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オンライン動画配信サービス「Hulu」が「Apple TV」に対応、コンテンツ提供会社は28社に

サービス

2012/09/05 12:58

 フールージャパンLLCは、9月4日、オンライン動画配信サービス「Hulu(フールー)」の国内でのサービス開始一周年を記念して、プレスカンファレンスを開催した。バディ・マリーニ マネージング・ディレクターが、新たに対応したデバイス、追加したコンテンツを紹介した。

バディ・マリーニ マネージング・ディレクター

 定額制のオンライン動画配信サービス「Hulu」は、2011年9月にサービスを開始。PCだけではなく、スマートフォン、タブレット端末、PlayStation3などのゲーム機、薄型テレビ、ブルーレイディスク(BD)レコーダーなど、幅広い機器で視聴できる。配信コンテンツは、日本の映画・ドラマ・アニメのほか、ハリウッドの映画やドラマシリーズ、イギリス・韓国・香港のテレビ番組や映画など。2012年4月には、利用料金を月額1480円から980円に値下げしている。

 マリーニ マネージング・ディレクターは、会員数は非公開としながら、「毎月伸びている。4月に実施した料金の値下げと国内コンテンツの充実などで、会員数は大きく伸びた」と話した。

 また、今回アップルの「Apple TV」が対応デバイスに加わったと発表。「Apple TV」のホーム画面に「Hulu」が追加され、Apple IDで登録と決済が可能できるようになった。「Hulu」の会員は、eメールとパスワードを入力してすぐコンテンツを視聴できる。新たに「Apple TV」から加入した会員向けには、通常2週間の無料トライアル期間を1カ月に延長する特典を用意した。

アップルの「Apple TV」

「Apple TV」での画面イメージ

 同時に、新しいコンテンツパートナーとして、映画配信のギャガと円谷プロダクションが加わったことを発表した。ギャガは昨年ヒットした『英国王のスピーチ』や、『オペラ座の怪人』『オーシャンズ』『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』などの海外映画を9月4日から順次追加する。

9月4日にはギャガが加わった

 また円谷プロダクションは、1966年に放送を開始した『ウルトラマン』や71年の『帰ってきたウルトラマン』など、計8シリーズを9月4日から提供する。今回の拡充によって、コンテンツパートナーは国内15社を含めむ計28社となった。

円谷プロダクションは『ウルトラマン』シリーズを提供

 9月12日からは、スペシャルプロジェクト「Huluアンバサダープロジェクト」を実施。FacebookやTwitterで「Hulu」について情報発信した人のなかから、先着で1万名を「Hulu アンバサダー」に任命し、1か月の無料トライアルを提供する。プロジェクトの詳細は、特設サイト「try.hulu.jp」で公開する。