楽天イー・モバイル、モバイルデータ通信サービス「楽天スーパーWiFi」を開始

サービス

2012/09/19 20:45

 楽天(三木谷浩史表取締役会長兼社長)とイー・アクセス(千本倖生代表取締役会長)は、9月19日、共同で楽天イー・モバイルを設立し、モバイルデータ通信サービス「楽天スーパーWiFi」を10月1日に開始すると発表した。

「楽天スーパーWiFi」のサービス紹介ページ

 「楽天スーパーWiFi」は、次世代高速通信規格のLTE(Long Term Evolution)に対応したモバイルデータ通信サービス。イー・アクセスが提供する下り最大75Mbps、上り最大25MbpsのLTEサービス「EMOBILE LTE」を楽天ブランドで展開するもので、9月19日から、サービス紹介ページ(http://superwifi.rakuten.co.jp/)で申込みを受け付ける。

 通信速度やサービスエリアは、「EMOBILE LTE」と同じ。下り最大42Mbps、上り最大5.8Mbpsの「EMOBILE G4」のエリアでも利用できる。対応端末「Pocket WiFi LTE GL04P」は約140gと軽く、名刺サイズの小型・軽量モバイルWi-Fiルータ。連続通信時間9時間の長時間バッテリを搭載し、ノートPCやタブレット端末など、最大10台(USBケーブル接続では最大11台)の無線LAN(Wi-Fi)対応機器を同時に接続できる。

 「楽天スーパーWiFiにねん+アシスト1600」プランに2年契約で加入した場合の料金は月額3880円で、端末代は実質無料。加入者には、契約時に「楽天スーパーポイント」5000ポイントまたは電子ブックリーダー「kobo Touch」(通常7980円)を無料でプレゼントする。楽天会員のIDを使って簡単に申し込むことができ、端末は最短で申込み日の翌日に届く。さらに、サービス契約中に「楽天市場」で買い物すると、毎月3万円を上限に、2年間3倍のポイントを付与する。

 共同で設立した新会社、楽天イー・モバイルは、出資総額が5億円で、楽天が51%、イー・アクセスが49%出資する。代表取締役社長には、楽天 常務執行役員 兼 CMOの中島謙一郎氏が就任する。