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メディアドライブ、登録時間などを短縮した名刺管理ソフト「やさしく名刺ファイリング PRO v.12.0」発売

ニュース

2012/09/14 15:20

 メディアドライブは、9月14日、名刺管理ソフト「やさしく名刺ファイリング PRO」の新バージョンとして、文字認識エンジンの性能を大幅に強化し、名刺の登録作業にかかる時間と負担を軽減した「やさしく名刺ファイリング PRO v.12.0」シリーズを発売した。価格は、「やさしく名刺ファイリング PRO v.12.0 高速カラースキャナ付」が1万6800円、「やさしく名刺ファイリング PRO v.12.0 モノクロスキャナ付」が1万2800円。

「やさしく名刺ファイリング PRO v.12.0 高速カラースキャナ付」

 専用のスキャナや複合機などから名刺を取り込み、氏名、社名、住所、メールアドレスなどを文字認識(OCR)してテキストデータに変換し、データベースで名刺情報を管理・検索・活用できる名刺管理ソフト。

 新バージョンは、認識エンジンの性能を大幅に強化することで、名刺の登録作業にかかる時間と負担を軽減。日本語認識エンジンは、認識後の結果を各フィールドに振り分ける処理の精度が向上し、斜体で記載された英字(URL/電子メール)の認識を改良したほか、新たにフリガナの認識機能を搭載した。英語認識エンジンは、これまで対応できなかったアルファベットで記載された日本語住所の認識・振り分けに対応した。また、新たに韓国語の認識エンジンを搭載した。

「やさしく名刺ファイリング PRO v.12.0 モノクロスキャナ付」

 PCとスマートフォンの連携機能を強化。PC上で管理しているデータベースの情報を、Gmailの「連絡先」を経由してスマートフォンアプリ「やさしく名刺ファイリング Mobile LE」と同期することができる。「やさしく名刺ファイリング Mobile LE」は、iPhone版、Android版ともに無料で、使用する際には「やさしく名刺ファイリング PRO v.12.0」に付属する認証キーが必要。

 このほか、専用スキャナからの名刺の両面取込みと、名刺裏面の認識機能、名刺画像の周辺に発生する黒枠ノイズの削除機能、カメラで撮影した名刺画像のトリミング性能強化や色彩補正機能、営業支援・顧客管理CRMアプリケーション「Sales Cloud」への名刺データ転送機能などを強化した。

 対応OSは、Windows 7 Enterprise/Ultimate/Professional/Home Premium/Starter、Windows Vista Ultimate/Enterprise/Business/Home Premium/Home Basic、Windows XP Professional/Home Edition(SP3以降)。

 「やさしく名刺ファイリング PRO v.12.0 高速カラースキャナ付」に付属する専用高速カラースキャナのインターフェースはUSB2.0。読取り可能サイズは、幅105×長さ1000mm、厚さ0.08~1.2mm。本体サイズは、幅174.5×奥行き60.5×高さ38.5mmで、重さは約190g。

 「やさしく名刺ファイリング PRO v.12.0 モノクロスキャナ付」に付属する専用モノクロスキャナのインターフェースはUSB1.1。読取り可能サイズは、幅54.19×長さ90.42mm、厚さ0.4mm。本体サイズは、幅102×奥行き48×高さ24mmで、重さは約78g。解像度はともに600×600dpi。