コンパクト&ワイヤレスが超便利! TAXANのLEDプロジェクター「KG-PL051W」
テレビや液晶モニタと違い、低価格で大画面の映像が楽しめるプロジェクター。しかし、設置するのが大変、プロジェクター専用の部屋を用意するのがちょっと……。そんなプロジェクターのイメージを覆す製品が登場した。「TAXAN」ブランドの小型LEDプロジェクター「KG-PL051W」がそれだ。そのコンパクトさ、使い勝手のよさは、もはや驚きである。
PCなどの接続した機器の映像をスクリーンに拡大して投映するプロジェクター。テレビや液晶モニタに比べ、低価格で大画面の映像が楽しめる。そのため、プロジェクターは会議やプレゼンテーションなど、いまやビジネスの現場になくてはならない機器となっている。
しかし、プロジェクターは机や棚の上に置くか、天井に吊さなくてはならず、設置場所を確保したり、設置自体が面倒だったりする。また、設置後も部屋を暗くしたり、PCとモニタケーブルで接続し、表示の設定をしたり、投映された映像の位置や大きさ、歪みを調整したり、と何かと準備が必要なのもまた事実だ。
もっと手軽に使えて、さらに持ち運びができる小型で便利なプロジェクターが欲しい! と常々思っていたのだが、まさにその要望に応えてくれる製品が登場した。それがマイクロソリューション株式会社の「TAXAN」ブランドの小型LEDプロジェクター「KG-PL051W」だ。
マイクロソリューション株式会社は、国産の老舗メーカー・加賀電子のグループ会社だ。「TAXAN」は、加賀電子グループ各社が共通で使用するコンシューマ向け製品のブランド名で、光源にLEDを採用したプロジェクターをいち早く市場に投入したのも「TAXAN」だ。
この「TAXAN」の新モデルとして、8月に発売された「TAXAN KG-PL051W」は、とにかくコンパクトで軽い。本体は幅170×奥行き138mmで、A5サイズよりも小さい。高さは42.5mmと、標準的なコミック単行本3冊分程度だ。重さはわずか約800g。
電源コードやAC電源アダプタと一緒にしまえるキャリングケースが付属し、どこへでも持って行けるのが最大の魅力だ。いつも使っているビジネスバッグに、キャリングケースごとすっぽり収まる。
光源にランプを使用する従来のプロジェクターは、ランプの交換が不可欠だった。プロジェクターランプの寿命は2000時間程度で、頻繁に使用していると1年を待たずに交換時期がやってくる。しかも、交換用のランプは1個3~5万円もする。
「KG-PL051W」は、光源に高輝度のLEDを採用。LEDの寿命は約3万時間で、毎日10時間、年間300日使用したとしても交換は10年後だ。実際はこんなに頻繁に使用することはないだろうから、実質的にはほぼ交換不要といえる。ランニングコストを考えると、LEDプロジェクターのほうが圧倒的に有利なのは間違いない。
寿命だけではなく、LEDはランプに比べて、本体を小型化しやすい、起動が早くて立ち上がりから輝度が安定している、発熱が抑えられる、色の再現性にすぐれるなどのメリットがある。
さらに、LEDプロジェクターのなかでは最高輝度の500lm(ルーメン)を実現。40~60型程度の投映サイズであれば、暗めの室内で十分に映像が見て取れる。実際に試してみれば一目瞭然で、筆者も、窓を完全に遮光せずに照明を消しただけできれいに見えることに驚いた。「これならプロジェクター専用ルームなど必要ない」と実感した。
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それでも明るさについて少しでも不安に思うなら、マイクロソリューション株式会社のウェブサイトにアクセスしよう。300lmの明るさの目安を動画で紹介しているので、ぜひ確認してほしい。
「KG-PL051W」が最も真価を発揮するのは、ビジネスシーンだ。コンパクトで気軽に持ち歩けるから、社内でも顧客先でも、どんな部屋でもプロジェクタールームになる。
「KG-PL051W」にはUSBに装着するWi-Fiトングルが付属しており、Wi-Fi機能搭載のPCとワイヤレスで接続ができる。接続の手順は実に簡単。まずPCに専用ソフトをインストールして、次に「KG-PL051W」のメニューを投映。「EZディスプレイ」メニューから「Wi-Fiディスプレイ」を選択して、待機状態にする。準備はこれだけだ。
