ソニー、「ウォークマン Sシリーズ」一新、付属ヘッドホンでよりクリアに

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2012/09/20 19:17

 ソニーは、全機種にBluetooth機能を搭載した「ウォークマン Sシリーズ」の新製品「NW-S770/NW-S770K/NW-S770BTシリーズ」を10月20日に発売する。10月4日から予約を受け付ける。

同時に発表したFシリーズ(左)とSシリーズ

 320×240ドットの2.0型カラー液晶ディスプレイを備えた携帯オーディオプレーヤー。音楽に加え、写真/ビデオ/FMラジオ/ポッドキャストを再生できる。厚さ7.0mmの小型・薄型デザインで、携帯がより便利になった。 

NW-S770シリーズ

 周囲の騒音を約98.0%カットする「デジタルノイズキャンセリング機能」や「クリアステレオ」など、六つの高音質技術「クリアオーディオテクノロジー」を搭載。さらに、これまで付属スピーカーだけだった高音質化技術「クリアフェーズ」を付属ヘッドホンにも展開し、個々の楽器やボーカル音が際立ち、よりクリアな高音質再生を実現した。このほか、CD/MDプレーヤーやラジオなどから直接録音できるダイレクトエンコーディング機能、音楽の進行に合わせて歌詞を自動的にスクロール表示する歌詞表示機能「歌詞ピタ」、再生スピードのコントロール、A-Bリピートなどができる「語学学習機能」などを搭載する。

専用スピーカーが付属するNW-S770Kシリーズ

 ラインアップは、プレーヤー単体の「NW-S770シリーズ」(16/8GB)、本体の充電ができる専用スピーカーが付属する「NW-S770Kシリーズ」(16/8GB)、本体カラーにマッチするBluetoothヘッドホンが付属する「NW-S770BTシリーズ」(8GB)の3シリーズ。専用スピーカーは本体と統一した丸みを帯びたデザインで、161gと軽い。また、ウォークマン本体の充電池を使用してスピーカーを駆動できるので、そのまま屋外へ持ち出して音楽を再生できる。Bluetoothヘッドホンは、周囲の騒音を約90.0%カットする「ノイズキャンセリング機能」を備え、Bluetooth通信によって、本体をバッグなどに入れたまま、胸元のシャトルスイッチで操作できる。

Bluetoothヘッドホンが付属するNW-S770BTシリーズ

 カラーは、「NW-S770/770Kシリーズ」がブラック、バイオレット、ゴールド、イエロー、ホワイト、ライトピンク、ブルー、ビビッドピンクの8色、「NW-S770BTシリーズ」がブラック、ホワイト、ライトピンク、ブルー、ビビッドピンクの5色。バッテリ持続時間は、音楽再生時36時間、ビデオ再生時6時間。本体サイズは約42.7×97.2×7.0mmで、重さは約51g。

 価格はオープン。実勢価格は、16GBの「NW-S775」が1万7000円前後、8GBの「NW-S774」が1万4000円前後、スピーカー付属モデルで16GBの「NW-S775K」が2万円前後、8GBの「NW-S774K」が1万7000円前後、Bluetoothヘッドホン付属モデル「NW-S774BT」が2万円前後の見込み。 

ホワイトを基調に、スワロフスキー・エレメントのラインストーンを配したソニーストア限定モデル

 「ソニーストア」限定で、ホワイトを基調にしたスノーキルトに、スワロフスキー・エレメントのラインストーンを配したプレミアムデザインモデル「NW-S774/WI」「NW-S774K/WI」を販売する。容量は8GB。販売予定価格は、本体のみの「NW-S775」が1万6000円、スピーカー付属モデル「NW-S774K/WI」が1万9000円前後の見込み。