ソニー、NFC対応のBluetooth対応スピーカー、スマートフォンをタッチして起動できる

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2012/09/11 19:36

 ソニーは、Bluetooth対応のワイヤレススピーカー「SRS-BTV5」と「SRS-BTM8」を10月20日に発売する。

スマートフォンをかざすと音楽を再生

 Bluetooth接続に対応し、Bluetooth対応携帯オーディオやスマートフォンを手元で操作しながら、音楽などの音声をワイヤレスで楽しむことができる。また、NFC(近距離無線通信)に対応し、NFCを搭載するスマートフォンなどをかざしてBluetooth機器の登録(ペアリング)や音楽再生などが簡単にできる。

 例えば部屋に置いた「SRS-BTV5」「SRS-BTM8」に、対応の「Xperiaスマートフォン」をかざして「Xperiaスマートフォン」内蔵のスピーカーやヘッドホンで聴いていた音楽をワイヤレススピーカーに転送して鳴らすことができる。なお、NFC機能を利用するには、発売に合わせて提供を開始する対応アプリをスマートフォンにインストールする必要がある。

まるでボール! 手のひらサイズのワイヤレススピーカー



 「SRS-BTV5」は、直径約65mmの球体型スピーカー。重さは約135gで野球ボールよりも軽い。

ボールのような「SRS-BTV5」

 スピーカーを中心に360°全方位に音を響かせる「サークルサウンドステージ」技術を採用。約2.4mm厚のABS樹脂を採用し、剛性を高めて不要な共振を極力抑えた。また、丸みのある形状や吸音材をによって、定在波が起きにくい構造になっている。直径34mmのスピーカーを搭載し、最大出力は1.2W。

 電源はリチウムイオン充電池で、最大約5時間の連続再生に対応。カラーはブラック、ホワイト、ブルー、ビビッドピンク、ライトピンクの5色。収納したまま視聴ができるポーチが付属する。価格はオープンで、実勢価格は8000円前後の見込み

ハンドルつきでどこでも持ち運べるコンパクトスピーカー



 「SRS-BTM8」は、ハンドルつきの小型スピーカー。スピーカー内部をエンクロージャーで覆うことで高い密閉度を保ち、低域再生能力を向上した。クリアで低音の効いたステレオサウンドを響かせる。エンクロージャーは約2.5mmの厚みをもち、不要な振動を抑えて、クリアで透明感のある音を再現する。

ハンドル付きの「SRS-BTM8」

 振動板を支えるエッジ部は柔軟性が高いロールエッジ構造で、振動板の可動範囲が広がって低音を豊かに再現する。直径50mmのバスレフ型スピーカーを二つ備え、最大出力は2.0W×2。

 電源はAC電源に加え、単3形乾電池4本に対応し、最大20時間のワイヤレス再生ができる。価格はオープンで、実勢価格は1万円前後の見込み。