その状態でPCのソフトを起動すると、無線アクセスポイントのリストのなかに「KG-PL051W」を表示するので、それを選択すればワイヤレス接続が確立し、自動的にPCの画面がミラーリングで投映される。専用ソフトとWi-Fiトングルの間でアドホックのWi-Fi環境を構築するので、無線LAN環境のない場所でもワイヤレス接続OKだ。
さっと取り出した「KG-PL051W」を机に置き、PCのソフトを起動するだけで、即プレゼンテーションがスタートする――。これこそまさに、ビジネスを成功に導く「スマートプレゼンテーション」だ。
このほか、USBとSDポートを備え、USBメモリやSDカードに保存した動画、静止画、音楽データ、PDFファイル、Microsoft Officeファイルを投映できるビューワ機能も搭載している。つまり、PCなしでも利用できるLEDプロジェクターなのだ。
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「KG-PL051W」が活躍するのは、ビジネスシーンだけではない。家庭にも一台あれば家族や仲間との時間が大いに盛り上がること間違いなしだ。PCとつなげば、ネット動画などを大画面で投映して楽しむことができるし、PCゲームを迫力の大画面でプレイすることもできる。
HDMI入力も備えているので、AV機器との接続もOK。デジタルカメラやデジタルビデオカメラをHDIMIケーブルでつないで、写真やホームビデオを大勢で鑑賞するといった使い方も楽しいだろう。これからの季節なら、秋の旅行写真や子どもの運動会ムービーなどで、家族だんらんの時間に上映会を開催してはどうだろうか。
使い勝手の点で便利なのが、本体底面にカメラ用三脚が取りつけられるネジ穴があること。投映時の映像の位置定めで高さが足りないときは卓上のミニ三脚を取りつけるといい。さらに、三脚の雲台を調整して天井に向けて投映することもできる。「映像を投映するスクリーンや白い壁がなくて」とためらっている人は、思い切って天井をスクリーンにしてはいかがだろうか。
試しに星空の映像を投映したが、まるで天井に窓があってそこから夜空を眺めているような、あるいは自宅の天井がプラネタリウムになったかのような気分で、これは秋の夜長に持ってこいの楽しみ方だと実感した。カメラ用三脚が取りつけられるようにしたことは、すばらしいアイデアだと賞賛したい。
PCと「KG-PL051W」をワイヤレスで接続するための専用ソフトは、いまのところWindows用しかない。しかし、遅くても本年度中に、AndroidとiOSに対応する予定だ。Android/iOS対応アプリがあれば、スマートフォンやタブレットからワイヤレスで「KG-PL051W」を使った投映が可能になる。スマートフォン内の電子書籍やミュージックビデオを天井に投映して、寝ながらそれを見ることもできるようになるわけで、アプリのリリースがなんとも待ち遠しい。
なお、iOS(バージョン5.1以上)やMac(OS X Mountain Lion)のユーザーは、Apple TVを用意して「KG-PL051W」とHDMIケーブルで接続すれば、アプリのリリースを待つことなく、iPhoneやiPad、MacBook Pro/Airなどからワイヤレス(AirPlay)での投映が楽しめる。
「せっかくだから、スクリーンも一緒に揃えたい」と考えている人は、いまが絶好のチャンス! 9月20日までに「KG-PL051W」を購入し、9月末まで申し込むと、もれなく80インチスクリーンが当たる期間限定キャンペーンを実施している。LEDプロジェクターの購入を検討しているなら、この機会を見逃す手はない。
「TAXAN KG-PL051W」は、ビジネスシーンでもプライベートでも大活躍してくれるLEDプロジェクターであることは間違いない。この機会に、LEDプロジェクターで大画面生活を始めてはいかがだろうか。(フリーライター・榎木秋彦)
「TAXAN KG-PL051W」は軽量・コンパクトが最大の魅力
PCなどの接続した機器の映像をスクリーンに拡大して投映するプロジェクター。テレビや液晶モニタに比べ、低価格で大画面の映像が楽しめる。そのため、プロジェクターは会議やプレゼンテーションなど、いまやビジネスの現場になくてはならない機器となっている。
しかし、プロジェクターは机や棚の上に置くか、天井に吊さなくてはならず、設置場所を確保したり、設置自体が面倒だったりする。また、設置後も部屋を暗くしたり、PCとモニタケーブルで接続し、表示の設定をしたり、投映された映像の位置や大きさ、歪みを調整したり、と何かと準備が必要なのもまた事実だ。
