キヤノン、コンパクトデジカメ「PowerShot」シリーズ、史上最高画質の「G1 X」など6機種
キヤノンは、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot」シリーズの新製品として、キヤノンのコンパクトデジタルカメラ史上、最高画質を実現した「PowerShot G1 X」をはじめ6機種を3月上旬から順次発売する。
「PowerShot G1 X」は、従来機種「G12」の約6.3倍の面積で、縦の長さがAPS-Cサイズとほぼ等しい有効画素数約1430万画素の1.5型CMOSセンサを搭載。キヤノンのコンパクトデジカメ史上最高で、デジタル一眼レフカメラに迫る画質を実現した。
レンズは、35mmフィルム換算で28~112mm相当の光学4倍ズーム。「EOS」シリーズ用の交換レンズ「EFレンズ」に匹敵する最大径のUAレンズや、3枚ガラスモールドレンズを採用し、光の反射防止とフレアやゴーストの発生を低減する「スーパースペクトラコーティング」を施した。絞りは、美しいボケ味を実現する6枚羽根の虹彩絞り。
撮影シーンに合わせて六つの光学式手ブレ補正(IS)を自動で切り替える「マルチシーン IS」を搭載。高度な手ブレ検出と組み合わせることで、シャッタースピード換算で最大約4段分の手ブレ補正ができる。映像エンジンには、ノイズ処理能力を向上した「DIGIC 5」を搭載している。
撮影画像のファイル形式には「EOS」シリーズと共通のソフト「Digital Photo Professional」で、PC上で現像処理できる「RAW」形式を選択できる。また、大型CMOSセンサを生かしたフルHD撮影機能を備える。
本体には、光学ファインダーとバリアングル式液晶モニタを搭載、外部ストロボや光学フィルタなど、各種「EOS」用アクセサリを装着できる。ホールド性にすぐれたグリップ上部には、グリップを握りながら設定を切り替えできる電子ダイヤルを備える。背面カバーには金属、内部シャーシにはステンレスを採用することで、高い質感と剛性を実現した。
対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード。サイズは幅116.7×高さ80.5×奥行き64.7mmで、重さは約534g。発売は3月上旬。価格はオープンで、直販サイト「キヤノンオンラインショップ」での価格は7万4980円の予定。
「PowerShot SX260 HS」は、有効画素数約1210万画素のCMOSセンサと、35mmフィルム換算で25~500mm相当の光学20倍ズームレンズを搭載。UDレンズや両面非球面レンズの採用によって、高倍率の望遠領域で発生しやすい色収差などの発生を防いでいる。
また、従来の全自動撮影機能「こだわりオート」に、撮りたい人の顔や名前、誕生日を登録することで、撮影時に画面に映る複数の人物から撮りたい人を見つけてピントや露出を最適化する「個人認証」機能を新たに搭載した。
撮影シーンに応じて手ブレを補正する光学式手ブレ補正「マルチシーン IS」を搭載。「こだわりオート」との組み合わせによって、最大205パターンのシーンを判別する。また、フルHD動画撮影に対応。動画撮影中でも光学ズームや手ブレ補正ができる。
本体には、GPS衛星からの信号を捉えるアンテナを搭載し、撮影した画像のExif情報に撮影地点の位置情報(緯度・経度・標高・UTC時間)を自動的に記録する。また、一定間隔で自動測位を行う「ロガー機能」を省電力化して、測位可能時間を2倍以上に向上した。
対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード。サイズは幅106.3×高さ61.0×奥行き32.7mmで、重さは約231g。発売は3月上旬。価格はオープンで、直販サイト「キヤノンオンラインショップ」での価格は3万4980円の予定。
「PowerShot D20」は、水深10mまでの水圧に耐えるIPX8相当の防水性能と、IP6X相当の防塵性能をもつ。また、高トルクのモーターと結露を防ぐ二重ガラス構造を採用。マイナス10度までの耐寒性と、1.5mの落下に耐える耐衝撃性を備える。
有効画素数約1210万画素のCMOSセンサと、35mmフィルム換算で28~140mm相当の光学5倍ズームレンズを搭載。GPS機能で、撮影した画像のExif情報に撮影地点の位置情報(緯度・経度・標高・UTC時間)を自動的に記録する。さらに、水中でも被写体に近寄って大きく撮影できる「水中マクロ」を備える。
別売で、カメラをからだに密着させるショルダーストラップや、腰からぶら下げることで両手が自由になるカラビナストラップ、ベルトやバックに吊り下げるカラビナ付きソフトケース、キズを防ぐシリコンジャケットなど、アウトドアシーンに対応する豊富なアクセサリを用意する。
