「USB3.0」の速さを実感! 快適なPCライフを実現するトランセンドのUSBメモリ&外付けHDD
現在、店頭に並んでいる多くのPCは、高速USB規格「USB3.0」に対応している。データ転送速度が最大5Gbpsという高速なインターフェースだが、まだ対応する周辺機器が少なかったり、USB2.0対応の周辺機器をそのまま使っていたりと、PCの性能を生かしていない人が多のではないだろうか。今回はそんなUSB3.0の性能を存分に生かして、快適なPCライフを実現する対応デバイスを紹介する。
まずは使っているPCのスペックを確認しよう。もし、USB3.0を搭載しているなら、その性能を生かさない手はない。USB3.0ポートは端子が青いので、簡単に見分けることができる。
USB3.0は、USB2.0の10倍以上となる5Gbpsの転送速度をもつ最新のインターフェースだ。USB2.0と互換性があり、従来のUSB2.0対応機器をそのまま接続することもできる。しかし、その性能を生かすには、USB3.0対応機器と組み合わせたい。これまでになかった圧倒的な転送性能は、確実にPCの快適性を向上させてくれる。
これから主流となるインターフェースだけに、対応機器は増えつつある。特にUSBメモリや外付けHDDは転送速度がポイントになってくる機器だけに、各メーカーは対応機器を豊富にラインアップしている。
USB3.0の高速転送を存分に体感したいなら、信頼のおけるメーカーの製品を選びたい。今回紹介するトランセンドジャパンは、そんな信頼のおけるメーカーの筆頭格だ。メモリカードやPC用メモリ、USBメモリなど、記憶媒体を数多く販売している。
「USB」と聞いて、真っ先に「USBメモリ」を思い浮かべる人は多いだろう。最近のUSBメモリは大容量化が進み、16~32GBモデルが販売台数シェアを伸ばしている。これは、フルHD画質の動画や高画質の画像など、大きなサイズのファイルが増えて扱うデータが大容量になっていることと、それらを保存するUSBメモリの大容量モデルが安くなっているからだ。そして、こうした大容量データを扱うには、記憶媒体の容量はもちろん、転送速度も重要なポイントとなる。
トランセンドのUSBメモリ「JF760」「JF770」は、USB3.0に対応した最新モデル。容量は「JF760」が4/8/16/32GB、「JF770」が8/16/32GB。スライド式のコネクタを備え、キャップを紛失することもなく、使わないときはコネクタを本体内に収納してコンパクトに持ち歩くことができる。
それでは、転送速度を検証しよう。今回使うのは「JF760」の32GBモデル。USB2.0ポートとUSB3.0ポート経由で、「JF760」に大容量データをコピーした際の所要時間を計測した。
2GBのデータをコピーした場合、USB2.0ポートの所要時間は2分12秒、USB3.0ポートの所要時間は1分28秒だった。転送データ容量を増やし、10GBにするとUSB2.0は12分00秒だったのに対し、USB3.0は7分10秒だった。
転送速度の差は一目瞭然。2/10GBともに、USB2.0と3.0ポートの間には、2倍近い速度差があった。実際、コピー状況を示すプログレスバーの進み方も、USB3.0ポートを用いた時の方がスムーズに進んでいく。このスピードは、フルHD画質の動画やデジタルカメラデータの大量バックアップなどにかなり重宝するだろう。
USBポートに接続して使う外付けHDDも、USB3.0の恩恵を感じやすい機器の一つ。いうまでもなく、HDDの転送速度は高速であればあるほど快適だ。特にHDDの大容量化が進んでいるいまは、テラバイト(TB)のモデルが標準になりつつあるので、その効果も顕著に現れる。大容量データの一括バックアップはもちろん、大きなファイルのデータコピーや保存、OSのキャッシュ領域としての使用などでも、5Gbpsという転送速度に対応したUSB3.0対応HDDの恩恵は、非常に大きなものがある。
トランセンドの外付けHDD「SJ35T3」シリーズは、USB3.0と2.0に対応し、容量も1~3TBと大容量モデルが揃う。ファンレスによる低騒音設計で、動作音も静かだ。また、消費電力を最大70%削減するオートスリープモードを搭載している。
USBメモリの「JF760」同様、「SJ35T3」も2GBと10GBのデータ転送の所要時間を計測した。「JF760」ほどではないが、HDDである「SJ35T3」も、大容量データのコピーで、USB3.0ポート使用のアドバンテージが生きてくる。
撮りためたフルHD画質のTV録画データやデジタルカメラで撮影したRAWデータなど、高画質、大容量データをまとめてバックアップする際、USB3.0ポートと「SJ35T3」のコンビは強い味方になってくれるだろう。
従来のUSB2.0に代わり、標準的なインターフェースとして急速に普及が進むUSB3.0。これから発売するほぼすべてのPCに搭載されていくことを考えると、その高速規格に対応する「JF760」や「SJ35T3」などのUSB3.0対応機器は、快適なPCライフを送るには、どうしても必要なものだ。
そのなかで、メモリ機器やストレージ機器などで常に業界をリードしているトランセンドの製品は、選ぶ価値のある機能と信頼性を備えている。( ITジャーナリスト・市川 昭彦)
トランセンドのUSBメモリと外付けHDD
あなたのPCに「USB3.0」は搭載されている?