もっと手軽に使えて、さらに持ち運びができる小型で便利なプロジェクターが欲しい! と常々思っていたのだが、まさにその要望に応えてくれる製品が登場した。それがマイクロソリューション株式会社の「TAXAN」ブランドの小型LEDプロジェクター「KG-PL051W」だ。
超コンパクト! LEDで500lmを実現した明るさも魅力
マイクロソリューション株式会社は、国産の老舗メーカー・加賀電子のグループ会社だ。「TAXAN」は、加賀電子グループ各社が共通で使用するコンシューマ向け製品のブランド名で、光源にLEDを採用したプロジェクターをいち早く市場に投入したのも「TAXAN」だ。
この「TAXAN」の新モデルとして、8月に発売された「TAXAN KG-PL051W」は、とにかくコンパクトで軽い。本体は幅170×奥行き138mmで、A5サイズよりも小さい。高さは42.5mmと、標準的なコミック単行本3冊分程度だ。重さはわずか約800g。
大きさは標準的なコミック単行本と同じくらいで、高さは3冊分程度
電源コードやAC電源アダプタと一緒にしまえるキャリングケースが付属し、どこへでも持って行けるのが最大の魅力だ。いつも使っているビジネスバッグに、キャリングケースごとすっぽり収まる。
上面の操作部。電源のオン/オフや各種設定は、この操作部もしくは付属のリモコンで行う
光源にランプを使用する従来のプロジェクターは、ランプの交換が不可欠だった。プロジェクターランプの寿命は2000時間程度で、頻繁に使用していると1年を待たずに交換時期がやってくる。しかも、交換用のランプは1個3~5万円もする。
「KG-PL051W」は、光源に高輝度のLEDを採用。LEDの寿命は約3万時間で、毎日10時間、年間300日使用したとしても交換は10年後だ。実際はこんなに頻繁に使用することはないだろうから、実質的にはほぼ交換不要といえる。ランニングコストを考えると、LEDプロジェクターのほうが圧倒的に有利なのは間違いない。
寿命だけではなく、LEDはランプに比べて、本体を小型化しやすい、起動が早くて立ち上がりから輝度が安定している、発熱が抑えられる、色の再現性にすぐれるなどのメリットがある。
さらに、LEDプロジェクターのなかでは最高輝度の500lm(ルーメン)を実現。40~60型程度の投映サイズであれば、暗めの室内で十分に映像が見て取れる。実際に試してみれば一目瞭然で、筆者も、窓を完全に遮光せずに照明を消しただけできれいに見えることに驚いた。「これならプロジェクター専用ルームなど必要ない」と実感した。
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それでも明るさについて少しでも不安に思うなら、マイクロソリューション株式会社のウェブサイトにアクセスしよう。300lmの明るさの目安を動画で紹介しているので、ぜひ確認してほしい。
会議室で、スクリーン代わりのホワイトボードに投映。照明は消しているが、窓のブラインドは開けたままだ。500lmの高輝度だから、昼間の屋外光が差し込む会議室でも、これだけはっきりした映像が投映できる
ビジネスへの活用でスマートプレゼンテーションを実現
「KG-PL051W」が最も真価を発揮するのは、ビジネスシーンだ。コンパクトで気軽に持ち歩けるから、社内でも顧客先でも、どんな部屋でもプロジェクタールームになる。
「KG-PL051W」にはUSBに装着するWi-Fiトングルが付属しており、Wi-Fi機能搭載のPCとワイヤレスで接続ができる。接続の手順は実に簡単。まずPCに専用ソフトをインストールして、次に「KG-PL051W」のメニューを投映。「EZディスプレイ」メニューから「Wi-Fiディスプレイ」を選択して、待機状態にする。準備はこれだけだ。
USBに装着する付属のWi-Fiトングルもとても小さい
PCとのワイヤレス接続には本体側の操作メニューで「Wi-Fiディスプレイ」を選択する
その状態でPCのソフトを起動すると、無線アクセスポイントのリストのなかに「KG-PL051W」を表示するので、それを選択すればワイヤレス接続が確立し、自動的にPCの画面がミラーリングで投映される。専用ソフトとWi-Fiトングルの間でアドホックのWi-Fi環境を構築するので、無線LAN環境のない場所でもワイヤレス接続OKだ。
専用ソフト「EZ WiFi/LAN」を起動すると、ワイヤレスアクセスポイントの一覧のなかの「TAXAN_PL051W」を選択すればワイヤレス接続が確立されて自動的にミラーリング表示に切り替わる
