日立、細くて軽い「スマートホース」を採用したサイクロンクリーナーなど12モデル

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2012/07/05 12:31

 日立アプライアンスは、サイクロン式クリーナーと紙パック式クリーナーを7月21日より順次発売すると発表した。ラインアップは、サイクロン式の「2段ブーストサイクロン」シリーズが5モデル、「ごみダッシュサイクロン」シリーズが4モデル、紙パック式の「かるパック」シリーズが3モデルで、すべて価格はオープン。

クリーナー12モデルを一挙公開

「2段ブーストサイクロン」は補集率の高いプレミアムモデルと小型モデルを用意



 「2段ブーストサイクロン」シリーズは、ゴミやホコリをキャッチする割合を示す補集率が高い「CV-SW7000/5000/3000」を7月21日に、小型・軽量の「CV-SW200/100」を8月25日に発売する。

「2段ブーストサイクロン」シリーズの最上位モデル「CV-SW7000」

 「CV-SW7000/5000/3000」は、軽量素材のカーボンライトと、新開発の細くて軽い「スマートホース」を採用。「スマートホース」は、従来のホースに比べて内径が10mm細い36mmで、重量も約17%軽量化した。

従来のホースと「スマートホース」。従来のホースに入るほど細い

 さらに、ホース表面の凸部に潤滑剤配合の硬質樹脂を採用し、滑りをよくして、家具や床、衣服などに引っかかりにくいようにした。

 実勢価格は補集率約99.999%で電動式「自動フィルターお手入れ機構」を採用した「CV-SW7000」が8万円前後、補集率約99.999%で「フィルターお手入れ機構」を備えた「CV-SW5000」が7万円前後、補集率約99.9%で「フィルターお手入れ機構」を備えた「CV-SW3000」が6万円前後の見込み。

 小型・軽量の「CV-SW200」は、カーボンライトと「スマートホース」を採用。新開発の小型高性能モーターを搭載し、パワーを落とさずに重量を3.5kgに抑えた。実勢価格は「CV-SW200」が6万円前後、エントリモデルの「CV-SW100」が4万5000円前後の見込み。

重さ3.5kgの「CV-SW200」

パワー重視の「ごみダッシュサイクロン」、ワンプッシュでゴミ捨て終了



 「ごみダッシュサイクロン」シリーズはパワー重視のサイクロンクリーナーで、8月25日に発売する。上位モデルの「CV-SW20」は、新開発の高性能ファンモーターを搭載し、高い吸込仕事率を実現。ヘッドとパイプにカーボンライトを採用し、従来機種に比べて約13%の軽量化を実現した。

「ごみダッシュサイクロン」シリーズの上位モデル「CV-SW20」

 ボタンを押してゴミをパッと飛び出させ、ゴミに触らずに捨てることができる「ごみダッシュ」機構を従来機種から引き続き採用。「立体フィルター」にティッシュペーパーを装着して、フィルターのゴミの付着を軽減し、目づまりを抑制することができる。

 実勢価格は、ヘッドが「ワイドごみハンターヘッド」の上位モデル「CV-SW20」が5万円前後、「ごみハンターヘッド」の「CV-SW10」が4万円前後、「パワフルヘッド」の「CV-SW9」が3万円前後、「パワフルエアーヘッド」の「CV-SW8」が2万5000円前後の見込み。

業界トップクラスの吸込仕事率を実現した「かるパック」シリーズ



 紙パック式の「かるパック」シリーズは、カーボンライト&スマートホースを採用した「CV-PW300」、パワー重視の「CV-PW20」「CV-PW10」の3モデルで、7月21日に発売する。

カーボンライト&スマートホースを採用した「CV-PW300」

 「CV-PW300」はヘッドとパイプにカーボンライト素材を、ホースにスマートホースを採用し、重量を3.8kgに抑えた。運転音にも配慮し、従来機種に比べて4dB低減した59dBの低騒音を実現した。

 「CV-PW20/10」は、新開発の高性能ファンモーターを搭載し、紙パック式クリーナーとして業界トップクラスの660Wの吸込仕事率を実現。ファンの回転翼外周にある固定翼を改良し、耳障りな高周波音を低減した。

 実勢価格は「CV-PW300」が6万円前後、「CV-PW20」が5万円前後、「CV-PW10」が4万円前後の見込み。