アップル、カラフルなアルミボディの新しい「iPod touch」と「iPod nano」
アップルは、9月13日、4インチの「Retinaディスプレイ」を搭載した新しい「iPod touch(第5世代iPod touch)」と、デザインを一新した「iPod nano(第7世代iPod nano)」を発表した。
iPodシリーズは、累計販売台数3億5000万台以上に達する世界で最も人気の携帯オーディオプレーヤー。近年は、iOSを搭載し、音楽再生だけではなく、インターネットやメール、ゲームなども楽しめる「iPod touch」が主力機種となっている。
新しい「iPod touch」は、酸化皮膜処理したアルミニウム製ボディに、同時に発表した「iPhone 5」と同じアスペクト比16:9、1136×640ピクセル(解像度326ppi)、4.0インチの「Retinaディスプレイ」を備えながら、これまで以上に本体を薄く、軽くした。容量は32GB/64GBの2種類で、カラーは、ピンク、イエロー、ブルー、シルバー、スレートの全5色。色を表面に塗るのではなく、アルミニウムの素材自体に色をつけた。
従来の第4世代「iPod touch」に比べ、最大2倍の処理能力をもつデュアルコアA5チップ、1080pのフルHD動画や、「パノラマモード」でパノラマ写真を撮影できる500万画素の「iSightカメラ」を搭載し、カメラの性能・機能を強化した。また、ワイヤレス通信として、IEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0に対応し、11nは2.4GHz/5GHzのデュアルバンドをサポートする。
OSは、独自のマップアプリなど、200以上の新機能を搭載した最新版「iOS 6」。音声アシスタント機能「Siri」や、iOSデバイスの画面をテレビにワイヤレスで表示する「AirPlayミラーリング」も利用できる。サイズは、高さ123.4×幅58.6×厚さ6.1mmで、重さは88g。簡単に取り外しできる本体カラーに合わせたリストストラップ「iPod touch loop」が付属する。
新しい「iPod nano」は、2009年9月に発売した第5世代「iPod nano」と同じ縦長デザインに変更。酸化皮膜処理したアルミニウム製の小型ボディに、シリーズ最大となる2.5インチの「Multi-Touchディスプレイ」を搭載し、画面上のアイコンをタッチして操作する。ディスプレイ下部には、ホームスクリーンにすばやく戻ることができるホームボタン、側面には音量調節や再生、一時停止、曲変更ができるナビゲーションボタンを備える。カラーは、ピンク、イエロー、ブルー、グリーン、パープル、シルバー、スレートの全7色。
音楽・写真の再生に加え、動画の再生、FMラジオなどを搭載。新たにBluetoothに対応し、ワイヤレスでBluetooth対応スピーカーなどと接続できる。音楽再生時のバッテリ持続時間は、「iPod nano」としては過去最長の30時間。サイズは高さ76.5×幅39.6×厚さ5.4mmで、重さは31g。
共通の変更点として、従来の30ピンコネクタ(Dockコネクタ)より80%小さく、上下どちらでも差し込めるリバーシブル仕様の「Lightningコネクタ」を採用。従来の30ピンコネクタ用のアクセサリを利用できる、Lightning - 30ピンアダプタも用意する。また、耳に自然にフィットし、耐久性や音質を高めた新しいヘッドホン「Apple EarPods」が付属する。
新しい第5世代iPod touchは、9月14日から予約を受け付け、10月に発売する予定。価格は、32GBモデルが2万4800円、64GBモデルが3万3800円。従来の第4世代「iPod touch」の32GB/16GBモデルも引き続き販売する。カラーはブラックとホワイトの2色。価格は、32GBモデルが2万900円、16GBモデルが1万6800円。
第7世代iPod nanoは、10月に発売する予定。容量は16GBのみで、価格は1万2800円。「iPod touch」「iPod nano」とも、Apple Online Storeと直営店のApple Store限定で販売する「(PRODUCT)REDモデル」を用意する。「(PRODUCT)REDモデル」のカラー「レッド」を含めると、カラーバリエーションは、「iPod touch」は全6色、「iPod nano」は全8色となる。
→同時に発表した新「iPhone 5」の記事はこちら
4インチの「Retinaディスプレイ」を搭載した新しいiPod touch
(右は「iPod touch loop」を装着した状態)
