電子ブックリーダー「kobo Touch」、スーパー「イオン」のデジタル家電売り場で販売

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2012/08/06 12:34

 楽天の子会社のKobo(カナダ)は、イオンリテールが運営する総合スーパー「イオン」で、電子ブックリーダー「kobo Touch(コボ タッチ)」の販売を開始した。

全4色のkobo Touch

 「kobo Touch」は、目にやさしいE Inkの電子ペーパーを採用した電子ブックリーダー。コンテンツフォーマットに日本語の縦書きやルビ表示などに対応する世界標準規格のEPUB3.0を採用し、PDFやJPEG、GIFにも対応する。内蔵メモリは約2GBで、使用可能領域は約1GB。通信機能はWi-Fiのみ。カラーは、ブルー、シルバー、ライラック、ブラックの4色。サイズは幅114mm×高さ165mm×厚さ10mmで、重さは約185g。

 7月19日の発売と同時に、Koboは「koboイーブックストア」をオープンし、日本での電子書籍サービスを開始した。小説やエッセイ、ビジネス書、コミックなど、さまざまなジャンルの電子ブックコンテンツを取り揃える。1日1000の日本語タイトルの追加を目標に掲げ、8月末までに累計6万タイトル、12月末までに累計20万タイトルに増やす計画。また今後、PCやスマートフォンでも読めるマルチデバイスに対応する予定。

 日本向けの「kobo Touch」は、インターネットショッピングモール「楽天市場」をはじめ、ビックカメラ、ソフマップ、コジマなどの家電量販店の店頭・オンラインショップ、大手書店で販売している。

 さらに、新たな利用者層への拡大を目指し、8月4日にイオン品川シーサイド店やイオンナゴヤドーム前店、イオン与野店、イオン幕張店、イオン船橋店(イオンデジタルワールド)など、イオンの26店舗のデジタル家電売り場で販売を開始した。順次、全国のイオン約150店舗に拡大する予定。