まずは使っているPCのスペックを確認しよう。もし、USB3.0を搭載しているなら、その性能を生かさない手はない。USB3.0ポートは端子が青いので、簡単に見分けることができる。
USB3.0は、USB2.0の10倍以上となる5Gbpsの転送速度をもつ最新のインターフェースだ。USB2.0と互換性があり、従来のUSB2.0対応機器をそのまま接続することもできる。しかし、その性能を生かすには、USB3.0対応機器と組み合わせたい。これまでになかった圧倒的な転送性能は、確実にPCの快適性を向上させてくれる。
これから主流となるインターフェースだけに、対応機器は増えつつある。特にUSBメモリや外付けHDDは転送速度がポイントになってくる機器だけに、各メーカーは対応機器を豊富にラインアップしている。
スライド式のコンパクトなUSBメモリ、「JF760」&「JF770」
USB3.0の高速転送を存分に体感したいなら、信頼のおけるメーカーの製品を選びたい。今回紹介するトランセンドジャパンは、そんな信頼のおけるメーカーの筆頭格だ。メモリカードやPC用メモリ、USBメモリなど、記憶媒体を数多く販売している。
「USB」と聞いて、真っ先に「USBメモリ」を思い浮かべる人は多いだろう。最近のUSBメモリは大容量化が進み、16~32GBモデルが販売台数シェアを伸ばしている。これは、フルHD画質の動画や高画質の画像など、大きなサイズのファイルが増えて扱うデータが大容量になっていることと、それらを保存するUSBメモリの大容量モデルが安くなっているからだ。そして、こうした大容量データを扱うには、記憶媒体の容量はもちろん、転送速度も重要なポイントとなる。
トランセンドのUSBメモリ「JF760」(下)と「JF770」(上)
トランセンドのUSBメモリ「JF760」「JF770」は、USB3.0に対応した最新モデル。容量は「JF760」が4/8/16/32GB、「JF770」が8/16/32GB。スライド式のコネクタを備え、キャップを紛失することもなく、使わないときはコネクタを本体内に収納してコンパクトに持ち歩くことができる。
コネクタを収納するとこんなにコンパクト
それでは、転送速度を検証しよう。今回使うのは「JF760」の32GBモデル。USB2.0ポートとUSB3.0ポート経由で、「JF760」に大容量データをコピーした際の所要時間を計測した。
2GBのデータをコピーした場合、USB2.0ポートの所要時間は2分12秒、USB3.0ポートの所要時間は1分28秒だった。転送データ容量を増やし、10GBにするとUSB2.0は12分00秒だったのに対し、USB3.0は7分10秒だった。
USB2.0 | USB3.0 | |
2GBのファイルコピー | 2分12秒 | 1分28秒 |
10GBのファイルコピー | 12分00秒 | 7分10秒 |
転送速度の差は一目瞭然。2/10GBともに、USB2.0と3.0ポートの間には、2倍近い速度差があった。実際、コピー状況を示すプログレスバーの進み方も、USB3.0ポートを用いた時の方がスムーズに進んでいく。このスピードは、フルHD画質の動画やデジタルカメラデータの大量バックアップなどにかなり重宝するだろう。
ファンレスで動作音が静かなUSB3.0対応外付けHDD「SJ35T3」
USBポートに接続して使う外付けHDDも、USB3.0の恩恵を感じやすい機器の一つ。いうまでもなく、HDDの転送速度は高速であればあるほど快適だ。特にHDDの大容量化が進んでいるいまは、テラバイト(TB)のモデルが標準になりつつあるので、その効果も顕著に現れる。大容量データの一括バックアップはもちろん、大きなファイルのデータコピーや保存、OSのキャッシュ領域としての使用などでも、5Gbpsという転送速度に対応したUSB3.0対応HDDの恩恵は、非常に大きなものがある。
トランセンドの外付けHDD「SJ35T3」シリーズは、USB3.0と2.0に対応し、容量も1~3TBと大容量モデルが揃う。ファンレスによる低騒音設計で、動作音も静かだ。また、消費電力を最大70%削減するオートスリープモードを搭載している。
外付けHDD「SJ35T3」シリーズ、
縦置きで設置できるので省スペース性を求める人にもピッタリ
縦置きで設置できるので省スペース性を求める人にもピッタリ
USBメモリの「JF760」同様、「SJ35T3」も2GBと10GBのデータ転送の所要時間を計測した。「JF760」ほどではないが、HDDである「SJ35T3」も、大容量データのコピーで、USB3.0ポート使用のアドバンテージが生きてくる。
撮りためたフルHD画質のTV録画データやデジタルカメラで撮影したRAWデータなど、高画質、大容量データをまとめてバックアップする際、USB3.0ポートと「SJ35T3」のコンビは強い味方になってくれるだろう。
快適なPCライフを約束するUSB3.0対応機器
従来のUSB2.0に代わり、標準的なインターフェースとして急速に普及が進むUSB3.0。これから発売するほぼすべてのPCに搭載されていくことを考えると、その高速規格に対応する「JF760」や「SJ35T3」などのUSB3.0対応機器は、快適なPCライフを送るには、どうしても必要なものだ。
そのなかで、メモリ機器やストレージ機器などで常に業界をリードしているトランセンドの製品は、選ぶ価値のある機能と信頼性を備えている。( ITジャーナリスト・市川 昭彦)