ミラーリング投映中は、PC側の専用ソフト「EZ WiFi/LAN」は起動したままにしておく。ソフトを終了させてしまうとミラーリングが解除され、ワイヤレス接続も切断されるので注意が必要だ
さっと取り出した「KG-PL051W」を机に置き、PCのソフトを起動するだけで、即プレゼンテーションがスタートする――。これこそまさに、ビジネスを成功に導く「スマートプレゼンテーション」だ。
PCとワイヤレスで接続。ケーブルでつながっていないのに、PC画面と同じ映像がミラーリングで投映できている。ワイヤレスだとスマートに使える
このほか、USBとSDポートを備え、USBメモリやSDカードに保存した動画、静止画、音楽データ、PDFファイル、Microsoft Officeファイルを投映できるビューワ機能も搭載している。つまり、PCなしでも利用できるLEDプロジェクターなのだ。
PCを使わずに本体のビューワ機能を利用したい場合は、操作メニューの「EZメディア」から「USB」または「SDカード」を選択
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天井への投映など、家庭でもいろいろな楽しみ方ができる
「KG-PL051W」が活躍するのは、ビジネスシーンだけではない。家庭にも一台あれば家族や仲間との時間が大いに盛り上がること間違いなしだ。PCとつなげば、ネット動画などを大画面で投映して楽しむことができるし、PCゲームを迫力の大画面でプレイすることもできる。
居室の壁(壁紙の色はベージュ)に夏空の写真を投映。6畳の部屋を横に使って、40型に近い大きさまで投映できる
HDMI入力も備えているので、AV機器との接続もOK。デジタルカメラやデジタルビデオカメラをHDIMIケーブルでつないで、写真やホームビデオを大勢で鑑賞するといった使い方も楽しいだろう。これからの季節なら、秋の旅行写真や子どもの運動会ムービーなどで、家族だんらんの時間に上映会を開催してはどうだろうか。
使い勝手の点で便利なのが、本体底面にカメラ用三脚が取りつけられるネジ穴があること。投映時の映像の位置定めで高さが足りないときは卓上のミニ三脚を取りつけるといい。さらに、三脚の雲台を調整して天井に向けて投映することもできる。「映像を投映するスクリーンや白い壁がなくて」とためらっている人は、思い切って天井をスクリーンにしてはいかがだろうか。
クローゼットの上の天井に、青空の写真を投映した。カメラ用の三脚を使えば、こんな角度での投映もまったく問題ない
試しに星空の映像を投映したが、まるで天井に窓があってそこから夜空を眺めているような、あるいは自宅の天井がプラネタリウムになったかのような気分で、これは秋の夜長に持ってこいの楽しみ方だと実感した。カメラ用三脚が取りつけられるようにしたことは、すばらしいアイデアだと賞賛したい。
投映した映像をベッドに横になって見上げると、こんな感じに。写真だけでなく、ムービーやゲーム画面を投映しても楽しそうだ
スマートフォン用アプリも開発中、キャンペーンで買うならいま!
PCと「KG-PL051W」をワイヤレスで接続するための専用ソフトは、いまのところWindows用しかない。しかし、遅くても本年度中に、AndroidとiOSに対応する予定だ。Android/iOS対応アプリがあれば、スマートフォンやタブレットからワイヤレスで「KG-PL051W」を使った投映が可能になる。スマートフォン内の電子書籍やミュージックビデオを天井に投映して、寝ながらそれを見ることもできるようになるわけで、アプリのリリースがなんとも待ち遠しい。
なお、iOS(バージョン5.1以上)やMac(OS X Mountain Lion)のユーザーは、Apple TVを用意して「KG-PL051W」とHDMIケーブルで接続すれば、アプリのリリースを待つことなく、iPhoneやiPad、MacBook Pro/Airなどからワイヤレス(AirPlay)での投映が楽しめる。
「せっかくだから、スクリーンも一緒に揃えたい」と考えている人は、いまが絶好のチャンス! 9月20日までに「KG-PL051W」を購入し、9月末まで申し込むと、もれなく80インチスクリーンが当たる期間限定キャンペーンを実施している。LEDプロジェクターの購入を検討しているなら、この機会を見逃す手はない。
「TAXAN KG-PL051W」は、ビジネスシーンでもプライベートでも大活躍してくれるLEDプロジェクターであることは間違いない。この機会に、LEDプロジェクターで大画面生活を始めてはいかがだろうか。(フリーライター・榎木秋彦)