キヤノン、Wi-Fi対応の「iVIS HF M52」などデジタルビデオカメラ3機種を発表
キヤノンは、デジタルビデオカメラ「iVIS(アイビス)」シリーズの新モデル「iVIS HF M52」「HF M51」「HFR31」を3月上旬に発売する。価格はオープン。
3機種とも、フルHD解像度で記録するAVCHD形式の撮影に対応。スマートフォンやタブレット端末で視聴できるMP4ファイル形式の撮影にも対応している。記録できる画像サイズは、AVCHDでは1920×1080/1440×1080ドットで、MP4は1280×720ドット。最大記録時間はAVCHD撮影時は12時間、MP4撮影時は30分。AVCHDとMP4を同時に記録することはできない。
上位モデルの「HF M52/M51」は、業務用と同じ高性能イメージセンサ「HD CMOS PRO」を搭載。マイクロレンズやカラーフィルタの光の透過率を改善し、前モデル「HF M43/HF M41」から感度が約20%向上し、暗いシーンでもきれいに撮影できる。
エントリーモデルの「HF R31」は、独自のオンチップノイズリダクションで、クリアな画質を実現。フォトダイオードの上にあるマイクロレンズの透過率を改善し、前モデルから約3%の感度向上を実現した。
全モデルに映像エンジン「DIGIC DV III」、「キヤノン HDビデオレンズ」を搭載。新たに、撮影状況に合わせ最適なブレ補正モードを判別する「マルチシーンIS」を備える。これによって、歩きながらの撮影や望遠撮影、マクロ撮影でもブレのない映像を残すことができる。
撮影機能だけではなく、撮影アシスト機能もバージョンアップした。入学・卒業式、運動会、結婚式など、大事なイベントの撮影で失敗しないように、おすすめの撮影シーンや撮り方のコツを表示する「シナリオモード」が進化。ストーリーのある映像が簡単に撮影できる。シーンテーマには「赤ちゃん誕生」「料理」「ビデオダイアリー」の三つが加わり、計13のテーマから選ぶことができる。
さらに「HF M52/M51」は、撮影シーンに適した音質で録音する「オーディオシーンセレクト」を搭載。シーンは、音の広がりと音色の豊かさを記録する「音楽」、正面に立った人の声を強調して周辺の音を抑える「スピーチ」、くぐもった音をカットして自然の音の広がりをクリアに集める「森と野鳥」、風や空調、自動車走行音などをカットする「ノイズカット」を用意。聞きやすく、臨場感のある音を残すことができる。
さらに、上位モデルの「HFM52」はワイヤレス送信機能を備え、撮影した映像を簡単に共有できるようになった。Wi-Fi通信に対応し、DLNAネットワーク上にあるPCやホームサーバー、テレビなどにワイヤレスで送信することができる。また、専用アプリ「Movie Uploader」をインストールしたiPhone/iPad/iPod touchにMP4ファイル形式で撮影した映像をワイヤレスで転送し、保存・再生する。
これによって、PCを経由せず、外付けHDDへのダイレクト保存ができ、旅行やイベントなどで長時間撮影した映像をすぐに保存したり、大切な映像をバックアップしたりできる。外付けHDDに保存した映像は、ビデオカメラを経由してテレビで鑑賞することができる。
「HF M52/M51」は、有効約207万画素の1/3型「HD CMOS PROセンサ」を搭載し、光学10倍のズームレンズを備える。内蔵メモリは32GB。カラーは「HF M52」がブラックとレッド、「HF M51」がホワイトとレッド。実勢価格は、「HFM52」が8万5000円前後、「HFM51」が8万円前後。
「HF R31」は、有効約207万画素の1/4.85型「HD CMOSセンサ」を搭載し、光学32倍ズームレンズを備える。内蔵メモリは32GB。カラーはレッドのホワイトの2色。実勢価格は7万円前後の見込み。
左から「iVIS HF M52」「HF M51」「HFR31」