対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード。サイズは幅112.3×高さ70.8×奥行き28.0mmで、重さは約228g。発売は5月中旬。価格はオープンで、「キヤノンオンラインショップ」での価格は3万4980円の予定。
「PowerShot A3400 IS」は、有効画素数約1600万画素のCCDセンサと、35mmフィルム換算で28~140mm相当の光学5倍ズームを搭載。撮影状況に合わせて手ブレ補正を自動制御する「マルチシーン IS」と全自動撮影機能「こだわりオート」の組み合わせによって、最大78パターンから最適な設定を自動で選択する。
背面の3.0型液晶モニタには、「PowerShot A」シリーズ初のタッチパネルを採用。画面に触れるだけで撮影できる「タッチシャッター」を搭載し、好みの画像に設定する「ライブビューコントロール」を直感的に操作できる。新たに、操作や設定に困ったときにガイドを表示するヘルプボタンを追加した。
対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード。サイズは幅94.4×高さ56.3×奥行き21.3mmで、重さは約141g。発売は3月上旬で、カラーは、シルバー、ゴールド、レッドの3色。価格はオープンで、「キヤノンオンラインショップ」での価格は1万7980円の予定。
「PowerShot A2300」「PowerShot A810」は、カメラが自動的に被写体を判別して手ブレや被写体ブレを軽減する「デジタルIS」を搭載。被写体が人物ならシャッタースピードを制御してブレ軽減処理を行い、人物以外なら1回の撮影で3枚の画像を連続撮影し、合成するか最もブレの少ない1枚を選んで記録する。
有効画素数数約1600万画素のCCDセンサと、35mmフィルム換算で28~140mm相当の光学5倍ズームを搭載。新たに、操作や設定に困ったときにガイドを表示するヘルプボタンを追加した。対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード。
「PowerShot A2300」のサイズは幅94.4×高さ54.2×奥行き20.1mmで、重さは約125g。発売は3月上旬で、カラーは、シルバー、レッド、ブラックの3色。価格はオープンで、「キヤノンオンラインショップ」での価格は1万2980円の予定。
「PowerShot A810」のサイズは幅94.7×高さ61.3×奥行き29.8mmで、重さは約171g。発売は4月上旬。価格はオープンで、「キヤノンオンラインショップ」での価格は1万2980円の予定。
PowerShot G1 X
「PowerShot G1 X」は、従来機種「G12」の約6.3倍の面積で、縦の長さがAPS-Cサイズとほぼ等しい有効画素数約1430万画素の1.5型CMOSセンサを搭載。キヤノンのコンパクトデジカメ史上最高で、デジタル一眼レフカメラに迫る画質を実現した。
レンズは、35mmフィルム換算で28~112mm相当の光学4倍ズーム。「EOS」シリーズ用の交換レンズ「EFレンズ」に匹敵する最大径のUAレンズや、3枚ガラスモールドレンズを採用し、光の反射防止とフレアやゴーストの発生を低減する「スーパースペクトラコーティング」を施した。絞りは、美しいボケ味を実現する6枚羽根の虹彩絞り。
撮影シーンに合わせて六つの光学式手ブレ補正(IS)を自動で切り替える「マルチシーン IS」を搭載。高度な手ブレ検出と組み合わせることで、シャッタースピード換算で最大約4段分の手ブレ補正ができる。映像エンジンには、ノイズ処理能力を向上した「DIGIC 5」を搭載している。
撮影画像のファイル形式には「EOS」シリーズと共通のソフト「Digital Photo Professional」で、PC上で現像処理できる「RAW」形式を選択できる。また、大型CMOSセンサを生かしたフルHD撮影機能を備える。
本体には、光学ファインダーとバリアングル式液晶モニタを搭載、外部ストロボや光学フィルタなど、各種「EOS」用アクセサリを装着できる。ホールド性にすぐれたグリップ上部には、グリップを握りながら設定を切り替えできる電子ダイヤルを備える。背面カバーには金属、内部シャーシにはステンレスを採用することで、高い質感と剛性を実現した。
対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード。サイズは幅116.7×高さ80.5×奥行き64.7mmで、重さは約534g。発売は3月上旬。価格はオープンで、直販サイト「キヤノンオンラインショップ」での価格は7万4980円の予定。
PowerShot SX260 HS
「PowerShot SX260 HS」は、有効画素数約1210万画素のCMOSセンサと、35mmフィルム換算で25~500mm相当の光学20倍ズームレンズを搭載。UDレンズや両面非球面レンズの採用によって、高倍率の望遠領域で発生しやすい色収差などの発生を防いでいる。
