KDDI、映像サービス「ビデオパス」がパソコンに対応

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2012/06/01 17:21

 KDDIと沖縄セルラーは、6月1日、映像サービス「ビデオパス」の対応デバイスにパソコンを追加した。auスマートフォンで「ビデオパス」を契約していれば、ケータイPC連動設定している「au ID」を利用して、追加料金を支払うことなく、パソコンで作品を視聴できる。

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 「ビデオパス」は、映画やドラマ、アニメ、音楽など、さまざまなジャンルの映像作品を、スマートフォンやパソコンなど、複数のデバイスで視聴できるマルチデバイス対応の映像サービス。5月15日に提供を開始した。月額590円で対象作品を何作品でも視聴でき、見放題プランには含まれない新作を毎月1本視聴できる「見放題プラン」と、作品ごとにレンタル視聴できる「アラカルトプラン」を用意する。「アラカルトプラン」の場合、レンタル期間・価格は作品によって異なる。ドラマなどのシリーズものをまとめてレンタルできる「レンタルパック」も提供する予定。ドラマ・アニメの第一話など、一部の作品は無料で配信する。

 当初は、Android用アプリ「ビデオパス」をインストールしたスマートフォンでしか視聴できなかった。今回のパソコンに続き、7月下旬にはタブレット端末も対応する予定。また今後、パソコン版「ビデオパス」では、マイリスト機能、ジャンル検索機能、Facebook・Twitter連携機能を実装するなど、機能拡張を行っていく。

 パソコン版「ビデオパス」の対応機種は、Windows XP SP2以降、Mac OS X 10.5.7以降を搭載し、動作条件を満たしたWindwos PCとMac。対応ブラウザは、Internet Explorer 7.0以降(Windows 7上でのInternet Explorer 7.xは動作保障外)、Firefox 3.6以降、Safari 4以降(Macのみ)、Chrome12以降(Mac除く)。作品の再生には、Microsoft Silverlight 5以降が必要。スマートフォン版の対応機種は、Android 2.3以降を搭載したauスマートフォン(ISW11HTを除く)。

 「見放題プラン」対象の6月配信作品は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー(PART1~3)』『ボーン・アイデンティティー』『スラムダンク』など。レンタル対象作品は、『リアル・スティール』『ドラゴン・タトゥーの女』『リアル鬼ごっこ』『宇宙兄弟』など。