「BCN AWARD 2012」表彰式を開催、スマートフォンなど4部門を新設、「ITジュニア賞」も同時開催
BCNは、1月25日、PCやデジタル家電などの年間販売数量No.1メーカーを表彰する「BCN AWARD 2012」の表彰式と、すぐれた技術をもつ若者を表彰する「BCN ITジュニア賞 2012」の表彰式を開催した。会場の東京・大手町サンケイプラザには、メーカーや販売店関係者、ITジュニアと指導する先生方、さらにはユーザー代表など約300人が集い、受賞を祝した。
「BCN AWARD」は、全国の主要なPC専門店や家電量販店、ネットショップなどから収集したPOSデータ「BCNランキング」にもとづき、年間で最も販売数量の多かったメーカーを部門ごとに表彰する制度。「BCN AWARD 2012」は、2011年1月1日~12月31日のデータをもとに、ハードウェア74部門、ソフトウェア33部門、計107部門/52社が栄冠に輝いた。
今年は、「タブレット端末」「タブレット端末アクセサリ」「三脚・一脚」「スマートフォン」の4部門を新設。また、伸び率が高く、震災復興にも活躍が期待される「CADソフト部門」を再び表彰対象部門とした。表彰式は、新設部門受賞社――アップル(タブレット端末/スマートフォン)、エレコム(タブレット端末アクセサリ)、スリック(三脚・一脚)――へのトロフィー授与で幕を開けた。
トロフィー授与終了後には、同一部門で10年連続受賞したアドビ システムズ、エレコム、バッファローの3社をあらためて紹介。会場に大きな拍手が響いた。
続いて、IT関連のコンテストで優秀な成績を収め、すぐれた技術をもつ若者を表彰する「BCN ITジュニア賞 2012」の表彰式に移った。BCN ITジュニア賞は、NPO法人ITジュニア育成交流協会の推薦にもとづいて選定を行っている。
冒頭、協会の協賛企業を代表して挨拶に立ったオービックビジネスコンサルタント(OBC)の和田成史社長が、「チームワークを大切に、夢と挑戦の志をもって羽ばたくことを期待している」と、これからの日本のIT技術を担う学生・生徒たちにエールを送った。
受賞者を代表して、宮城県工業高等学校の高橋翔哉さんは、「東日本大震災で、宮城県は大きな被害を受けた。そのなかで、インターネットが不安を取り除いてくれた」と、被災体験から考えたことを述べ、「これからも、ものづくりに励み、ITを発展させていきたい」と抱負を語り、会場から万雷の拍手を浴びた。
ITジュニア育成交流協会の高橋文男理事長は、「受賞校だけでなく、新しい芽はたくさんある。若い世代とともに、IT業界の輪が広がっていくことが重要だ」と挨拶。会場に集った受賞社・販売店は、「ITジュニア」への温かい応援の拍手を送った。
続いて、「BCN AWARD」の受賞社を代表して、NECパーソナルコンピュータの加藤秀章執行役員常務が登壇。「今年の業界には、Windows 8やウルトラブックなどの話題がある。当社も心をワクワクさせるイノベーティブな製品を出して、業界を盛り上げていきたい」と今年の抱負を語った。
表彰式の最後、データ提供会社を代表して挨拶に立ったビックカメラの塚本智明取締役常務執行役員営業本部長は、「メーカーがつくる製品には、価値がある。われわれ『売る人』の使命は、この『つくる人』が製品に込めた価値を、『使う人』、すなわちお客様に伝えることだ。今回、『BCN AWARD』に初めて参加して、非常に感動した。この感動を、今後の販売などの展開に生かしたい」と語った。
表彰式終了後に行われた懇親会では、宮城県工業高等学校の平子英樹教諭が「BCN ITジュニア賞は、生徒と同じ気持ちになって感慨深かった」と挨拶。乾杯の挨拶では、アマゾン ジャパンの根本啓ディレクター兼統括事業本部長が、「当社も、今まで以上にお客様に理解してもらえるサービスを提供していかなければならないと感じた」と述べた。また懇親会のなかでは、トレンドマイクロ、アイ・オー・データ機器、サンワサプライの提供する製品が「BCN ITジュニア賞」受賞者に副賞として贈られた。
・動画で観る「BCN AWARD 2012」「BCN ITジュニア賞 2012」表彰式
・「BCN AWARD 2012」受賞社決定、新設の「スマートフォン」はアップル、「携帯オーディオ」はソニーが初受賞
「BCN AWARD」特設ページでは、2011年度の各部門トップ3とその販売台数シェアも公開しています。1位の企業が「BCN AWARD 2012」受賞企業となります。
「BCN AWARD 2012」表彰式には約300人が集まった
