングサービスだけでは有害サイトの閲覧を完全に回避できない場合があることなど、子どもがスマートフォンを利用する際の注意点も掲載している。