ドコモ、スマートフォン向け放送局「NOTTV」対応のスマートフォンとタブレット端末

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2012/02/16 18:09

 NTTドコモは、2月16日、スマートフォン向け放送局「NOTTV(ノッティーヴィー)」に国内で初めて対応したスマートフォン「docomo NEXT series AQUOS PHONE SH-06D」と、持ち歩きに便利な7インチの「Xi」対応タブレット端末「ドコモ タブレット MEDIAS TAB N-06D」を3~4月に発売すると発表した。

「NOTTV」対応のスマートフォンとタブレット端末

 2機種とも、日本で初めて携帯端末向けV-Highマルチメディア放送「モバキャス」に対応し、mmbiが「モバキャス」の仕組みを利用して4月1日から開始する新しい放送サービス「NOTTV」を楽しめる。「NOTTV」のサービス利用料は月額420円。なお、「NOTTV」は、モバキャス放送エリア内でしか視聴できない。サービス開始当初は、東名阪地域を中心に展開し、放送開始1年目の2012年度末の時点で世帯カバー率約73%を目標としている。さらに5年目には、ほぼ日本全国をカバーする放送エリア整備を目指す。 

AQUOS PHONE SH-06D(Blue Black)

 「AQUOS PHONE SH-06D」は、約4.5インチの大画面HD液晶と1.2GHzデュアルコアCPUを搭載し、映像を高画質で再生する。本体と同色の付属のアンテナ付き卓上ホルダを使って、充電しながら横向きフル画面で「NOTTV」を視聴することもできる。ディスプレイは3Dコンテンツの再生に対応し、「NOTTV」の3D対応番組を裸眼で楽しめる。 

「AQUOS PHONE SH-06D」をアンテナ付き卓上ホルダにセット

 IPX5/IPX7の防水・IP5Xの防塵、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、Wi-Fiテザリングなど、便利な機能を備えている。サイズは高さ約128.0×幅66.0×厚さ11.8mmで、重さは約145g。カラーはMagenta Red、Blue Black、Whiteの3色。発売時期は3月の予定。 

MEDIAS TAB N-06D

 「MEDIAS TAB N-06D」は、1280×800ドットの高精細な約7インチの液晶ディスプレイ、1.2GHzのデュアルコアCPUを搭載しながら、薄さ約9.9mm、重さ約350gと軽量・スリムなタブレット端末。IPX5/IPX7の防水・IP5Xの防塵やワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、Wi-Fiテザリングに加え、音声通話機能と受信時最大75Mbpsの高速でデータ通信できるドコモのLTEサービス「Xi」に対応している。サイズは高さ約120.0×幅200.0×厚さ9.9mm。カラーはSilver。コンテンツを閲覧しながら充電できる角度調節可能な卓上ホルダが付属する。発売時期は4月の予定。

 2機種とも、OSはAndroid 2.3。「spモード」「spモードメール」「dマーケット」など、ドコモの主要なサービスに対応している。バッテリ容量は「AQUOS PHONE SH-06D」が1520mAh、「MEDIAS TAB N-06D」は3610mAh。 

「NOTTV」のロゴ

 ドコモは、mmbiと共同で「モバキャス」に対応する「AQUOS PHONE SH-06D」「MEDIAS TAB N-06D」を約2週間無償で貸し出す「NOTTVモニターキャンペーン」を実施する。受付は「モバキャス」放送のエリア内のドコモショップとキャンペーンサイト。実施期間は「AQUOS PHONE SH-06D」の発売日(ウェブ受付は3月1日)から9月30日まで。

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