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カシオの高速デジカメ「HIGH SPEED EXILIM」対フェンシング・太田選手の剣さばき、勝敗は?

ニュース

2012/10/29 17:27

 カシオ計算機は、10月24日、デジタルカメラ「EXILIM-ZR1000」の新製品発表会をに開催。ファッションモデルの益若つばささんとフェンシングの太田雄貴選手が、トークショーを行った。

益若つばささんと太田雄貴選手

 「EX-ZR1000」は、コンパクトデジタルカメラのフラグシップモデル。高速起動、高速オートフォーカス、高速レスポンスと速さがウリのモデルだ。

 一児のママである益若さんは、「子どもと飼っているウサギを撮ることが多いですね。写真にはけっこう自信があるほうなんですが、毎日撮っている私でさえブレてしまいます」と撮影の悩みを話した。そこで高速撮影ができる「EX-ZR1000」で、ステージ上で子どもたちが自転車で走り回るシーンの撮影に挑戦してもらった。夢中でシャッターを切った益若さんは、「短い時間で10枚以上撮れました。すごく速い。しかも全然ブレないですね」と絶賛していた。

子どももウサギもじっとしてくれなくて、と話す益若さん

 ロンドン五輪フェンシングで銀メダルを獲得した太田雄貴選手は、「EX-ZR1000」を片手に登場。「後輩の試合を撮ってあげたりすると、いつも手ブレで……」と動きの速いフェンシングの選手ならではの悩みを打ち明けた。「EX-ZR1000」は1秒間に30コマを撮影する高速連写機能を備える。「EX-ZR1000」の高速連写機能で、後輩がフェンシングをしているところ撮影してもらった。撮れた写真を目の当たりにして、太田選手は「ここまで突いているところが撮れるなんて」と驚いていた。

高速で繰り出される突きは太田選手でもなかなか撮れないようだ

 高速レスポンス、高速連写が得意の「EX-ZR1000」。だが、この夏、フェンシング団体戦最後の1秒、感動的な逆転劇をもたらした太田選手の鋭い突きを捉えることができるのだろうか。目標の体に二つの風船を付け、太田選手に連続で風船を割ってもらった。司会者の無茶ぶりで、風船を割るのに与えられた時間はわずか1秒。太田選手の目にも止まらぬ突きが繰り出される一瞬を、益若さんが「EX-ZR1000」の高速連写で撮影した。

記者のカメラでは一つ目の風船が割れるところを撮影できたが、二つ目は追い切れなかった

 あまりの速さに一つ目の風船が割る瞬間を逃したという益若さんだが、二つ目の風船が割れる瞬間はバッチリ撮れていた。剣先がムチのようにしなり、風船を捉える瞬間をしっかりと撮影しており、二人は「すごい」と声をそろえた。

益若さんが撮影した風船を割る瞬間