また、従来の全自動撮影機能「こだわりオート」に、撮りたい人の顔や名前、誕生日を登録することで、撮影時に画面に映る複数の人物から撮りたい人を見つけてピントや露出を最適化する「個人認証」機能を新たに搭載した。
撮影シーンに応じて手ブレを補正する光学式手ブレ補正「マルチシーン IS」を搭載。「こだわりオート」との組み合わせによって、最大205パターンのシーンを判別する。また、フルHD動画撮影に対応。動画撮影中でも光学ズームや手ブレ補正ができる。
本体には、GPS衛星からの信号を捉えるアンテナを搭載し、撮影した画像のExif情報に撮影地点の位置情報(緯度・経度・標高・UTC時間)を自動的に記録する。また、一定間隔で自動測位を行う「ロガー機能」を省電力化して、測位可能時間を2倍以上に向上した。
対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード。サイズは幅106.3×高さ61.0×奥行き32.7mmで、重さは約231g。発売は3月上旬。価格はオープンで、直販サイト「キヤノンオンラインショップ」での価格は3万4980円の予定。
PowerShot D20
「PowerShot D20」は、水深10mまでの水圧に耐えるIPX8相当の防水性能と、IP6X相当の防塵性能をもつ。また、高トルクのモーターと結露を防ぐ二重ガラス構造を採用。マイナス10度までの耐寒性と、1.5mの落下に耐える耐衝撃性を備える。
有効画素数約1210万画素のCMOSセンサと、35mmフィルム換算で28~140mm相当の光学5倍ズームレンズを搭載。GPS機能で、撮影した画像のExif情報に撮影地点の位置情報(緯度・経度・標高・UTC時間)を自動的に記録する。さらに、水中でも被写体に近寄って大きく撮影できる「水中マクロ」を備える。
別売で、カメラをからだに密着させるショルダーストラップや、腰からぶら下げることで両手が自由になるカラビナストラップ、ベルトやバックに吊り下げるカラビナ付きソフトケース、キズを防ぐシリコンジャケットなど、アウトドアシーンに対応する豊富なアクセサリを用意する。
対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード。サイズは幅112.3×高さ70.8×奥行き28.0mmで、重さは約228g。発売は5月中旬。価格はオープンで、「キヤノンオンラインショップ」での価格は3万4980円の予定。
PowerShot A3400 IS
「PowerShot A3400 IS」は、有効画素数約1600万画素のCCDセンサと、35mmフィルム換算で28~140mm相当の光学5倍ズームを搭載。撮影状況に合わせて手ブレ補正を自動制御する「マルチシーン IS」と全自動撮影機能「こだわりオート」の組み合わせによって、最大78パターンから最適な設定を自動で選択する。
背面の3.0型液晶モニタには、「PowerShot A」シリーズ初のタッチパネルを採用。画面に触れるだけで撮影できる「タッチシャッター」を搭載し、好みの画像に設定する「ライブビューコントロール」を直感的に操作できる。新たに、操作や設定に困ったときにガイドを表示するヘルプボタンを追加した。
対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード。サイズは幅94.4×高さ56.3×奥行き21.3mmで、重さは約141g。発売は3月上旬で、カラーは、シルバー、ゴールド、レッドの3色。価格はオープンで、「キヤノンオンラインショップ」での価格は1万7980円の予定。
PowerShot A2300(左)、PowerShot A810
「PowerShot A2300」「PowerShot A810」は、カメラが自動的に被写体を判別して手ブレや被写体ブレを軽減する「デジタルIS」を搭載。被写体が人物ならシャッタースピードを制御してブレ軽減処理を行い、人物以外なら1回の撮影で3枚の画像を連続撮影し、合成するか最もブレの少ない1枚を選んで記録する。
有効画素数数約1600万画素のCCDセンサと、35mmフィルム換算で28~140mm相当の光学5倍ズームを搭載。新たに、操作や設定に困ったときにガイドを表示するヘルプボタンを追加した。対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード。
「PowerShot A2300」のサイズは幅94.4×高さ54.2×奥行き20.1mmで、重さは約125g。発売は3月上旬で、カラーは、シルバー、レッド、ブラックの3色。価格はオープンで、「キヤノンオンラインショップ」での価格は1万2980円の予定。
「PowerShot A810」のサイズは幅94.7×高さ61.3×奥行き29.8mmで、重さは約171g。発売は4月上旬。価格はオープンで、「キヤノンオンラインショップ」での価格は1万2980円の予定。