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ティアック、iOSデバイス用のマイク/ラインアンプ「iXJ2」とステレオコンデンサーマイク「iM2X」

ニュース

2012/09/06 14:46

 ティアックは、レコーディング機器ブランド「TASCAM(タスカム)」から、iOSデバイス用マイク/ラインアンプ「iXJ2」と、X-Y方式iOSデバイス用ステレオコンデンサーマイク「iM2X」を発売する。価格はオープンで、実勢価格はそれぞれ8000円前後の見込み。

「iXJ2」の使用イメージ

 「iXJ2」は、iPadなどのiOSデバイスの30ピンDockコネクタに接続する3.5mmミニジャック入力のマイク/ラインアンプ。Dockコネクタに接続した「iXJ2」に市販のステレオマイクやピンマイクをつないで、高音質なインタビュー収録やアナウンス収録ができる。

 2基の入力端子は、モノラル/ステレオどちらの入力にも対応。動画撮影やインターネット生放送では「INPUT A」、インタビュー録音では「INPUT B」など、さまざまな環境で使用することができる。対談の収録では、左右の音をミックスしてセンター定位にして聞きやすい音声を提供する「MONO SUM」機能を備える。入力部は、56dBの入力ゲイン幅をもち、ラインレベルの入力に対応。キーボードやオーディオ再生機器の直接接続もできる。

 S/N比は90dB以上、周波数特性は20Hz~20kHz、歪率は0.02%以下。サイズは、幅59.8×高さ46.7×奥行き16.6mmで、重さは30g。発売は9月下旬。 

「iM2X」の使用イメージ

 「iM2X」は、iPhoneの30ピンDockコネクタに接続して使用するステレオコンデンサーマイク。ドックコネクタに「iM2X」を接続するだけで、ステレオ高音質録音ができる。

 リニアPCMレコーダー「DR-07MKII」と同等の単一指向性ステレオコンデンサーマイクを採用。マイクが180°回転する「vari-angle」機構で、iPhoneをステージに向けてコンサートを録音したり、自分側にマイクを倒してメモを録ったりなど、さまざまな場面で活用できる。単一音源の収録に適したX-Y方式で、インタビューや単一楽器の録音に適している。

 本体で入力レベルが確認できるLEDレベル表示を搭載。録音レベルは、本体側面のインプットボリュームで無段階で調節できる。さらに、大音量の音源も安心して録音できる耐音圧125dB SPLを実現。音楽ライブや鉄道、蒸気機関車など、大音量を録音するときでも、安心して使用することができる。

 S/N比は95dB以上、周波数特性は10~20kHz、歪率0.01%以下。サイズは、幅57.0×高さ58.6×奥行き19.0mmで、重さは30g。軽量・コンパクトで、持ち歩いて録りたいときにすぐに高音質で録音できる。発売は10月上旬。

 ともに、マイク入力に対応したほとんどのアプリケーションで使用できる。例えば、iOS標準搭載のカメラアプリを使用した高音質動画の撮影や、App StoreからリニアPCM録音用の無料アプリ「TASCAM PCM Recorder」をダウンロードして、リニアPCM録音ができる。

・「TASCAM PCM Recorder」をダウンロード