(右は「iPod touch loop」を装着した状態)
iPodシリーズは、累計販売台数3億5000万台以上に達する世界で最も人気の携帯オーディオプレーヤー。近年は、iOSを搭載し、音楽再生だけではなく、インターネットやメール、ゲームなども楽しめる「iPod touch」が主力機種となっている。
新しい「iPod touch」は、酸化皮膜処理したアルミニウム製ボディに、同時に発表した「iPhone 5」と同じアスペクト比16:9、1136×640ピクセル(解像度326ppi)、4.0インチの「Retinaディスプレイ」を備えながら、これまで以上に本体を薄く、軽くした。容量は32GB/64GBの2種類で、カラーは、ピンク、イエロー、ブルー、シルバー、スレートの全5色。色を表面に塗るのではなく、アルミニウムの素材自体に色をつけた。
iPod touchとしては初めてホワイト以外のカラーバリエーションを用意
従来の第4世代「iPod touch」に比べ、最大2倍の処理能力をもつデュアルコアA5チップ、1080pのフルHD動画や、「パノラマモード」でパノラマ写真を撮影できる500万画素の「iSightカメラ」を搭載し、カメラの性能・機能を強化した。また、ワイヤレス通信として、IEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0に対応し、11nは2.4GHz/5GHzのデュアルバンドをサポートする。
スレート(一番右)以外、前面はホワイトで、背面と側面に色がついている
OSは、独自のマップアプリなど、200以上の新機能を搭載した最新版「iOS 6」。音声アシスタント機能「Siri」や、iOSデバイスの画面をテレビにワイヤレスで表示する「AirPlayミラーリング」も利用できる。サイズは、高さ123.4×幅58.6×厚さ6.1mmで、重さは88g。簡単に取り外しできる本体カラーに合わせたリストストラップ「iPod touch loop」が付属する。
新しい「iPod nano」は、2009年9月に発売した第5世代「iPod nano」と同じ縦長デザインに変更。酸化皮膜処理したアルミニウム製の小型ボディに、シリーズ最大となる2.5インチの「Multi-Touchディスプレイ」を搭載し、画面上のアイコンをタッチして操作する。ディスプレイ下部には、ホームスクリーンにすばやく戻ることができるホームボタン、側面には音量調節や再生、一時停止、曲変更ができるナビゲーションボタンを備える。カラーは、ピンク、イエロー、ブルー、グリーン、パープル、シルバー、スレートの全7色。
縦長デザインに戻った新しいiPod nano
音楽・写真の再生に加え、動画の再生、FMラジオなどを搭載。新たにBluetoothに対応し、ワイヤレスでBluetooth対応スピーカーなどと接続できる。音楽再生時のバッテリ持続時間は、「iPod nano」としては過去最長の30時間。サイズは高さ76.5×幅39.6×厚さ5.4mmで、重さは31g。
クレジットカードとほぼ同じ大きさの小型ボディ。
側面に便利なナビゲーションボタンを備える(一番右)
側面に便利なナビゲーションボタンを備える(一番右)
共通の変更点として、従来の30ピンコネクタ(Dockコネクタ)より80%小さく、上下どちらでも差し込めるリバーシブル仕様の「Lightningコネクタ」を採用。従来の30ピンコネクタ用のアクセサリを利用できる、Lightning - 30ピンアダプタも用意する。また、耳に自然にフィットし、耐久性や音質を高めた新しいヘッドホン「Apple EarPods」が付属する。
新しい第5世代iPod touchは、9月14日から予約を受け付け、10月に発売する予定。価格は、32GBモデルが2万4800円、64GBモデルが3万3800円。従来の第4世代「iPod touch」の32GB/16GBモデルも引き続き販売する。カラーはブラックとホワイトの2色。価格は、32GBモデルが2万900円、16GBモデルが1万6800円。
第7世代iPod nanoは、10月に発売する予定。容量は16GBのみで、価格は1万2800円。「iPod touch」「iPod nano」とも、Apple Online Storeと直営店のApple Store限定で販売する「(PRODUCT)REDモデル」を用意する。「(PRODUCT)REDモデル」のカラー「レッド」を含めると、カラーバリエーションは、「iPod touch」は全6色、「iPod nano」は全8色となる。
→同時に発表した新「iPhone 5」の記事はこちら