撮影機能が充実、スマートフォンで視聴できるMP4ファイル形式に対応
3機種とも、フルHD解像度で記録するAVCHD形式の撮影に対応。スマートフォンやタブレット端末で視聴できるMP4ファイル形式の撮影にも対応している。記録できる画像サイズは、AVCHDでは1920×1080/1440×1080ドットで、MP4は1280×720ドット。最大記録時間はAVCHD撮影時は12時間、MP4撮影時は30分。AVCHDとMP4を同時に記録することはできない。
上位モデルの「HF M52/M51」は、業務用と同じ高性能イメージセンサ「HD CMOS PRO」を搭載。マイクロレンズやカラーフィルタの光の透過率を改善し、前モデル「HF M43/HF M41」から感度が約20%向上し、暗いシーンでもきれいに撮影できる。
「HD CMOS PRO」搭載の「HF M52」(左)と「HF M51」(右)
エントリーモデルの「HF R31」は、独自のオンチップノイズリダクションで、クリアな画質を実現。フォトダイオードの上にあるマイクロレンズの透過率を改善し、前モデルから約3%の感度向上を実現した。
エントリーモデルの「HF R31」
全モデルに映像エンジン「DIGIC DV III」、「キヤノン HDビデオレンズ」を搭載。新たに、撮影状況に合わせ最適なブレ補正モードを判別する「マルチシーンIS」を備える。これによって、歩きながらの撮影や望遠撮影、マクロ撮影でもブレのない映像を残すことができる。
“撮る”ことが楽しくなる撮影アシスト機能
撮影機能だけではなく、撮影アシスト機能もバージョンアップした。入学・卒業式、運動会、結婚式など、大事なイベントの撮影で失敗しないように、おすすめの撮影シーンや撮り方のコツを表示する「シナリオモード」が進化。ストーリーのある映像が簡単に撮影できる。シーンテーマには「赤ちゃん誕生」「料理」「ビデオダイアリー」の三つが加わり、計13のテーマから選ぶことができる。
さらに「HF M52/M51」は、撮影シーンに適した音質で録音する「オーディオシーンセレクト」を搭載。シーンは、音の広がりと音色の豊かさを記録する「音楽」、正面に立った人の声を強調して周辺の音を抑える「スピーチ」、くぐもった音をカットして自然の音の広がりをクリアに集める「森と野鳥」、風や空調、自動車走行音などをカットする「ノイズカット」を用意。聞きやすく、臨場感のある音を残すことができる。
撮った映像を簡単に共有するワイヤレス送信機能搭載の「HFM52」
さらに、上位モデルの「HFM52」はワイヤレス送信機能を備え、撮影した映像を簡単に共有できるようになった。Wi-Fi通信に対応し、DLNAネットワーク上にあるPCやホームサーバー、テレビなどにワイヤレスで送信することができる。また、専用アプリ「Movie Uploader」をインストールしたiPhone/iPad/iPod touchにMP4ファイル形式で撮影した映像をワイヤレスで転送し、保存・再生する。
これによって、PCを経由せず、外付けHDDへのダイレクト保存ができ、旅行やイベントなどで長時間撮影した映像をすぐに保存したり、大切な映像をバックアップしたりできる。外付けHDDに保存した映像は、ビデオカメラを経由してテレビで鑑賞することができる。
「HF M52/M51」は、有効約207万画素の1/3型「HD CMOS PROセンサ」を搭載し、光学10倍のズームレンズを備える。内蔵メモリは32GB。カラーは「HF M52」がブラックとレッド、「HF M51」がホワイトとレッド。実勢価格は、「HFM52」が8万5000円前後、「HFM51」が8万円前後。
「HF R31」は、有効約207万画素の1/4.85型「HD CMOSセンサ」を搭載し、光学32倍ズームレンズを備える。内蔵メモリは32GB。カラーはレッドのホワイトの2色。実勢価格は7万円前後の見込み。