「BCN AWARD」は、全国の主要なPC専門店や家電量販店、ネットショップなどから収集したPOSデータ「BCNランキング」にもとづき、年間で最も販売数量の多かったメーカーを部門ごとに表彰する制度。「BCN AWARD 2012」は、2011年1月1日~12月31日のデータをもとに、ハードウェア74部門、ソフトウェア33部門、計107部門/52社が栄冠に輝いた。
新設4部門の受賞メーカー。左からスリックの高田昌一常務、エレコムの福良卓二スーパーバイザー、アップルの竹林賢広報部長、BCNの奥田喜久男社長
今年は、「タブレット端末」「タブレット端末アクセサリ」「三脚・一脚」「スマートフォン」の4部門を新設。また、伸び率が高く、震災復興にも活躍が期待される「CADソフト部門」を再び表彰対象部門とした。表彰式は、新設部門受賞社――アップル(タブレット端末/スマートフォン)、エレコム(タブレット端末アクセサリ)、スリック(三脚・一脚)――へのトロフィー授与で幕を開けた。
販売店代表者からトロフィーを授与。筆まめの萩原義博社長(左)にトロフィーを贈るグッドウィルの田中満祐代表取締役
トロフィー授与終了後には、同一部門で10年連続受賞したアドビ システムズ、エレコム、バッファローの3社をあらためて紹介。会場に大きな拍手が響いた。
続いて、IT関連のコンテストで優秀な成績を収め、すぐれた技術をもつ若者を表彰する「BCN ITジュニア賞 2012」の表彰式に移った。BCN ITジュニア賞は、NPO法人ITジュニア育成交流協会の推薦にもとづいて選定を行っている。
「BCN ITジュニア賞 2012」表彰式も続けて行った
冒頭、協会の協賛企業を代表して挨拶に立ったオービックビジネスコンサルタント(OBC)の和田成史社長が、「チームワークを大切に、夢と挑戦の志をもって羽ばたくことを期待している」と、これからの日本のIT技術を担う学生・生徒たちにエールを送った。
OBCの和田成史社長
受賞者を代表して、宮城県工業高等学校の高橋翔哉さんは、「東日本大震災で、宮城県は大きな被害を受けた。そのなかで、インターネットが不安を取り除いてくれた」と、被災体験から考えたことを述べ、「これからも、ものづくりに励み、ITを発展させていきたい」と抱負を語り、会場から万雷の拍手を浴びた。
宮城県工業高等学校の高橋翔哉さん
ITジュニア育成交流協会の高橋文男理事長は、「受賞校だけでなく、新しい芽はたくさんある。若い世代とともに、IT業界の輪が広がっていくことが重要だ」と挨拶。会場に集った受賞社・販売店は、「ITジュニア」への温かい応援の拍手を送った。
NPO法人ITジュニア育成交流協会の高橋文男理事長
続いて、「BCN AWARD」の受賞社を代表して、NECパーソナルコンピュータの加藤秀章執行役員常務が登壇。「今年の業界には、Windows 8やウルトラブックなどの話題がある。当社も心をワクワクさせるイノベーティブな製品を出して、業界を盛り上げていきたい」と今年の抱負を語った。
NECパーソナルコンピュータの加藤秀章執行役員常務
表彰式の最後、データ提供会社を代表して挨拶に立ったビックカメラの塚本智明取締役常務執行役員営業本部長は、「メーカーがつくる製品には、価値がある。われわれ『売る人』の使命は、この『つくる人』が製品に込めた価値を、『使う人』、すなわちお客様に伝えることだ。今回、『BCN AWARD』に初めて参加して、非常に感動した。この感動を、今後の販売などの展開に生かしたい」と語った。
ビックカメラの塚本智明取締役常務執行役員
表彰式終了後に行われた懇親会では、宮城県工業高等学校の平子英樹教諭が「BCN ITジュニア賞は、生徒と同じ気持ちになって感慨深かった」と挨拶。乾杯の挨拶では、アマゾン ジャパンの根本啓ディレクター兼統括事業本部長が、「当社も、今まで以上にお客様に理解してもらえるサービスを提供していかなければならないと感じた」と述べた。また懇親会のなかでは、トレンドマイクロ、アイ・オー・データ機器、サンワサプライの提供する製品が「BCN ITジュニア賞」受賞者に副賞として贈られた。
宮城県工業高等学校の平子英樹教諭
アマゾン ジャパンの根本啓ディレクター兼統括事業本部長
「BCN ITジュニア賞」の受賞者を称えてメーカー3社が自社製品をプレゼント
・動画で観る「BCN AWARD 2012」「BCN ITジュニア賞 2012」表彰式
・「BCN AWARD 2012」受賞社決定、新設の「スマートフォン」はアップル、「携帯オーディオ」はソニーが初受賞
「BCN AWARD」特設ページでは、2011年度の各部門トップ3とその販売台数シェアも公開しています。1位の企業が「BCN AWARD 2012」受賞企業となります。